LUNACY

cygnus' blog

三渓園(横浜・本牧)

2011-01-09 19:09:37 | 街・散歩・小旅行
昨年晩秋のこと。
毎朝チェックしているテレビ東京のニュース「モーニング・サテライト」で、もう一度おさらいしておきたいことあってサイトに行ってチェック。
んで、そのまま、テレ東ニュースアナウンサーのblogへ流れて行きました。
モーサテの木曜日&金曜日のお天気コーナーの森田京之介クンのblogに出てきたのが、この横浜は本牧(※1)の三渓園のロケ撮影日記。
不勉強(恥)。こんなところがあるのか!
もしかして、師匠の2時間ウォーキング本にも出ていたか?(汗)
とにかく行っておかねば、と行って参りました。

入ってみてビックリ。
こんなにデカイ庭園だったの?!
案内ボランティアによると、じっくり見て廻ると、内苑・外苑それぞれ1時間かかるとのこと。どっひゃ。

原三渓(富太郎)っていう明治期の実業家が、庭園造成&各地から建築を集めて移築したもの。
個人の実業家が、ココまでの規模のものを作ったんですかい?
と、さらに驚き。

しかも起伏の激しいこと(笑)。丘の登り降りがあります。
また、内苑の建物は尽く東南向きが正面=午後逆光orz。いや、作った原氏は、神経を使って設計をしていたということなワケで。
ちなみに目玉の三重塔も園内の西寄りと配置が徹底的に考えられてます。

んで、内苑の建築には、狩野派の襖絵がまたバリバリと使われて(※2)まして、原氏というのはつくづく趣味人だったんだな、と。
徳川家ゆかりの家も何軒か移築されてました。春日局ゆかりの部屋とかも(笑)。

ただ、欠点は、とにもかくにも、華がないことかな(汗)。
移築している建築の一個一個は悪くないと思うんだけれど。。。。
東京の清澄庭園とか六義園とか古河庭園と較べると、ホントにトコトン質素な雰囲気です。

また枢要になる建物の鶴翔閣がイベントで貸し切りになっていて、見学できなくて残念でした。


写真は

内苑の御門

臨春閣

三重塔

大池

全景

※1: ほんもく.モトマキなどと読まないようにw

※2: 建物には複製が嵌め込まれていて、実物は記念館に収蔵。
入れ換えながら記念館にて公開。一度にすべての真作を見られないのが悲しいところ。
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