・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

設計の感覚:2

2013年03月27日 | つぶやきの壺焼

孫の土産なのか、我が家に似つかわしくない時計が置いてある。
ある日これが文字盤を下にうつぶせになっていた。
取り上げてみると動いていない。電池切れ、LR44を探して入れ替えてみる。
動かない。電池の電圧を測る。mV単位の表示がふらふらして止まらない。
入れ替え損ねたかと、新旧両方とも電圧を測る。結果は同じ。自然放電らしい。
使い道が少なければ2個入りは無駄になるが、なぜか売っているのは2個入りが多く、その片割れが寿命の尽きたまま残っていたのだった。

新しい電池を買ってきて入れ替える。
電池ケース部分のふたは、ドライバーでは開かない。
10円玉ならちょうどよい形と寸法に溝ができている。
円盤形のふたは、開けるとどこかに飛んでいってしまいそう。
転げ落ちて机の下にでも入ってしまったらバンザイなので、植木鉢皿に入れておく。

入れ替えた後のふたが閉めにくかったが、また10円玉の助けを借り、電池が新しくなって動き出す。
針を回すレバーが、尖がった爪に合うような形になっていて、無骨な指では回しにくい。
回す向きが矢印で刻み込んであって、逆に回すと具合が悪そう。
なぜか、逆方向に回していたらしく、動かなくなった。
こうなると振っても叩いてもだめ。

使いやすさはデザイナーの頭の外側にあったらしい。
こちらの頭はしばらく冷やすことにしよう。

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