「女性は30代から社会に、その前に子育てを」という説を聞きました。
これは名案です。
寿命のぐっと伸びた現代では、30歳になってからでも、女性が一生をかける仕事を始めることができます。
会社でお茶入れもせず、X活と名づける酒呑みを続けていても、炊事作法を覚えることはできません。
自分でやってみることのできる家で、子どもに見せながら、実は見られながらの学習、いい加減で終わるか日ごとに磨きをかけるかは、子育てを終えてから、仕事の社会に出たときに成果として現れます。
子どもを何人、どう育てたか、それが入社試験面談の題材になります。
そうして、一族が社会の構成単位になっていきます。
そこでは、旦那の地位で奥さまの席順が決まるような昼食会もありません。
寿退社という言葉は消え失せ、子育てが成った成育入社が一般常識になるよう、社長さん方、よろしくお願いします。