シネスイッチ銀座
第72回ヴェネツィア国際映画祭男優賞
ピエトロ・マルチェッロ監督、ルカ・マリネッリ主演
ジャック・ロンドン原作
これも、階層というか階級を意識せざるを得ないストーリー。
南イタリアってどういうところなのかを、少し知ることができた気がするけれど、やはり、イタリアの戦後史をちゃんとわかってないから理解不足あるかも。
読者への喜ばせが少ないと言われた作家の愛の悲劇という皮肉。
そして、濃い家族愛。
自分はつくづく喜びも悲しみも含めて愛の薄い人生を送っているなあと思わせられる。
あと、日本は、やはり、国語で韻文を軽視しすぎているよね。最近、映画を観てそれをよく感じる。