新聞一面に「日本は難民に冷たい?」という記事があった。
末尾の?記号が、やや小さめで細めに印刷されている。
なになに?と読んでみると、「冷たい」のではなく「冷たいのか」という主意らしい。
「冷たいのか」という記事ならば、「冷たい」ということに疑問を呈していることが、見出しではっきりわかるようにすべきだろう。
新聞を見る人にとって見出しは、何が書いてあるかをサッとわからせるだいじな役目を持っている。
新聞を隅から隅まで克明に読む人は数少ないだろう。
見方によってどちらにもとれるような見出しには、それが狙いの、公平を装ったどっちつかずのマイナス効果があることを考えてほしいものである。
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