7週続けた校内日本語コーナー。
(うち2回は東華理工大学との合同だったが)
大勢で和気藹々と日本語を話しているのを見ると、
9月、10月の激しい反日デモのことなど、どこの世界のことかと思える。
回を重ねるにつれて、自信を持って話せる2年生が着々と増えてきた。
それを続けるうちに、いつの間にかほぼ自由に会話できるようになっていく。
今回は集中的に日本語コーナーを行ったことで、
そうした変化が顕著に見られた。
2年生にとって偉大な先輩たちの存在は、とても頼もしい目標だ。
先輩が後輩を育てて行く構図ができてきたのも嬉しい。
明後日、12月2日が日本語能力試験なので、
今日の3年生の参加者は3人だった。
3人の3年生は当然2年生に囲まれて、話題をリードしていたが、
人数的に、どうしても2年生だけのグループもできた。
そこに私が首を突っ込むと、
なかなかどうして、会話はずっと日本語で(たまに辞書を引きながら)頑張っていた。
その子達の話題は「恋愛」。
仲間の誰それにボーイフレンドができたの、
七夕にその子から勇気を出して告白したの、
ボーイフレンドはハンサムで北京人民大学の学生だの、
また、別の子はクラスの男の子が好きで、
他の子へのお土産はこんな小さかったのに、彼へのお土産の大きかったことったらないとか、
でも学生はアルバイトや勉強でいそがしいので恋愛の暇はないとか、
なんだか中学生のようなことをワイワイ言っている。
本当に、可愛い可愛い子たちだ。
日本の子どもたちがこんなだったら、
日本の教師たちは日々、どれほど励みになるだろう。
子どもの憂うべき実態のみならず
大阪など、教師の給料までどんどん削られている。
あの「維新」の橋下市長は、
「悪いことをした教員がいるから、
組織責任として教員たちの給料を0円にしてもいいくらいだ」と発言しているという。
教師に対する怨念めいたものすら感じる。
しかし、そんなところの教師に誰がなりたいだろう?
今年、大阪市の教員採用試験応募者は近隣の府県に比べて
非常に少ないという記事も見た。
当たり前だ。
橋下のお蔭で、優秀な人材は全て他府県に流れ、
大阪の教育レベルはどんどん下がっていくだろう。
中国の学生達のひたむきさ、真面目さを見ると、
中国という国がこれからもっと良くなるのが分かる。
何やかや言っても、こんな子達を育てている中国の教育は効果を上げている。
社会が教師を尊敬しているので、さらに教師は発奮する。
相乗効果だ。
よその国の悪口言う前に、よその国のいいところを率直に学ぶべきだ。
(うち2回は東華理工大学との合同だったが)
大勢で和気藹々と日本語を話しているのを見ると、
9月、10月の激しい反日デモのことなど、どこの世界のことかと思える。
回を重ねるにつれて、自信を持って話せる2年生が着々と増えてきた。
それを続けるうちに、いつの間にかほぼ自由に会話できるようになっていく。
今回は集中的に日本語コーナーを行ったことで、
そうした変化が顕著に見られた。
2年生にとって偉大な先輩たちの存在は、とても頼もしい目標だ。
先輩が後輩を育てて行く構図ができてきたのも嬉しい。
明後日、12月2日が日本語能力試験なので、
今日の3年生の参加者は3人だった。
3人の3年生は当然2年生に囲まれて、話題をリードしていたが、
人数的に、どうしても2年生だけのグループもできた。
そこに私が首を突っ込むと、
なかなかどうして、会話はずっと日本語で(たまに辞書を引きながら)頑張っていた。
その子達の話題は「恋愛」。
仲間の誰それにボーイフレンドができたの、
七夕にその子から勇気を出して告白したの、
ボーイフレンドはハンサムで北京人民大学の学生だの、
また、別の子はクラスの男の子が好きで、
他の子へのお土産はこんな小さかったのに、彼へのお土産の大きかったことったらないとか、
でも学生はアルバイトや勉強でいそがしいので恋愛の暇はないとか、
なんだか中学生のようなことをワイワイ言っている。
本当に、可愛い可愛い子たちだ。
日本の子どもたちがこんなだったら、
日本の教師たちは日々、どれほど励みになるだろう。
子どもの憂うべき実態のみならず
大阪など、教師の給料までどんどん削られている。
あの「維新」の橋下市長は、
「悪いことをした教員がいるから、
組織責任として教員たちの給料を0円にしてもいいくらいだ」と発言しているという。
教師に対する怨念めいたものすら感じる。
しかし、そんなところの教師に誰がなりたいだろう?
今年、大阪市の教員採用試験応募者は近隣の府県に比べて
非常に少ないという記事も見た。
当たり前だ。
橋下のお蔭で、優秀な人材は全て他府県に流れ、
大阪の教育レベルはどんどん下がっていくだろう。
中国の学生達のひたむきさ、真面目さを見ると、
中国という国がこれからもっと良くなるのが分かる。
何やかや言っても、こんな子達を育てている中国の教育は効果を上げている。
社会が教師を尊敬しているので、さらに教師は発奮する。
相乗効果だ。
よその国の悪口言う前に、よその国のいいところを率直に学ぶべきだ。