中国という国名はない。
中華人民共和国と中華民国を一緒くたにし、都合よく略して誰かが中国と呼んだのがはじめではないか。
アメリカ合衆国を米国、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国を英国と呼ぶのと同類だろう。
みな日本語だけの略称、よく考えれば失礼な呼び名なのかもしれない。
学校の教頭さんになり手がいないという。
むちゃくちゃ忙しすぎるからだろう。
何に忙しいのか、部活動指導の過重負担がいちばんの要因らしい。
何が過重負担になるのかと想像してみる。
それは、高すぎる目標、多すぎる報告書づくりではないかと思う。
時間が足りない、体が疲れる、そんなことよりも、心が責められるのが辛いのではないだろうか。
部活とはいったいどういうものなのだろう。
侵略が、善悪とは無関係で、優劣で価値が決まり、強く激しければ優、その逆は劣としている疑似国家組織がごく間近にある。
優勢を示すにはその姿を見せなければならない。
国家組織でなく官僚組織がそれを真似し始めると、官僚の存在意義などそっちのけになる。
定められた役割からはみ出ても、カッコよさ、パフォーマンス第一が見え見えになる。
見せるためなのだから、見え見えは当たり前で、見え見えが恥ずかしいことなどと、彼らは考えていない。
ある省庁から「デジタルツインの実現に向けて連携を拡充~充実や改善に向けた意見募集中」という広告が出た。
デジタルツインは、現実の世界から収集した様々なデータを、双子を見るように、コンピュータ上で再現する技術手法に過ぎない。
技術手法であれば、科学あるいは製造技術のことで、旗揚げした省庁が目標に掲げるようなことではないだろう。
それを崇高な目標であるかのように、実現、充実をさせようというのは領域侵害ではないのか。
デジタルツインという名の、なんとはなしのかっこよさを看板に掲げ、意見募集というミンシュテキ運営の形を整えたつもりでも、それは見せたい侵略のまねごとに過ぎないのではないか。
いま、中央官庁がそんなことをしていてよいのだろうか。
ホンビノス貝というアチラッぽい名の貝がある。
殻につやがあってハマグリと間違えそうだ。
この名を漢字で書くと本美之主貝、ほんとのビーナスという名前らしい。
魚屋の話で聞けば、結構旨いらしい。
見つけたら買ってみようか。
グリホサートという耳慣れない名の農薬が目についた。
世界中で嫌われもののこの農薬を使った小麦を、なぜ買わされているのか、安く手に入るようになった、お手柄お手柄と、交渉結果を褒められて得意になっている人は、こんな小麦の粉でできたパンは食べないだろう。
同じ文字数の新聞の見出しを比べてみよう。
①茂木外相「日本国籍を有していないと判明」 香港で一時拘束された人物
②香港で一時拘束された人は「日本国籍を有していないと判明」茂木外相
新聞の見出しは、読み取るものではなく見るものだから、パッと見たとき見誤らない書き方をしないのが普通の書き方だろう。
見間違いを誘うような書き方では、何か意図を含んでいると見られてしまう。
上の例示は、①が実際の記事、②は寸修正を試みたものだが、①を急いで見ると、こんなふうにも読めてしまう。
茂木外相が日本国籍を有していないと判定され、香港で一時拘束された
要らぬQ1.茂木外相が今頃何をしに香港へ?
要らぬQ2.香港の当局は、間違えたふりをしてなぜ拘束したのか?
要らぬQ3.3日の記者会見の、邦人一時拘束は誤りだったと伝えるのに、なぜ茂木外相の写真まで使ってややこしい記事にするのか?
素直に読ませない新聞見出しは、まことに罪作りである。
この世に生を受けて以来、その言葉の中で生きてきた母国語、それを奪い取ろうという酷いことが行われている。
誤字脱字どころの話ではない、奪語なのだ。
こうと思えば何でもする集団が、じわじわと近づいてくる。
他人事と思ってはいられないぞ。
太陽を開発する?
何を始めるのか、まさか落ち目のソーラー発電を今さらと思ったが、まったくの見当違い。
太陽を名前に使った不動産会社だった。
業務領域が聖を冠にした医科大学と病院のある街一帯というから、なんとなくその名もうなずける。