この7月まで講師として在籍していた大学の教え子から、
新入生勧誘イベントで浴衣を着て活動している写真が送られてきました。
着物教室を主宰する日本の友人から格安でごっそり仕入れ、
日本語学部研究室の衣装入れに置いてきた浴衣や帯は
日本文化紹介の一助として持ち込んだものですが、
私が出会った中国の学生たちは例外なく、
衣食住にまつわる日本の文化に対して
何の垣根も境界もなく実に素直に興味を示してくれました。
中でも、アニメ、ドラマ、そして食べ物と浴衣は格別です。
私が本物の日本人だと知ると突然傍に来て
「ウ~ル~ト~ラの父がいる~~♪」
と日本語で歌い出すどっかの学部の学生もいましたよ。
さて、
そんな懐かしい中国の大学の日本語学部の3年生孫さんが
先日の同好会への新入生勧誘イベントの写真を送ってくれました。
ネットで着方を復習し、全部自分たちで着付けをしたとのこと。
色っぽく着崩れしたようなのや、
(あれほど下着は襟のないのにしなさいと言ったのに~)
というもので、ちょっと情けないですが
それは些細なことです。
ホントは着てくれただけでめちゃ嬉しいです。
「張萍さんが着せてくれたの」の間違い。孫さん、もう3年生なのに……。
日本製の模型かな?こうなるとついていけない。