LUNACY

cygnus' blog

『さよなら、ぼくのモンスター』("Closet Monster")

2017-10-18 22:47:03 | 映画
シネマカリテ
ステファン・ダン監督



監督はグザヴィエ・ドランに続くカナダの新星。
モンスターには、いくつかの意味を込めているのだろうなぁ。
ただ、タイトルの「ぼく」は「僕」の方がよかった気がする。
やっぱりドランっぽさを、随所に感じてしまう作品でした。

ゲイというか人としての恋心への気づきというかモヤモヤを描いた青春映画。
主人公は保守的な価値観の地域で育ちながらも普通の男の子として生きているつもりだったのに、そこに小悪魔的な?蠱惑してくる?男の子が登場して、自分が揺らいじゃうという、この手の作品にありがちなストーリーなのだけれれど。
この作品も、不安定なハイティーンの時期がよく描かれていたかなと思います。

ストーリーがストーリーだけに、場所も新宿だけに?、ゲイとおぼしき人やゲイカップルもかなり観客にいましたね。



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