政治家たちの発言内容が「正しい」か「間違い」か信憑性を評価する、ファクトチェックという報道の手法があります。
この手法でチェックされるのは、発言内容が正しいか間違いか確かなことなのかであって、チェックする人が発言の仕方をどう感じたかは論外なのです。
ところが、ファクトチェックと称して【特集】という冠までつけ、言葉の端はしを切り取っては個人攻撃の材料に使っている電子版の新聞があります。
この事例の編集人は、ファクトチェックの効果には、対象の選び方と、ファクトチェッカーとして信頼されるかどうかが大きく影響するという肝心なことに目を向けてないようです。
「正しい」か「間違い」の判定に、△(言い過ぎ)などという、回し団扇のやり場に困ったような答えの書き方しかできないようなチェックからは、やっているふりしか見えて来ないでしょう。
その気になれば、一夜にして核爆弾が出来ると脅したそうだ、もう封印は解きたいね、占領政策解除は?
能ある鷹は爪隠す。
ネイルサロンが増えるのは、能がないと見せておきたい人の増加を見込んでのことでしょうか。