「先進国とは何か」という問題はさて置いて、
「先進国意識」の弊害が鼻につくのである。
中華思想とは、中国が先進国(世界の中心)だった時代に確立されたのが
状況の変化にも関わらず、今も変わらず存在しているところの意識である。
その当時、遣隋使や遣唐使を派遣していた日本は、
全然進んでいなかったので先進国意識などに煩わされることなく、
ひたすら学び、上手に学び、何しろ学び、と「学び名人」になれた。
さらに「学び名人」として、
当時の中国の「唐めいた」先進文化に憧れると同時に、
(何キザなこと言ってやがるんででぇ)といった気風があり、
それが当時のベトナムや朝鮮と違い、独自の文化が日本で花開くことに繋がった。
(参考書:「日本人と日本文化」司馬遼太郎・ドナルドキーン著、中公新書)
日本風「学び名人」にも長所と短所があるが、
何といっても長所は、
(自分はまだまだです)という意識を堅持するところだと思う。
それがあるから学ぼうとするのだ。
今の日本、この傲慢さは何?
と感じる方々も多いのではなかろうか。
これは、やっぱり日本が「先進国の仲間入り」とかしちゃったからであろう。
世界のセンターにしがみつくことが、日本の人々を成長させるだろうか。
そうではありませぬ。
さっさと辞表を提出したほうがいいと私は考える。
だいたい、どこが先進国?
哲学ないし、
仕事や時間に振り回されて豊かさ感ないし、
人間より原発とお金が優遇されるし・・・。
日本はまだまだだよ、ね。
「先進国意識」の弊害が鼻につくのである。
中華思想とは、中国が先進国(世界の中心)だった時代に確立されたのが
状況の変化にも関わらず、今も変わらず存在しているところの意識である。
その当時、遣隋使や遣唐使を派遣していた日本は、
全然進んでいなかったので先進国意識などに煩わされることなく、
ひたすら学び、上手に学び、何しろ学び、と「学び名人」になれた。
さらに「学び名人」として、
当時の中国の「唐めいた」先進文化に憧れると同時に、
(何キザなこと言ってやがるんででぇ)といった気風があり、
それが当時のベトナムや朝鮮と違い、独自の文化が日本で花開くことに繋がった。
(参考書:「日本人と日本文化」司馬遼太郎・ドナルドキーン著、中公新書)
日本風「学び名人」にも長所と短所があるが、
何といっても長所は、
(自分はまだまだです)という意識を堅持するところだと思う。
それがあるから学ぼうとするのだ。
今の日本、この傲慢さは何?
と感じる方々も多いのではなかろうか。
これは、やっぱり日本が「先進国の仲間入り」とかしちゃったからであろう。
世界のセンターにしがみつくことが、日本の人々を成長させるだろうか。
そうではありませぬ。
さっさと辞表を提出したほうがいいと私は考える。
だいたい、どこが先進国?
哲学ないし、
仕事や時間に振り回されて豊かさ感ないし、
人間より原発とお金が優遇されるし・・・。
日本はまだまだだよ、ね。