・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

スマホは無欲の象徴

2014年12月23日 | つぶやきの壺焼

無欲、無気力、それなのにみな熱中しています。
電車の中で、急に不気味な動物の檻に入ったような、あるいはべき乗の次元の世界に入り込んでしまったような、両腕の付け根の外側がむずむずしてくるような感覚に襲われることがあります。

モノが飽和すれば、欲しがるものもなくなってきます。
人々が、何かを欲しがらなければ、モノは作られません。
モノを作らない世界には、頭を使い腕を磨いて作る仕事は生まれません。
仕事がなければ、収奪のお余りさえも出てきません。

顔だちをみな同じに整え、肌をツルツルに、そんなことだけしか望まなくなり、男もそれをまねるようになったと聞きました。
危なくなった足元を支える杖と、人の見えないところから見えたふりをするだけの自撮り棒、ヒョロ長いものだけが増産という言葉の対象になります。

欲しがらない、ツルヒョロがスマートな生き方、スマートホン命名の由来が、なんとなくわかった気がします。
わかってくるということは、寂しさの増すことでもありました。

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