ヴィム・ヴェンダース監督50周年記念作品。
kino cinema みなとみらい
引用によるオマージュが多くあったかな?
まず、ジャン・ヴィゴの「アタラント号」。次に、ビートルズの「イエロー・サブマリン」もかな?(シャレ)、ノーチラス号もかな?。
そして、アーネスト・ヘミングウェイ「誰がために鐘は鳴る」、乃至、ジョン・ダンの説教。
水と生命と運命と愛という感じのストーリー。ああいう深い恋や愛をしてみたいと思わせられるストーリー。
コミュニケーションで相手を籠絡していくプロセスが、欧州ではまだまだ健在なのかな?素直にいいなあ、羨ましいなあと思う。欧州でも理想に過ぎないのかもしれないけれど。
とにかく、美しさにのまれる映像がたくさん。
残虐なシーンもあるのだけれど。
もちろん、(その手の映像だげはなくストーリーからも)現在の世界の社会問題を、否応なく認識することになるのだけれど。
あと、もちろん、ヴィム・ヴェンダースだから、音楽も頑張ってる。