LUNACY

cygnus' blog

『高畑勲展 日本のアニメーションに遺したもの』

2019-07-07 08:20:51 | 美術展・博物館
国立近代美術館

忘れないうちに観に行っておきました。
夜間開館ありがたい。

高畑勲さんは、絵コンテで少し描くものの、アニメーターとして描かれることはないわけで。
その演出手法や思想の展示になります。スタッフの役割分担のアイデアも含めて。

その(戦後アニメーション史のといっともいい)キーとなる作品に絞り込んで展示されています。

高畑さんは、実に緻密に恐ろしいほどに練ってるのがよくわかります。
とてもじゃないけれども、展示されているノートのすべての字面を追うことはできませんでした。
急いで眺めるように観ていたのに、1時間半もかかってました。

というか、この展覧会、企画&展示スタッフも、きっと凄いよ。華やかさはなくて、堅実だけれど、とにかく労力かかっている気がする。
でも、いまだにいるアニメーションに対する偏見のある人には、これだけのことを提示されても届かないのかもなぁ....。

ともあれ、「太陽の王子 ホルスの大冒険」は実はまだ未見なのです(恥)。観ておかねば。

あと、アルプスの少女ハイジのテーマソングって、何であんなに覚えやすいというか耳に残るんだろ?あれも凄いよね。


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