LUNACY

cygnus' blog

「日本の原子力施設全データ」講談社ブルーバックス

2011-04-10 21:53:20 | 本・コミック
by 北村幸孝&三島勇

東京じゅうの本屋で横積みのこの本。おそらく、緊急再出版と思われます。
とてもよくまとまっているなぁと思いました。勉強というかおさらいによい感じ。
文系の人でも、たぶん読破可能。ヘタレ理系の僕で2時間半くらいで読了。

ただ、真ん中の第2部。各施設のデータが古すぎ(2001年)。せっかくの本の価値が少々落ちててます。
いや、第3部は2001年のでいいのだけれど。
「はじめに」と、p.93のもんじゅの記述だけは最新に更新されていますね。

100万kw級原発には平均して各種ポンプ360台、モーター1300台、弁が3万台、計器類が1万個(p.63より)。
こりゃ大変だわ。東電福島原発事故では、放射能漏洩箇所の特定がすぐにできるはずないね。
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“ヨーグルッペ”

2011-04-10 14:39:37 | 冴えない日記
南日本酪農のデ-リィっていうブランドの商品。

紙不足&物流の困難によって、牛乳&乳飲料が、東北&北海道から届かない、と。
となれば、のむヨーグルトや乳酸菌飲料は、西日本から調達。

んで、そんな事情(多分)で家の最寄りのファミマの店頭に並んでいたのが、乳炭酸飲料の“スカール”で有名な南日本酪農協同のコレ。
以前からここの(霧島)高千穂牧場ブランド商品を置いてましたもんね。

都城市の工場から届いてます。
新燃岳噴火の復興支援にプチ協力にもなりましょうか。
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投票所の小学校の桜。

2011-04-10 14:35:40 | 街・散歩・小旅行
いまどきの小学校の校庭って天然芝なんだよね。。。
砂で転んで痛いのも大事な経験と強がってみる(笑)。
でも東京の小中学校は校庭が狭くてかわいそうだ。地方出身だとすごく感じる。
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情報があふれたときのことについて、少しコメントしておこう。

2011-04-10 00:13:53 | 冴えない日記
今回、このブログにはアップしていなかったのですが、東電福島原発事故関連(と少しだけ地震関連)をネタにmixi日記を何回もアップしていました。
単に僕の頭のなかで整理したことを、公開しているだけでした。
数日後に、それが間違いであるとわかることもありました。

しかし、日記の公開範囲を少し狭めた(全体→マイミクのマイミクまで)にも関わらず、アクセスが急増しました。
休んでいた人や、ただマイミクで繋がっていただけの人のアクセスが急増しました。
一つの日記を複数回読みに来た人も、何人かいらっしゃいました。

そして、今日、髪を切りに行きました。
美容師さん(理容師さん?とりあえず、両方の免許持っている人たちが、美容室然とした店で理容室免許で営業しているw)にカットしてもらっている間じゅう、ずっと、原発の話題。というか、質問されたので答えてる状態。

つまり、どうも、僕の書いている情報が意図せずして、他の人が求めているモノに合致していた模様。
マスメディアに触れていても、求めていることが得られない状況か、または、自分の頭の中で整理できない状況だった模様。


つまり、こういう↓ことかと。

地震が起きました。自分だけかと思ったら、東北&茨城でスゴイ被害で、想像を絶する世界でした。
この時点で、余震含めた自分の安全確保のための情報、さらに、被災情報・安否情報が入ってきます。解釈するのも大変。
これらの情報洪水。解釈疲労が、まず発生した、と。
んで、さらに、原発事故。んで、放射能関連の不安
また、情報洪水。経験したことのない状況。一挙にわかんなーい!状態。一言でいうとパニック。

というわけで、(比較の問題で僕よりも)情報の洪水を泳ぎ慣れていない人には、もはや、頭パンクだったってことかと。
しかも、ただでさえ落ち着けない中で、さらに、何言っているんだかわからない&どうしていいのかわからない状態が増幅&持続してしまっていたってことかと。

だから、そんな状況の中で、「(自分より)落ち着いている人がいる」「情報整理できている人がいる(現実はそうでなくても)」「自分とその周囲は文系ばかりでサッパリわからないけれど、理系の知識を持った人がいる」=質問すれば答えてくれる(という期待が持てる人)がいる、ということが、マイミクさんたちの安心感というか、求めていた人・ことだったんだろう、な、と。
だって、自分自身が冷静に考えたら、僕の一連の日記って、落ち着いてないし、結構、冗長だったり、勘違いしたままに書いていたり、かなり、恥ずかしいモンなのですよ(笑)。


もし、マイミクさんたちのお役に立てたのなら、ものすごく嬉しい話であります。
不安をあおると言われなかったのもありがたい話であります。
判断を僕に頼られても困ってしまうと思ったこともありますけれども、それでも。
皆さん、本音ではどう思ってらっしゃるかわからないですが、それでも。


逆に言うと、情報の洪水をある程度泳ぎ慣れることや、落ち着いて情報整理できる目利きの友人を獲得しておくことって、とても大事なんだと思ったわけです。
比較の問題で、今回は、僕は頼られる方のことが多かったってことだけ。自分自身の課題でもあります。


ただ、ひとつ。
普段よく日記を読みに来てくれている人たちのウチ、コテコテ芸術表現系のツナガリの人々は揃ってw、パタッとこの手の原発事故関連日記を書いている間、アクセスがなくなりました(笑)。
見たくない現実でも見る勇気を持ちましょうよ、と声をかけたくなっちゃいました(笑)。
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