ちょうどほぼ百年前に結ばれて、民族と宗教と国境が入り乱れた混迷の状況を作り出したと「される」、サイクス=ピコ協定の説明にはじまりますが、内容は、この百年の、中東とトルコの、内部と外部の変動の説きおこしという感じ。
これが処方箋だ!的な本では全くないので、ご注意。
とくにトルコの内政と外圧のこと(たとえばロシアとの関係の複雑さ)は、非常に勉強になった。
というか、中東と言うよりトルコについての本かと思ってしまうくらいでした。
歴史的には、オスマン帝国の盛衰から続いている話なのですね。
これが処方箋だ!的な本では全くないので、ご注意。
とくにトルコの内政と外圧のこと(たとえばロシアとの関係の複雑さ)は、非常に勉強になった。
というか、中東と言うよりトルコについての本かと思ってしまうくらいでした。
歴史的には、オスマン帝国の盛衰から続いている話なのですね。