国立近代美術館
忘れないうちに観に行っておきました。
夜間開館ありがたい。
高畑勲さんは、絵コンテで少し描くものの、アニメーターとして描かれることはないわけで。
その演出手法や思想の展示になります。スタッフの役割分担のアイデアも含めて。
その(戦後アニメーション史のといっともいい)キーとなる作品に絞り込んで展示されています。
高畑さんは、実に緻密に恐ろしいほどに練ってるのがよくわかります。
とてもじゃないけれども、展示されているノートのすべての字面を追うことはできませんでした。
急いで眺めるように観ていたのに、1時間半もかかってました。
というか、この展覧会、企画&展示スタッフも、きっと凄いよ。華やかさはなくて、堅実だけれど、とにかく労力かかっている気がする。
でも、いまだにいるアニメーションに対する偏見のある人には、これだけのことを提示されても届かないのかもなぁ....。
ともあれ、「太陽の王子 ホルスの大冒険」は実はまだ未見なのです(恥)。観ておかねば。
あと、アルプスの少女ハイジのテーマソングって、何であんなに覚えやすいというか耳に残るんだろ?あれも凄いよね。