LUNACY

cygnus' blog

山本耕平クン@チャリティコンサート-テノールとオルガンの夕べ-

2009-06-14 23:47:27 | ピアノとクラシック
また、クラドル追っかけかよ!とかツッコミ受けそうですが(汗)。

於:カトリック山手教会(横浜)

新たに気になり出した人物、それが山本耕平クンです。
テノール歌手さんです。
鳥取県米子市出身。
東京藝大の声楽を2008年に学部を首席で卆業し、現在、大学院修士課程在籍。
11月からイタリア留学。
昨日13日に、第45回日伊声楽コンコルソで、2次予選突破し、テノールとして唯だ独り本戦出場を決めたばかり。

今日は、カトリックの横浜山手教会で、横浜教区内の慈善有志団体?のロザリオ会主催による静岡西部地区の外国籍信徒の支援を目的としたチャリティコンサート。
オルガンの米沢陽子さんと一緒に。伴奏&ソロ。
フライヤーもプログラムも手作り感。

んで、信徒でなくてもokってことなんで、聴きに行ってきました。
よく考えたら、パイプオルガン聴くの初めて、声楽ソロも聴くのも初めて、でした。

抜かったのが(笑)、座席位置。
てっきり、この前のカトリック関口教会での外山クンの公演のように、前方の壇のところで演奏&歌唱のだと思っていたのです。
だから、後方だけれどセンターに位置取りしたのです。
ところが、キリスト向かって後方・向正面のガレリアというかバルコンの上からの、歌&オルガン演奏。
そりゃ、オルガンの位置を確認しなかった、ボクがアホなんですが(笑)。
脳天というか背後の方から声が聞こえてくるという不思議な経験をしました(笑)。

曲目は次の通り。
<オルガン>
1. M.A.シャルパンティエ: ≪テ・デウム≫よりプレリュード
<声楽>
2. J.S.バッハ=Ch.F.グノー: アヴェ・マリア
3. G.F.ヘンデル: 私を泣かせて(歌劇『リナルド』よりレチタティーヴとアリア)
4. G.F.ヘンデル: かつて木陰は(歌劇『セルセ』よりレチタティーヴとアリア)
5. G.カッチーニ(伝): アヴェ・マリア
<オルガン>
6. J.パッヘルベル: コラール変奏曲『目覚めよ、わが心』
<声楽>
7. 典礼聖歌 第165番 喜びに心をはずませ
       第 87番 きょうこそ神が造られた日
       第143番 たて琴をかなで
       第388番 ガリラヤの風かおる丘で
8. G.ジョルダーニ: いとしい女よ
9. P.マスカーニ: アヴェ・マリア
<オルガン>
10. J.S.バッハ: マニフィカトによるフーガ BWV.733

まず、一般人は、一度にアヴェ・マリアを何種類も聴き較べる-しかも生歌唱で-なんてことは、あまりないじゃないですか?
ウン。うれしい。

4.→「オンブラ・マイ・フ」と書いてくれれば、すぐわかったのに!!(笑)
8.→「カーロ・ミオ・ベン」と~(以下同文)!!(笑)
というわけで、声楽をちゃんと聴いたことない人でも、愉しめる内容になってました♪
うれしい。
思えば、高校の音楽の授業で、何度もこの2曲歌ったんだけれど....。
もしかして、あの音楽教師って声楽専攻だったのかすら?ピアノあんまりうまくなかったし(爆)。

9.→マスカーニって、歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』しか知らんぞい?しかも、ちゃんと聴いたことあるのって【間奏曲】しかないぞ?(ただし生演奏で3回(笑))。
....って思っていたら、その【間奏曲】に歌詞を乗せたのが、この「アヴェ・マリア」だそうで。
前半はえーっとボク記憶違いしているかも(汗)....って感じだったけれど、後半は、そうそうこのメロディ!みたいな感じでした(笑)。

バリトンからテノールに転向した(それ以前にクラリネットから声楽に転向というウルトラC(笑))という経歴の持ち主の山本クン。
そのせいか、途中、ん?バリトンぽい?(ボクの中の勝手なイメージ(笑))ってところもあったけれど、魅力あるテノールでした。
自分、ここ数年、自分の妙にキンキンした高いめの声がちょいと子どもっぽい感じもしてイヤで、バリトンあたりが大人の魅力もある感じがして好きになっていたんだけれど、やっぱりテノールも佳いモンだなと思いました。

東京藝大の声楽のテノール出身というと、この日記を読んでいる人は、つい井上芳雄クンを思い浮かべる人が多いと思うのですが、井上クン自身が語っているように井上クンは声が細いんだけれど、この山本クンは声量もありますね。

それから、山本クン、体躯が華奢なのよ(笑)。
それなのに迫力ある(バカでかいという意味じゃないよw)声が出てくるんだねぇ~。

今回は、カトリック教会でのコンサートということもあって、そういう選曲でしたけれど。
ハリのある(←若いんだから当たり前かもだけれどw)声だけでなく、ソフトな声を今日以上にもっと聴いてみたいねぇ。
個人的には、メンデルスゾーンの「歌の翼に」あたり聴いてみたいかな~。


とりあえず、将来が楽しみなアーティストさんでした☆



夜になって、小雨に煙るカトリック山手教会。
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“Fashion Cantata(ファッションカンタータ) from KYOTO 2009”

2009-06-14 02:50:28 | ファッション

@国立京都国際会館イベントホール

http://www.westjr.co.jp/fc/

今年で17回目だそうで。ボクが始めてこの存在を知ったのが2003年だか2004年ころのはず。5回目の応募でやっとあたりました(笑)。

京都の伝統工芸が、ヨーロッパのプレタポルテ?メゾン?を呼び寄せて合同発表する感じ。
 ※上記ホームページで主催者を見てください。
今年は、京友禅とDior。テーマが、『美の巨匠たち』
だから、人間国宝・故・羽田登喜男さん(とそのスピリッツを継ぐ人たち)と、Christian Diorのコレクションが発表されました。

メインキャストが、栗山千明。ゲストモデルが、杏。ナレーターと特別出演が、浅野ゆう子。


某M美術大学の芸術祭でも、ちゃんとは見てないはずなので、ファッションショーを見るのは、実は人生で初めて。
ひとつわかったことは、ファッションショーを集中して見続けるには、気合いがいるってこと(笑)。
睡眠不足もあるのだけれど、途中眠くなってマブタが閉じてきて大変でした(笑)。


今回のショー全体では、出品?出展?作品は、良かったのだけれど、演出がダメ(キッパリ(笑))。
L**Y BLUEなんていらないって。本人は一生懸命マイムしていて、それは認めるけれどさ。。。。。

でも、ロビーにも友禅のきものと、Diorのドレスが展示されているんだけれど、本当にキレイでした。



んで、シメに夕食を、南禅寺順正でゆどうふ。
満腹です(爆)。


ついでに、ひとつ。
京都はもうすでに、街が蒸し暑いっす....。比叡山の上と市街地。全然違う~。
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比叡山延暦寺

2009-06-14 02:36:30 | 京都_2008_2009
比叡山延暦寺へ。
ボクは28年ぶりの入山になりました。
28年前。記憶が、全然ありません(爆)。ハテ?こんなところだったかいな?モード。

とにかく

【山っ!】

って感じ(笑)。

参拝順路も歩道も階段も急傾斜だし、情けないことに足にキました(爆)。
しかも規模が大きいお寺なので、東塔エリア内のみの参拝になりました。

大講堂。
中には、日本仏教への貢献者の肖像がが並んでいます。
宗派もへったくれもなく(笑)。あと、釈迦牟尼の十大弟子の肖像画。

根本中堂(国宝)。
薬師如来さまが真ん中に鎮座してらっしゃいます。
その前の三つの灯火の「不滅の法灯」を、1200年消さないよう守り継いでいるのだとか。

文殊楼。
根本中堂から急傾斜の石段を上ったあとにあります。
そして、その内部も、はしごとしか思えない階段を上ってやっと、文殊菩薩さまに会えるのです(笑)。

阿弥陀堂。
阿弥陀如来さま。法要がよく行われるのか、堂内で、それ風の準備がされてます(笑)。

東塔。
なんか、門が閉まっているように見えたのだけれど、どうも入れたらしい...(汗)。

戒壇院。
ココはしまってました。でも、ゴテゴテ朱塗りじゃないのが、かえって良い感じ。
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叡山電鉄・ケーブルカー・ロープウエイ

2009-06-14 02:28:14 | 京都_2008_2009
13日土曜、大学の時の同級生と京都へ行くことになりました。
京都つきました。どこへ行く?ってことで、決まったのが比叡山。

あんまり、ヲタ活動にいそしむ余裕がなかったので、かなりテキトーです(笑)。

まず、

出町柳からこの電車。
次は、

ケーブルカー(ケーブルカー日本最急勾配28度アリ)に、

ロープウエイを乗り継いで比叡山頂へ。

ちなみに、

ケーブルカーとロープウエイの乗り継ぎ広場には、かつてのゴンドラが放置されてました。


八瀬比叡山口から帰るときは、この色の電車でしたとさ♪
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