私は幸いにして一生銃を使わずに済みそうだ。
友達が家から持ち出してきた空気銃で、野に出てからす瓜を狙ってみたことはあった。
弾は外れるどころか、ずっと手前の草に音を立てさせて終わった。
撃った経験は、その一度だけである。
子供のときから撃つ練習をしなければならない強大国に住むのと、どちらが幸せだろうか。
文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫) | |
倉骨彰 | |
草思社 |
撃てない警官 | |
安東 能明 | |
新潮社 |
私は幸いにして一生銃を使わずに済みそうだ。
友達が家から持ち出してきた空気銃で、野に出てからす瓜を狙ってみたことはあった。
弾は外れるどころか、ずっと手前の草に音を立てさせて終わった。
撃った経験は、その一度だけである。
子供のときから撃つ練習をしなければならない強大国に住むのと、どちらが幸せだろうか。
文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫) | |
倉骨彰 | |
草思社 |
撃てない警官 | |
安東 能明 | |
新潮社 |
珍語は「指し示し方」がからんで、いろいろな型が生まれる。
■増殖型
「感想のほういかがですか」
感想の前に「ご」をつけるか、後に「は」をつけるか、それでよいのに、わざわざ「のほう」をつけるのは、リズムにこだわってのことか。
■削減型
「まだ売るか決めてない」
「売るかどうか」と言うのさえ面倒なのか。
リズムを無視するとこうなる。
犬語の話し方 (文春文庫) | |
Stanley Coren,木村 博江 | |
文藝春秋 |
猫語の教科書 (ちくま文庫) | |
Paul Gallico,灰島 かり | |
筑摩書房 |
自然は一度に襲い掛かってくる。
大きなエネルギーをもっているが、そのエネルギーを集めるのは容易なことではない。
風力や太陽光にしても、人間に都合のよい供給はしてくれない。
潮の流れは風よりも安定しているという。
風などよりずっと強力で頼りになりそうだが、1000キロワットの発電にはタービンの直径18メートル、装置1基に1辺20メートルの正方形の広さが必要。
今の大型発電機100万キロワット1台分に相当する電力を得るには延々2キロ、千鳥に並べても1キロ。
こんな邪魔物が出来たら潮の流れも大きく変わってしまうのではないか。
大きな流れを変えないためには、ポツン、ポツンと置くしかなかろう。
置いた装置は繋がなければ電気を取り込めない。
気が遠くなりそう。
海流のなかの島々 上 (新潮文庫 ヘ 2-8) | |
沼澤 洽治 | |
新潮社 |
海流のなかの島々 (下巻) (新潮文庫) | |
沼沢 洽治 | |
新潮社 |
セルフオーダー、注文はしたいときに、したいように、というこのシステム。
素っ気なさそうに見えて、飲み食いに雰囲気はいらないという向きにはよさそう。
注文のたびに悪いことをしているかのような謝り言葉を出さなくてよい。
来るのが遅い、聞き取りが下手なのも気にしなくてよい。
とってつけたような添え言葉を聞かずにすむ、という客側。
接客人員が少なくてすむ、変な客の相手の気苦労が減る、チェーン店運営なら本部に売り上げ情報がすぐ届く、という店側。
仕事は仕事、それなら機械にやらせよう。
そして人間は機械のお手伝いに励む。
レストランサービスの基礎―あなたの店が嫌われるこれだけの理由、評判の店になるためのこれだけの法則 | |
佐野 恵子 | |
柴田書店 |
ビジネスで大切なことはみんなレストランで教わった ~一生役立つ仕事のスキルを身につける法~ | |
岡田 博紀 | |
大和書房 |
荷物が届いて開けるときに、楽しみながら静かに開ける人と、いらいらしながら乱暴に開ける人がいる。
開けるのにカッターやはさみが要ると、"いらち"はなおさらいらいらする。
道具なしに簡単に開けられ、ごつごつした金具で止めてない、フラストレーションフリーパッケージ(FFP) というのを使っているAという会社がある。
FFPとは何だろう、マイレージサービスの別名 Frequent flyer program か、宅配にもマイレージサービスがつくようになったのかと、早とちりしたがそうではなかった。
FF、フラストレーションフリー、これはよい。
パーティ、プラン、何でもよさそう。
いちばんいいのは、自分で作るフラストレーションフリーペースのようだ。
そうか!「ゆっくり上げる」から、強いんだ。―宮里藍が「これだけは!」守る、父が教えたゴルフの基本 (ゴルフダイジェスト新書) | |
宮里 優 | |
ゴルフダイジェスト社 |
「ゆっくり力」ですべてがうまくいく (集英社文庫) | |
斎藤 茂太 | |
集英社 |
世界でもトップクラスの
”洋上の豪華ホテル”「クリスタル・クルーズ」の魅力や旅行プランを伝えるセミナーが開かれるそうだ。
『豪華客船の魅力に触れる
「クリスタル・クルーズセミナー」
~洗練されたサービスやおすすめコースをご紹介』
□ 開催日時:2012年7月7日(土) 開場14:15 開演14:30 16:30終了予定
□ 会 場:アカデミーヒルズ49(六本木ヒルズ)
□ 定 員:30名 申込多数の場合は抽選
□ 受 講 料:1,000円(税込)当日受付で支払い
□ 主 催:日経CNBC、郵船トラベル株式会社、株式会社ラグジュアリージャパン
□ プログラム
第一部「クリスタルクルーズの魅力」
第二部「これからのおすすめコース」
申し込みは6月28までメールでOK、よろしかったらどうぞ。
◇詳細・お申し込み>> http://mxt.nikkei.co.jp/?4_4263_141954_1
はじめての海外クルーズを成功させる78の秘訣 | |
喜多川 リュウ | |
実業之日本社 |
CRUISE (クルーズ) 2012年 07月号 [雑誌] | |
海事プレス社 | |
海事プレス社 |
街の様子が変わるとしばらくぶりに行ったとき驚くが、戸惑うのは駅の変身である。
ご無沙汰していた街に約束して出かけるときは、乗り換えの時間など4分の1時間ぐらいはまごまごすることを見込んでおいたほうがよい。
これは別の駅
渋谷駅も大変身するそうだ。
http://mxt.nikkei.com/?4_4334_750159_1
渋谷 (文春文庫) | |
藤原 新也 | |
文藝春秋 |
渋谷に里帰り (新潮文庫) | |
山本 幸久 | |
新潮社 |
幌馬車は西部劇のだいじな道具立てだった。
「急げ幌馬車」という題の映画もあったと思って確かめたら、松平晃の歌だった。
記憶の不確かさが確かめられた。
劇に感じ歌に喜び、馬車馬のように働きながら、あの国を頼り、あの国の言うことは何でも当然のように受け入れる慣わしができあがってきた。
国際という名の付く基準、環太平洋と名の付く協定、そんなものを持ち出され、さあさあと急かされると、従わないことがたちまち国の不幸につながるかのように言いはやされる。
西部劇好きの大人たちにしつけられた人々は、避けて通れない道、バスに乗り遅れる、そういう言葉に弱い。
他に道はないのか、別のバスはないのか、それを考えずに、乗るのか乗らないのかの選択が政治家の役割であるかのような錯覚にとらわれてしまっている。
幌馬車 [DVD] FRT-288 | |
ベン・ジョンソン/ジョーン・ドルー/ハリー・ケリー・Jr/ウォード・ボンド/アラン・モーブレイ/ジェームズ・アーネス/ジム・ソープ/ジェーン・ダーウェル/フランシス・フォード/ハンク・ウォーデン | |
ファーストトレーディング |
戦う幌馬車 [DVD] | |
ジョン・ウェイン,カーク・ダグラス,ハワード・キール,ロバート・ウォーカー,キーナン・ウイン | |
ジェネオン・ユニバーサル |
「水道光熱費」という経費勘定科目がある。
水、燃料、電気に経費がかかるのは、事業のためとは限らない。
一般家庭の生活でも、野営でなく住居で暮らす限り、必ず消費する基本財の費用である。
それらを欲しいときに欲しいだけ使える世の中が、だいぶ長い間続いていたが、いつでも無制限というわけにいかないことに気づかされ、いま人々はまごまごしている。
何十年か前に、気の狂った外国人が落とした爆弾で、ひどい目にあった日本人は、性懲りもなくその爆弾と同じエネルギー源を使って電気を作る装置を、「平和利用」などと無理やり理屈をつけて使い始めてしまった。
その平和利用もあてが外れ、天地の怒りで電気を作っている場所が大きく揺さぶられ、水までかぶり、発電施設を動かせなくなった。
エネルギー源が放射性物質という厄介きわまるものだったから、慌てふためいた政府の要人は、何の異常もなく動いている発電施設まで止めさせる号令をかけてしまった。
原子炉は、静かに寝かせておけば安心というものではないことに気づいていなかったらしい。
原子力発電をもともと嫌っていた人たちは、今こそとばかりに、原子力発電をまったく使わず他のエネルギー源ですぐにでも電気の需要をまかなえるなどと、言い分にあわせた計算をして見せ、やめさせるならこのときしかないと躍起になっている。
実際に原子力なしで試してみて、いよいよだめとわかったらそのとき考えれば、などと暢気なことを言う人も出てくる。
超広範囲の人々が、みな電気を使わない、キャンプ同様の生活を交替で味わいながら、誰かがうまい知恵を出してくれるのを待とうというのか。
そのとき生産は制限されても、公共施設と有力者の住居の周辺だけは平常と変わらず電気は供給される。
太陽光や風力など、お天気まかせの発電では、欲しいだけ電気が作れるはずがないのに、その装置を巧く作ればウハウハとばかりに、実用にならない製品があふれる。
誰かが計算して間に合うと思うことにしておけば、社会全般のエネルギー消費がそのとおりになるなどという夢のようなシステムは、この世にはまだない。
あるだけで間に合わせられる度合い、それはあらかじめ貯めておけるかどうかにかかる。
人間が使う電気エネルギーの総量に見合った電気量を貯めておける入れものは、肩にぶら下げるとか車に積んで持ち歩けるようなお手軽なものではない。
そのうえ、中味の出し入れが、くるっと栓を回せば簡単にできる水のようなわけにはいかない。
どんな装置も、それを作り上げるまでにはものすごい量のエネルギーが必要なのだ。
ピラミッドは、大昔の人間の頭と力で作り上げられた。
現代の人間には、エネルギーを使う頭はあっても、自分の体を動かして何かを作りあげる力は、もう出せなくなってしまっている。
家を建てたり、畑を耕したり、そんな仕事さえ、機械の世話にならなければ手も足も出ないのだから。
[2CS] サントリー 天然水(南アルプス) (2L×6本)×2箱 | |
安心の水 | |
サントリー |
立ち呑み屋は気ままに見えても、そこには作法がある。
◎ 「ずれる」 隣の人と密着しても、とにかく詰める。
◎ 「ダーク」 カウンターに対して斜め立ちになる。
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n220
「ずれる」はすぐわかるが、「ダーク」とはどういう意味だろうか。
まさか、ダークダックスが歌うときの立ち方ではないと思うが。
東京立ち飲み案内 | |
吉田 類 | |
メディア総合研究所 |
立ち飲み屋 (ちくま文庫) | |
立ち飲み研究会 | |
筑摩書房 |
面の皮の厚いというのは憎まれ口だが、大脳皮質の厚いのはほめ言葉になるのだろうか。
IQの高さと大脳皮質の厚さは比例するそうである。
嬰児のときは薄く、7歳ぐらいから生長していくのが天才型だという。
いつまでも薄い筆者は、これを雑誌の対談記事で知った。
脳の話 (岩波新書) | |
時実 利彦 | |
岩波書店 |
話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解く | |
Allan Pease,Barbara Pease,藤井 留美 | |
主婦の友社 |
こんなものまで売っています! マグロの頭 | |
ややグロ | |
なにわの台所 |
鯛の頭《アラ煮・かぶと蒸しなどにどうぞ》 | |
愛でたい | |
FISH MRUNAKA |
官邸HPのリンクに「海上保安レポート」というのがある。
官邸HPの「国の政策」という検索窓で、「尖閣」を検索すると、こんな見出しが現われた。
「【国土交通省】 海上保安レポート 2007年版
/ 特集 1.これが現場第一線
- コラム1 尖閣諸島 危険な領有権主張活動! 」
これだけ見ると、領有権主張が危険な活動であるかのように読まれてしまう。
このリンクページが「海上保安レポート2007」である。
http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/books/report2007/tokushu/c017.html
「海上保安レポート 2012」というのも、すでに発行されているが、内容は東日本大震災特集のようで、領海問題にどの程度触れているか、概要の紹介ページからはわからない。
官邸のHPには2007しか載っていない。おそらくその後のものは領海問題を扱った内容ではないのだろうと想像できる。
買って読む気はしないから、霞ヶ関か大書店での立ち読みしかなさそう。
それでも図書館にないかと思って探す。
隣の市の図書館には2011まであるが、これも「事故災害対策編」となっているから、出かけていって見るまでもない。
2007の記事に戻る。
『平成18年10月27日午前3時、石垣島を出港した巡視船「ばんな」は尖閣諸島沖に到着、魚釣島の島陰で他の巡視船とともに出動の指示があるまで待機・・・午前5時過ぎ、活動家船舶発見の知らせが入り・・・午前7時過ぎには、遠方に活動家船舶を肉眼で確認でき・・・巡視船数隻により活動家船舶の周囲を取り囲み並走を開始・・・午前9時21分、活動家船舶が領海内に侵入・・・警告を実施するも、活動家船舶はこれをも無視・・・活動家がシュプレヒコールを起こしながら興奮して生タマゴを投げつけ・・・巡視船が連携をとりながら、活動家船舶の前方に立ち塞がるように接近したところ、ようやく停止・・・その後しばらくして反転、台湾方面へ向け航走・・・午前11時35分、領海外出域を確認』
活動家船舶と呼んでいる船がどこのものかは書かれていない。
6年も前、いやもっと前からこんなことを続けていたのか。
領土、領海の危機に、なぜ手を打とうとしないのか。
守りきる自信がないのか、ビジネスへの差しさわりを嫌ってのことか。
看板も、囲いの柵もない、見回りだけはしていた土地が、いつの日か」道路になってしまうこともある。
島は回りが海、足跡が残らないだけ、余計始末が悪い。
あの海の日 | |
ピエ・ブックス,野寺 治孝 | |
ピエ・ブックス |
海物語―Message from Blue (Nature relaxation) | |
吉元 由美,吉野 雄輔 | |
ベストセラーズ |
切削加工の誤差を巧く収めるすり合わせという技能がある。
ぴたっと合わないところを、ごくわずか削り取って、合うようにする。
削り取るよりこすり取ると言ったほうがよいかもしれない。
手をかけ腕を振るえばよい製品ができる。
それはごくわずかのものを高価に買い上げてもらえるときにしか通用しない。
悪いことではないが、伝授が難しく、その技能は伸びしろもごくわずかでしかない。
すり合わせは文化だからだいじにしようという人もいる。
それも悪い考えではないが、文化というよりは、ある場合にそれにとらわれれば症候群に近くなりそうである。
加工したものが、組み立て現場で手を加えずにぴたっと合うのが最もよい。
こすって合わせる余地を頼っていては、加工技術から甘さが抜けていかないだろう。
難加工技術展
http://nikkan-event.jp/ds/
素材加工事典―「モノ作り」で知っておきたい、素材とその加工技術の最新ガイド集 | |
飯田 吉秋,黒田 弥生,アイシーアイデザイン研究所 | |
誠文堂新光社 |
最適生産を実現する加工点の見える化技術―モノづくり技術+モノを大切にする技術 | |
加工点の見える化研究会 | |
JIPMソリューション |
交錯した地下鉄運行を総合管理しているところがある。
列車運行プログラムによって、定常運転中は見事な働きをみせているが、何かことが起きれば当然プログラムどおりにいかない。
異常時のダイヤ組み換えには、スジ屋と呼ばれる専門技能者の出番、ダイヤが紙に定規と鉛筆で書き込まれる。
そのときスジ屋の頭はコンピューターのような働きをしている。
昔のように系統が単純ではないから、スジ屋という呼び名はもはや適切でないかもしれない。スジ屋というよりアミ屋ではないかと思う。
異常時の条件は多種多様だから、一度に簡単にはいかないにしても、逐次コンピューター・プログラムを整備していく方法を考えているだろうか。
スジ屋に故障があったとき、お手上げではすまないのだから。
図解・地下鉄の科学―トンネル構造から車両のしくみまで (ブルーバックス) | |
川辺 謙一 | |
講談社 |
東京地下鉄便利ガイド 4版 | |
迷わないよう | |
昭文社 |
自分のしていることを、人に見られるのが好きな人と嫌いな人がいる。
芸人型と職人型と呼んでしまうと、次元のかみ合いでぴったりこないが、見えないところでしっかり仕事をするのは、おおむね職人型と言ってよいだろう。
ネジ締めという仕事がある。
ネジを締める力は、使う場所、目的、材質によって最適の強さがよい。
力いっぱい締めておくのが丈夫な締め付けとは言えない。
締め過ぎてネジの組成を破壊してしまうこともあるから。
締め付けのときにどういう力が加わっているか、測定しながら締め付ける工具はある。
しかし、締めるたびに1本1本記録することはしない。締めては記憶し、書き留めたら次の締め付けなどとやっていたのでは、時間もかかるし作業がリズムに乗らない。
かといって、締め付け作業者のわきに記録員が待ち構えていて書き留めるのは、むだ仕事に近い。
作業者も見張られているようで気分がよくない。
締め付けの強さのデータを無線で送って、別のところで記録できる装置ができている。
http://www.nec.co.jp/library/jirei/ktc/contents.html
だいじな締め付け部には大いに役立つものと思う。
管理はされても意識されない方法がよい。作業も心地よく進み、効率も上がる。
これならあとになって、締めたはず、いやそうでないという、はず論議のたねは減るだろう。
RYOBI ドライバドリル CDD-1020 | |
リョービ | |
高いところでも |