人びとの心が澄んでいるときは、騙されてみることも心地よさを伴った刺激になる。
「なんだ、そうだったのか」で心のもやもやが溶けることもある。
健康トリックと呼べるかもしれない。
騙すほうも健康のお手伝いなら悪事にならないという自覚を持てる。
人びとの心が荒んでくると、騙すことが楽しみではなくカネ稼ぎの方法になる。
個人が個人を騙しているうちは、騙されたほうも「やられた、バカだった」ですむことが多い。
騙しの手法が、組織、それも国の政治を司る組織で用いられるようになると、罪の深さは計り知れなくなる。
騙すのが外交と信じ切っている醜い首脳のいる国、そんな国とまじめに付き合おうなどは、バカを通り越した表現不能なセイジマインドだ。
バカにつけるクスリも効かない、困ったことだ。