毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「【諦めないで!あなたを助ける制度は必ずあります】れいわ新選組山本太郎 2020年4月21日」No.3852

2020-04-23 22:37:16 | その他情報

生活をまわしていくことができず

追い詰められている人が

一日、一日、確実に増えている事態にあって

「生きることを諦めないで!」

とれいわ新選組代表の山本太郎さんが

生きのびるために使える具体的制度を

動画配信しています。

・住宅確保給付金

・緊急小口資金

・総合支援資金

・持続化給付金

・生活保護等、

フリーランス、法人、個人事業者、学生など

どんな人がどんな制度を活用できるか、

申し込み方法はどうか、

など丁寧に解説してくれています。

困っている方が身近にいらっしゃれば

この動画をぜひ教えてあげてください。

為すすべなく呆然としている人は、

助けを求める力さえ失っている場合も多いはずです。

山本太郎さんの話ぶりを動画で見ていると、

受け狙いでも、党利党略でもなく

掛け値なしに弱い立場の人の傍に寄り添っているのを

感じます。

こういう人が総理大臣になったらどんなにか民は

政治への信頼を回復できるでしょう。

 

【あなたは困っていませんか?】れいわ新選組代表山本太郎 2020年4月21日 (支援制度の紹介は4分30秒頃から)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「小説家・島田雅彦『国民は虐待されている子どもですか』」No. 2981

2019-07-14 23:41:34 | その他情報

7月12日「れいわ新選組祭り」で

候補者、支援者が次々と熱いスピーチをしましたが、

こうした場ではあまりお見かけしない小説家、島田雅彦さんが

珍しく登場されたのでお話を抜粋メモしてみました。

https://www.youtube.com/watch?v=oUhGUu_f3uU

 〔手話付き〕SUGIZO氏×雨宮処凛氏×島田雅彦氏×山本太郎氏他「れいわ新選組:れいわ祭」① 2019.7.12 @品川駅港南口

「私は友達少ないんですけど、山本太郎さんは非常に親しい友人なので

今日はここに来ました。

ーー中略ーー

国民が生まれてから死ぬまで

人生で払う様々な税金は生涯に稼ぐお金の2割以上にもなります。

ですから国民は政府に『税金をもっと公平に、有益に使え』

要求する権利があるはずです。

年金資金を博打まがいの株式運用にまわして損失を出したのだから、

『年金返せ!』と言うべきなんです。

防衛省がほとんど意味のないミサイルを配備したり、

演習にしか使わないポンコツ戦闘機を爆買いして

アメリカに無駄金を貢いでいるとき、

もっと怒っていいんです。

政府は消費税を増税し、家計を圧迫し、なけなしの預貯金までも

搾り取ろうとしています。

そんな泥棒政権をのさばらせていいんですか。

若者は定職を奪われ、将来の夢は早くから諦めなければならず、

結婚や子育ての余裕も無く、

年金も十分にはもらえず、

その年金をもらう前に飢え死にする心配もしなければなりません。

三位一体化した政治家と官僚と大企業経営者は、

仲間内で利益を融通していくことにしか興味がなく、

追い詰められた若者の境遇など一顧だにせず、

日本の未来を食い潰しています。

彼らは税金を私的に乱費し、国民の財産を盗みましたが、

本当の宝は奪えません。

その宝とは、

私たちの良心です。

一方、彼らが私たちから気前よく買ってくれたものがあります。

それは私たちの恨みです。

私たちの良心を奪えぬまま、恨みばかり買ったので

彼らは悪事を全うできず、

再来週には断罪されることになるのです。

政府は国民から完全に乖離しています。

施政者はホンの一握りの国民だけを優遇し、

その他大勢をネグレクトしているのです。

 

(政府は圧倒的多数の国民に全く関心を払わないのだから、何を言っても無駄)

と諦めが支配してしまっています。

国民は政治的無関心に誘導され、

日本がどうなろうと知ったことかと、思わされています。

首相や閣僚、その不愉快な仲間たちがどんな不正を働いても

国民は知らん振りしてくれるよ、

まさにそれこそ政府が望むことで、白紙委任状を受け取ったつもりで

やりたい放題やっているのです。


増税すれば生活にさらに余裕がなくなるのに、

仕方ないと諦めてませんか。

原発を稼動すると言えば、電力供給のためだと目をつぶっていませんか。

何の役にも立たないポンコツ戦闘機とミサイルを爆買いしても

自分とは無縁だと黙認していませんか。

いよいよ戦争することになっても、

自分が闘うわけじゃないから勝手にどうぞと、

判断停止していませんか。

全てを拒みたいのに、

服従するしかない状態に置かれていませんか。

 

国民は、虐待されている子どもですか。

私たちは大人なのだから

この不愉快きわまる現状を、変えなければなりません。

私たちには良心の自由もあれば、

恐怖と欠乏から免れ、平和の内に生存する自由もあるのだから

今それを使わずに、いつ使うんですか。

早くしないと、その自由と権利を奪われてしまいます。


投票に行きましょう。

現政権の横暴を止めるために、

山本太郎に、

れいわ新選組に、

あるいは野党共闘の候補者に一票を投じましょう。

 

有権者が無知で無関心でいる限り、悪政は続くでしょう。

礼儀正しく、おとなしく、他人を攻撃せず、空気を読む、

そんな人々の沈黙の同意によって不正や陰謀が見過ごされるのです。

政治には期待しないとか、

何を言っても無駄だとか言っている場合では、もはやありません。 

投票にいかずにいると、自動的にならず者が権力を独占してしまうのです。

ナチの専制を許したのも、そうした無関心の共謀だったじゃありませんか。

政府が公益に奉仕することを止めたとたん、

権力者を豊かにするシステムだけが機能するようになります。

政権与党は官僚と組んで巧妙に汚職を合法化し、

国益を略奪することに専心するのです。

ーー中略ーー

良識ある議員は今や少数派です。

太郎とその仲間たちは最後の頼みの綱です。

太郎さんは現在の悪政を正し、

若者や子どもたちに押し付けられる負債を減らそうと奔走しています。

こんなにコスパのいい議員が他にいますか。

こんなお得な男がいますか。


この国が辿る没落への道筋を修正しなければなりません。

そのうち何とかなるという状態ではもはやありません。

今すぐ始めなければ個人資産も差し押さえられ、

くだらないやつが威張り散らし、

偽りを述べる者が愛国者と称えられ、

真実を語る者が売国奴と罵られたりした時代に逆戻りです。

いや、もうそうなっています。

政府が紡ぐファンタジーを鵜呑みにしていると

戦時中と同じように、

国民は財産を、家族を、友人を、そして、自分の命まで失うことになります。

報道機関は今では真実を伝えることに及び腰で

政府の顔色ばかり見て、

危険なファンタジーに協力してしまっているじゃありませんか。


そんな中、山本太郎と勇気ある当事者たちが

覚悟を決めて立ち上がってくれました。

やっと期待をかけられる人々が現れてくれた、そんな思いです。

彼らにはお金はありませんが、しがらみもありません。

市民の代表には、彼らのような

当事者意識を持った普通の人々こそが相応しいのです。

彼らの要求、彼らの怒り、彼らの悲しみ、

そして、彼らの希望を共有してくれる人が

思ったより遥かに多いと信じます。

ただすれ違うだけだった相手が、

今まで言葉を交わしたことのなかった隣人が、

住む世界が違うと思っていた他人が、

互いに、同じ未来や理想を見ていたことに気づいた時、

新しい世界、

新しい国が、

産声を上げるのです。

心の中にはすでにあった、

理想の国が突然出現するでしょう。

「そうなってほしい!」が「そうなった!」ということは

歴史上いくつも前例があるのです。

理想主義者、私も含む理想主義者に向かって、

「現実を受け入れろ」としたり顔で言う人は

見えないところでこっそり舌を出しているものです。

今ある現実に十分満足している人は、

必ず、ずるをしています。

まんまと人を出し抜いたつもりでいる現実主義者たちに言いたい。


「人は現実だけでは生きられない。

だから、現実を変える自由と、権利を行使するのだ!」


政権与党の人々は、真実に背き曖昧な態度を取り続けています。

誰も正解を知りませんし、そもそも正解があるかも確かではない。

もう誰も真実に関心を持たなくなり、

それが何のことか理解できなくなった頃、

私たちは遅まきながら悟るのです。

裏切ったのは誰で、

誤魔化したのは誰か。

嘘がどれだけ重ねられ、その嘘を覆い隠すために

どれだけの嘘が加算されたか。

私たちの沈黙、怠惰と無関心がどれだけ高くついたか。

私たちが最後に手にするものは何か。

それは、恥、憤懣、後悔、絶望です。

日本を私物化してきた連中は何一つ責任を取らないでしょう。


もう、待ったなしです。

骨になる前に、抵抗しなければなりません。

「大化の改新」ならぬ、「令和の改新」を実行するのです。

それができるのは、

山本太郎とその共闘者たちです。

私は、もう投票を済ませてきました。

もう、自由に「山本太郎」と書きました。

れいわ新選組には希望的に1500万票、獲得して欲しい。

友人を誘って投票所へ行き、

奇跡を起こすのを手伝ってください。

ありがとうございました。」

 


 https://www.youtube.com/watch?v=oUhGUu_f3uU

〔手話付き〕SUGIZO氏×雨宮処凛氏×島田雅彦氏×山本太郎氏他「れいわ新選組:れいわ祭」① 2019.7.12 @品川駅港南口33,136 回視聴

2019/07/12 17:00から東京・品川駅港南口に於いて、「れいわ新選組」により行われた参議院選挙 街頭演説会『れいわ祭 -唄え!踊れ!叫べ!-』の様子です。

【プログラム】

[オープニングライヴ]

●和太鼓グループ

●司会:木内みどり氏(俳優)

[参院選街頭演説]

●山本太郎氏(れいわ新選組 代表/参院選 全国比例候補/参議院議員)

●渡辺てる子氏(渡辺 照子/参院選 全国比例候補/元派遣労働者・シングルマザー/女性労働問題研究会運営委員/レイバーネット日本運営委員)

●三井よしふみ氏(三井 義文/参院選 全国比例候補/元銀行員・元セブンイレブン・オーナー)

●辻村ちひろ氏(辻村 千尋/参院選 全国比例候補/環境保護NGO職員)

[トーク]

●SUGIZO氏(ミュージシャン/LUNA SEA・X JAPAN)

●雨宮処凛氏(作家/活動家)

[スピーチ]

●島田雅彦氏(作家) [参院選街頭演説]

●はすいけ透氏(蓮池 透/参院選 全国比例候補/元 東京電力社員/元 北朝鮮による拉致被害者家族連絡会事務局長)

●大西つねき氏(大西 恒樹/参院選 全国比例候補/元J.P.モルガン銀行資金部為替ディーラー)

■「れいわ新選組 公認候補予定者」公式サイト https://www.reiwa-shinsengumi.com/vot...

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「息子とタイ料理とブルーハーツの梶くん」

2019-07-13 23:29:26 | その他情報

↑愚息の店のミャンマー風カレー。数カ国の味のカレーが楽しめます。

4年間、タイで料理修行した息子が

阪急神戸線園田駅近くにアジア風料理(特にタイ・ベトナム)の店

「dolmen&遊」を開き、

もう半年になります。

中国で(お客さんが誰も来てくれないんじゃないか、もう店閉めたんじゃ?)

と気が気ではありませんでしたが、

帰省して、無事存続しているのを確認しました(笑)。

店はがらくたが並べてあるような風情ですが、

カレーの味は本格的なものでした。

3月には、あの「たま」のパーカッショニスト、

ランニングシャツの石川浩司さんが狭い店でライブをしてくださり、

お客が店から溢れるという栄光の日もあったそうです。

石川浩司さん

そんな息子ですが、

子どもの頃からザ・ブルーハーツが大大大好きで、

この9月7日には、遂にそのブルーハーツの梶君こと梶原徹也さんを

地元園田にお招きすることになったと

ちょっぴり誇らしげに語っておりました。

梶くん

心と体にリズム寺~

打楽器を手作りして

みんなで音楽体験を楽しもうということなんですって。

梶原徹也さんは、現在世界のあちこちで活動しているそうですが、

私が知っているのは障碍を持つ子供たちとのバンド演奏活動を

ずっと続けている梶君です。

やっぱ、ブルーハーツ魂だよね!

ヒロトやマーシーも懐かしいなあ~。

元気かなあ。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ほんこんのティーン・エイジャーたち」 2014年10月2日(木)No.1001

2014-10-02 19:52:46 | その他情報

先日よりちゅうごく国内での規制が厳しくなっているというので、

ひらがなを多用して何とか中国のみなさんにとどくようにトライしてみる。

そんなことをしても写真が引っかかったらもうアウトだが。

そして、この記事が引っかかったら、

このブログはこれから二度とちゅうごくの読者の手元には届かない。

言論とうせいの具体例だが、秘密保護法が通った日本でも、

まもなく同様のことが繰り広げられることであろう。

他人事ではない。

 

下は警備のバリケードを作る警官たちに話しかける学生たち。

 

ああ、なんて優しいの!傘までさしてあげて。

対する警官たちも同年代の若者である。無表情に見えるが内心はどうなんだろう。

 

今回のほんこんのがくせいたちの活動は、その組織性、決意の固さ、理想の高さにおいて、

今年3月・4月の台湾でのひまわり学生運動に匹敵すると指摘する声もある。

 

この「☂○○」を漢字で書くと、統制対象になるという。

なぜ☂かと言うと、当局による各種ガスこうげきをさけるためだそうだ。

催涙ガスだとて直撃を浴びたらたいへん有害なものであるし、催涙弾だと人を殺す威力がある。

必需品だ。マスク着用者が多いのも同じ理由。

 

9月30日、警備当局が引き揚げたあと、通りは携帯のライトで明るく照らされ、

お祭りムードになったという。すごい熱気が感じられる。

ああ、日本でもこんな元気な若者がもっとたくさんいればなあ。

元気なのは年寄りばかりなり…。

 

デモが終わって休息を取る若者たち。

本土の若者たちと全く変わらない。

そして日本の若者とも重なる。

 

今、国慶節真っ最中のほんこんでは、ほんこん返還以来の大異変が起きている。

明日3日、事態が進展したらいいのだが……。

 

さて、また中国の皆さんにお願いです。

今日のこのブログが届いたかどうかまたコメントかメールで教えてね。

(どうぞ、今度も無事に届きますように……)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「香港で大学生8000人が授業ボイコット」2014年9月22日(月)No.993

2014-09-22 22:08:47 | その他情報

今から書く文は中国では見られないかも知れない。

この文が見られないだけでなく、

これからこのブログには永久に近づけなくなるかもしれない。

なぜなら、

4年前、中国に渡ってまもなくノーベル平和賞を授与された劉暁波さんについての報道が、

中国国内のテレビで全くされていないことを、

当時使っていたexcite blog「毎日がちょっと冒険」に書いたために、

私は中国では自分のブログにアクセスすることができなくなった。

現在のgoo blogは、その後スタートしたものである。

言葉と内容を選ぶくせがこのときからついた。

今回、敢えて、危険に挑戦する。

金盾(Great Firewall)がこの出来事を国民に伝えるのを良しとするかどうか実験でもある。

中国の人々が、同じ国である香港の事情について知らないならば、

それは不幸・不合理というものである。

日本国内で福島の子どもの小児がん発生率について日本人が知らない不幸・不合理と同じだ。

もし、中国で無事にこの文を読めたら、知らせてほしい。

そのことで、中国政府の度量の大きさが量れる。

今日のAFP,REUTERS,RECORD・CHINAなどの記事である。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

17年香港長官選の民主派排除、大学生が授業ボイコットで抗議

AFP=時事 9月22日(月)18時34分配信

↑2017年香港行政長官選挙をめぐる中国政府による事実上の民主派排除に対し、香港中文大学(Chinese University of Hong Kong)キャンパスで授業のボイコットを開始した大学生たち(2014年9月22日撮影)。

 

AFP=時事】2017年に行われる香港(Hong Kong)行政長官選挙をめぐり、

中国政府が事実上の民主派排除といえる方針を示したことに対し、

香港では22日、大学生らが抗議の意思を示すために1週間に及ぶ授業のボイコットを開始した。

中国政府に「不服従」、黒い布掲げデモ行進 香港

 中国の全国人民代表大会(National Peoples Congress、全人代、国会に相当)常務委員会は8月、17年に行われる香港行政長官の次期選挙について、中国政府寄りの「指名委員会」が選んだ2~3人の候補者以外の立候補を認めない方針を示している。

 高度の自治権を認められている香港では、民主派の団体「オキュパイ・セントラル(Occupy Central、中環を占拠せよ)」を先頭とする民主派連合が、この中国の方針を「偽りの民主主義」と批判し、香港の金融街・中環(Central)の封鎖などを含む抗議を行うと警告している。

 香港の学生グループらが22日に開始した授業のボイコットは、この連合に参加する勢力の中で初めて一連の抗議から直接行動へと動いたものとなった。

 香港中文大学(Chinese University of Hong Kong)のキャンパスでは22日朝、様々な大学から学生らが集まり、黄色い共通のリボンを身に着けて、所属する学部の旗を振りかざした。

 最近、民主的自由の拡大を主張する学生たちが数多く集まっていた同大のキャンパスには、1989年の天安門(Tiananmen)事件の際に学生たちが製作し、武装鎮圧で破壊された「民主の女神像(Goddess of Democrac)」のレプリカがある。

 香港の学生運動は、12年に行政府が「親中」的な内容の「国家教育」カリキュラムを導入しようとした際、抗議運動の前面に立ってこれを撤回させた。

 しかし、共産党政権の一部は香港の民主化運動を国家全体の統治に対する潜在的脅威とみなしており、政府側に譲歩する気配はない。【翻訳編集】 AFPBB News

 

香港学生が授業ボイコット、行政長官選挙での民主派排除に抗議

ロイター 9月22日(月)16時15分配信

9月22日、中国が香港の次期行政長官選挙で民主派候補を事実上排除する決定を行ったことに抗議するため、香港の大学20校以上の多数の学生は授業のボイコットを開始した。香港中文大学で20日撮影(2014年 ロイター/Bobby Yip)

[香港 22日 ロイター] - 中国が香港の次期行政長官選挙で民主派候補を事実上排除する決定を行ったことに抗議するため、香港の大学20校以上の多数の学生は22日、授業のボイコットを開始した。

学生らは香港中文大学に結集。ボイコットは1週間続く見通し。
香港の次期行政長官選挙をめぐる中国の決定については、活動家団体が金融街を占拠して街頭活動を行うと警告している。
香港を代表する大学教授らは学生の授業ボイコットに支持を表明しており、一部は参加できない授業の講義を録画してインターネットで公開することを提案している。
ボイコットは香港大学生連合会などが呼びかけた。

 

 

香港の24の大学で授業ボイコット、行政長官選挙めぐり―マレーシア華字紙

 

Record China 9月22日(月)19時8分配信

 

 

21日、香港行政長官選挙の問題をめぐって、香港の大学24校が学生8000人による1週間の授業ボイコットに突入した。無期限ストに発展する可能性もある。写真は香港大学の掲示板に張り出された授業ボイコットの張り紙。

 

2014年9月21日、マレーシア華字紙・光華日報(電子版)によると、香港の行政長官選挙をめぐって、中国政府が民主派の立候補を事実上締め出す方針を導入したことに反発し、香港の民主派学生団体、香港大学生連合会は22日から学生8000人による1週間の授業ボイコットを行う。


ボイコットは香港大学や香港中文大学をはじめとする24の大学で行われる。香港大学生連合会の代表者と中文大学学生会の代表者はラジオ番組で、授業ボイコットと反対抗争の準備が整っていることや、中文大学だけで2000人の参加者があることを明かした。学生によるボイコットとしては香港史上最大のもので、今後参加者が1万人を超す可能性や、無期限ストに発展する可能性もあるとしている。

また、大学教職員や著名人の間でも学生の行動を支持する動きが強まっており、枢機卿でもあるカトリック香港教区の陳日君(チェン・リージュン)司教や元立法会議員の呉靄儀(マーガレット・ン)氏、公民党の李志喜(グラディス・リー)氏なども支持を表明。陳司教は24日に行われる集会で演説を行う予定だという。(翻訳・編集/岡田)

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「兵庫県尼崎市は赤ちゃんが遊べるところがいっぱい」2014年8月22日(金)No.871

2014-08-22 21:09:24 | その他情報

今日は赤ちゃんと保護者が予約なしに平日いつでも出かけて(無料で)遊べる施設に行ってきた。

阪急園田駅から徒歩数分のところにあるつどいの広場「わらべ」。

こじんまりした保育所のような感じで、

おもちゃや本がたくさんあり、授乳ブース、おむつ交換ブース、ベッドもある。

プロの職員さんが3人いて、子連れのお母さんとゆったり話したりしていた。

尼崎在住で、昨秋出産した我が娘の調査によると尼崎市には類似施設が9こもあるそうだ。

近所にこんな集いの場があるのは(しかも、ちゃんと職員がいて)、とてもいい。

 

「公園デビュー」という言葉があるが、

公園のみならず、プロの調停役がいないところでは、

たちまち弱肉強食の、実にハラハラする状況が現出する。

つい先日も、お母さんが携帯を見ている間に、

3,4歳の数人の子どもの間で女王様と奴隷の地位が1分以内に決まっていくのを

私はこの目で見た。

 

携帯を見ていなくても、親たちは若い。

そして、子ども集団の調停には概ね不案内である。

公園で人間関係がうまく行かず、

親子で引き籠りになるケースがあるというのも、頷ける。

人口45万人、そんなに大都市でもないが、尼崎市はなかなかいい。

市民の暮らしのために、いろいろ頑張っているのが分かる。

大都市大阪は、こういう施設はあるのだろうか。

ハービス大阪とかグランフロント大阪とか、はたまたカジノ構想とか、

金儲け商売は目立つが、

赤ちゃんを持つ親や、介護のお年寄りを抱える家族にとってはどうなんだろう…。

 

⇓「わらべ」内部。とても清潔。

 

さて、肝心の娘の娘(つまりMY孫娘)は、

親離れの練習に挑戦し始めたばかりで、

お母さんがいなくなると、間もなく「ぐすっ、ぐすっ」と泣き出した。

この時とばかりに、即座にミルクをあげると、

それを飲み、ぐうぐう寝てしまうのであった。

 

⇓他人んちでよくこんなに堂々と眠れるものだ。

 

1時間以上、エアコンつきの涼しい快適な部屋で眠るMY孫。

今日は天候不順のためか、どんどんみんな帰って行き、

職員さんと私たちだけになってしまった。

⇓まだ寝ている。

 

⇓起きてハイハイする孫。

ちょっと自慢になるけど~。パンツをよ~く見てくれるかな?

 

⇓「ちさちゃんへ  かじ  2014.5.11」と書いてあるでしょう♪♪

「ちさ」は孫の名前で、

「かじ」とはトーゼン、元ブルーハーツのドラマー梶君でしゅ。

って、自分の手柄のように喜ぶブルーはーとであった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「海外投資家の日本株売り、2005年以来の記録」 2014年8月16日(土)No.965

2014-08-16 18:58:04 | その他情報

いくら経済に疎い私でも、下の文には反応した。

一昨日のこんなロイター・ニュース、日本のTVやラジオで誰か聞いただろうか?

私はずっとNHKラジオ第一&第二を聞いているが(わけがあってです。決して好んでじゃ…)、

これは聞かなかった。

安倍政権はこの事実について報道規制し、隠しているのではないか。

(もちろん、他にも隠している重要事項は山ほどあるが)

アベノミクスがかなり先行き不安な状態だと国民に知らせないようにしているのではないか。

でも、経済音痴の私ですらこのように情報を得ているのだから、

みんなはとっくに知っているのかも知れない。

多くの日本国民は経済についてこそ最も関心が深いのだから。

 

(和訳ブルーはーと;ちょっと分からないところも。何しろ経済用語弱いから~

東京;8月14日ロイターズ

木曜日の証券会社のデータが示すところによれば、先週、外国の投資家は、ウクライナや中東の暴力(的状況)が、グローバル経済の成長を破壊する恐れがあり、日本株価を2か月ぶりの低値に抑えた状況を見たとき、記録的な量の日本の先物取引株式を売った。

(中略)―――それは2005年にその証券会社がデータを公表し始めて以来、最も大きいnet sellingであると、野村セキュリティーズのユノキ・ジュン経済ストラティジストは語った。

(原文)TOKYO, Aug 14 (Reuters)- Foreign investors sold a record amount of Japanese stock futures last week, when fears that violence in Ukraine and the Middle East could disrupt global growth pushed the country's share prices to two-month lows, exchange data showed on Thursday.

(中略)―――That was their largest net selling since the exchange started publishing data in 2005, said Jun Yunoki, strategist at Nomura Securities.

 http://finance.yahoo.com/news/foreign-investors-sell-record-amount-085931788.html;_ylt=AwrBJSD5C.1TBkUA7lL_wgt.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「お盆にあの世からプレゼントかな?」 2014年8月15日(金)No.964

2014-08-15 10:13:30 | その他情報

じゃーん!

三つ子の赤ちゃんでしゅ。

パンダでしゅ。

 

ああ、赤ちゃんを見るとどうしてこんな語尾になってしまうのか。

世界で初めての三つ子のパンダの赤ちゃんが生まれたのは、

実は7月29日、広州のChimelong Safari Parkで、もう半月以上経っているが、

ワタシ的にはさっき「毎日1分 英字ニュース」(“triplets”=三つ子) で知ったばかり。

世界中で普通に暮らしている庶民が、バタバタと殺されたり、

傷つき倒れたりしている昨今の有様をあの世で見ているバーチャン&じーちゃんが、

「こんなところにも命=希望があるよ」

と教えてくれているようだ。

 

子パンダはお母さんパンダの900分の1のサイズなんだって。

 

Juxiao(お母さんパンダ)は、産んだ当初3人の(NO!3匹の)世話でメチャ疲れ、

このように呆然としていた。

 

ということで、下のサイトでは、なんと産む瞬間がビデオに収録されていた!

これは、これは……。

http://www.bbc.com/news/world-asia-28753614

BBC NEWS ASIA -Panda triplets unveiled in Chinese zoo-

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「今日、神戸でパレスチナ連帯・イスラエル抗議行動」2014年7月20日(日)No.942

2014-07-20 23:09:44 | その他情報

 

(↑上はエゾフクロウさんのブログから転載させていただいた)

3日前、イスラエル軍はガザ北部の浜辺で遊んでいた子ども4人に狙いを定め、

いとも簡単に殺した。

これらの写真を見たら、即座に誰が悪いか分かる。

子どもを殺すものが悪者だ。

 

今朝、フミちゃんが電話で、

神戸でイスラエル軍のガザ攻撃に反対する緊急デモがあると教えてくれたので、

急ぎ、手作りアピールを持って出かけた。

JR三宮の神戸市役所花時計前から

「自由民主党神戸事務所」経由「在神戸イスラエル国名誉領事館」まで。

呼びかけ団体「KOBEピースネット パレスチナの平和を考える会」が

道行く人にビラを配っていたが、

あまりにも受け取る人が少ないことに驚いた。

日曜日の三宮や元町界隈はショッピングや観光する人が多かったが、

デモは興味深そうに見るのに、ビラは頑ななまで受け取らない。

どうしてだろう?文字を読みたくないのだろうか。

私の見ている限り20人に1人ぐらいがビラを受け取っていたが、

たいていは女性、あるいは年配の人だ。

 

デモの参加者は私が数えた時は70人ちょっと。

私服警官などを入れると(入れる必要は全然ないけどね)、90人ぐらいだった。

神戸大、奈良女子大の旗が見えた。

下の写真を見て、中国の学生はどう思うだろう。

中国では自国政府やそれにつながるものごとへの批判は非常に制限されている。

今日の掛け声の中に、

「安倍はやめろー!」

「イスラエルを支援する安倍はやめろー!」

というのがあった。

それに相当することを中国で言ったら逮捕は免れまい(と中国ではみんな思っている)。

 

デモと言っても、みんなそれぞれ創意工夫していて、ちょっと楽しい。

お花の帽子をかぶったカップルのうち、

右のおじさんは終始、口にバラか何かの花をくわえていた。

 

ベニヤ板でこしらえた作品?を持っている気合の入った人がいると思ったら、

知り合いだった。

 

アラブ系と思えるカップルも赤ちゃんをベビーバギーに乗せて参加。

 

英語とか習ったらこういう時にこそ使いたいものですね。

 

 

楽器もデモを豊かにする重要アイテム。前はジャンベ、後ろはギター。

 

自転車の後ろに風船つけて子どもを乗せているお母さん。

 

鉢巻しているのが神戸大や奈良女子大の大学生たち。

今どきの若者でもこういう子がいるんだなあ。

 

というわけで、抗議行動に参加してきました。

ツイッターやフェイスブックを見ると、あちこちで行動があるようです。

それを見て、参加できるものには是非参加していきましょう。

パレスチナの人々を孤立させないために、

イスラエルのやりたい放題をストップさせるために。

そのとき、できるだけ友達や家族を誘ってね~。

外で行動できない人や、近くでそういうデモがない人は、

自分がよく知ることと、知ったことを口(くち)コミで周りにパスしていくことも

世論を盛り上げていく上で大切ですよね。

そして、

とにもかくにも、

忘れないこと、思い続けること。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「春節用オレンジ茶の作り方」 2013年12月21日(土)No.828

2013-12-21 14:15:14 | その他情報
さっき、南昌市内の日本語コーナーで会った学生たちに
オレンジ・マーマレード・ジャムの作り方をブログで紹介すると約束して
今、宿舎に戻ってきた。
一日たつとすっかり忘れるので、今のうちに書き込んでおこう。

今夜はまた、市内に戻り、建設賓館で中日友好忘年会だ。
今夜は0℃になるという。
冬の夜の忘年会はホンマ、やめて欲しいわ。
夏であっても、バスがないような時間帯に宴会するのは、
外国人女性には物騒である。
次回からは昼間にして、と要請したい。
(いや、次回にはもう南昌にいないかも

文句はこれくらいにして、
ハ~イ、お待たせ。
「オレンジ・マーマレード・ジャム」のレシピです!
『お茶にすると、‘これは、これは’の美味しさ』と南昌中で大人気なんである。

1 .薄く皮を剥く。


2.皮の下の白い部分も剥く。白い部分は捨てる。

3.オレンジの果実を切り抜く。


4.剥いた皮は熱湯で1分間茹で、そのお湯を捨てる(茹で溢す)。それを3回繰り返す。



5.左はオレンジの果実。右は3度茹でこぼした皮。


6.皮を細く切る。


7.オレンジ4つ分の皮。


8.鍋にオレンジ果実と切った皮全部を入れ、さらに、その半分の量の砂糖を入れる。
(お好みで少し水を加えてもいい)


9.火加減は、始め強火で、次第に中火から弱火にする。


10.30分~40分煮る。トロリとしてきたら出来上がり。  
冷めたらさらに固くなるので、緩めのトロリ感覚で火を止める。

11.オレンジ4個でこれだけできる。オレンジ色がきれいだし、
お茶にして飲むと喉もスッキリ、お部屋はいい香り。
春節前に作って、お客様へのおもてなしにしてね~!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「小田嶋隆の『うんざりするほど当たり前のこと』」 2013年12月12日(木)No.820

2013-12-12 20:25:27 | その他情報
小田嶋隆の「ア・ピース・オブ警句」の記事を全文貼り付けさせてもらう。
彼の文に共感するワタシやアナタは、
この気持ちを3年後まで保持し続けられるだろうか。
何しろ忘れん坊の天才、日本民族の一員なのだ。
案外、安倍晋三がいみじくも言うとおり
「国民はPKOの時、この秘密保護法よりもっと大規模に反対したが、
今は誰も文句を言わない」パターンで、
粛々と政府の言いなりになっている可能性も否めない。
自分が日本民族であるということは、
自分の記憶力に自信が持てないということだと、ハタと気づいた今日この頃である。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



うんざりするほど当たり前のこと 小田嶋 隆2013年12月6日(金)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20131205/256782/?P=1

参院国家安全保障特別委員会の中川雅治委員長(自民党)は12月5日、
特定秘密保護法案の採決を強行し、同法案は、自民、公明両党の賛成多数で可決された。
これを受けて、政府、与党は、遅くとも会期末の12月6日までに、
参院本会議で同法案を可決成立させる意向なのだそうだ。



率直に申し上げて、うんざりしている。
時期として手遅れになってしまったが、一応、思うところを書いておく。
タイミングのことを言うのなら、5カ月前の段階で既に手遅れだったと思う。
さらに言えば、当件に関して、手遅れでないタイミングは、
そもそも存在していなかったのかもしれない。
自民党にフリーハンドを与えた以上、この日の来ることは既定路線だった。

これまでにも、当欄で特定秘密保護法案をとりあげる機会がなかったわけではないのだが、
その度に、先送りにしていた。
理由は、ひとことで言えば、うんざりしていたからだ。
前半では、まず、私がこの話題を扱うことにうんざりしていた事情について述べることにする。
もしかしたら、それを言っているだけで紙数が尽きるかもしれない。
それでもかまわない。大切なのは、私がうんざりしていることの中身だからだ。

とにかく、結論としてあらかじめ言っておきたいのは、
今回のこの法案は、われわれがうんざりし続けてきたことの結果として
私たちの前に立ちはだかっているということだ。
無力感は人を無力にする。実にもってロジカルな話だ。
そして、このことのもたらす無力感は、ますます私たちを無力にする。
私は、いま、心の底からうんざりしている。

「お前の個人的な感情を吐露することに何の意味があるんだ?」
と考えておられる向きもあることだろう。
たしかに、読者には関係のない話に聞こえるかもしれない。
しかしながら、私は、同じ時代に生きる個々人の個人的な感情には、
普遍的な意味が含まれるはずだと考えている。

時系列の話をするなら、特定秘密保護法が可決成立することへの反応としてうんざりするより先に、
私はずっと前からうんざりしていたわけで、ということは、話の順序からすれば、
私がうんざりしていたことの結果として法案が成立したというふうに受けとめなければならない。
私はそのように考えている。

こういう話をしていると、
「貴殿は法案を熟読した上で見解を述べているのか?」 
という感じ問いが投げかけられて来る。
この種の質問は、もうずいぶん前から、完全にテンプレ化している。 
結局、何らかの政治的イシューについて発言する人間を見つけると、
必ずその専門性を問う人々が現れることになっているわけで、彼らは、回答を求めているのではなくて、
どちらかといえばいちゃもんをつける材料を探しているのだ。
で、多くの場合、この種の問いかけに対して、私は、 「もちろん、詳しくなんか知らないよ」
「直感で言ってるだけだけどそれが何か?」 という感じのレスポンスを投げ返すことにしているのだが、この問題については少し違う。
私は、特定秘密保護法案に関しては、応分の知識を持っている。

この秋以降、昨年来かかわっているさる民放局の番組(CS放送)で、
特定秘密保護法を扱った企画を3回扱っている。
で、ゲストとして招いた与野党の国会議員や、法律家、ジャーナリストに、直接話を聞く機会を得た。
弁護士の海渡雄一氏、ジャーナリストの大谷昭宏氏、総理補佐官の礒崎陽輔参議院議員、
自民党の中谷元衆議院議員、社民党の福島瑞穂副党首の各氏だ。

当然、これだけの専門家と話すのだから、事前に勉強しないわけには行かない。
だから、法案の条文については、4月の改定前の段階のものから、直近のものまで、
何度も目を通している。
つまり、私としては珍しいことに、この問題については、時間と手間をかけて情報を蓄積しているのだ。
にもかかわらず、私は、特定秘密保護法案に関して、これまでにどの媒体にもまったく原稿を書いていない。
なぜか。

ここで、話はアタマに戻ってループする。
私は、詳しく勉強すればするほど、発言することの空しさに圧倒されて、
何も言う気持ちがなくなってしまった。もう一度言うが、私は、うんざりしたのである。 
特定秘密保護法の問題点について、条理を尽くして語ることそのものは、
そんなに骨の折れる仕事ではない。
やればできる。
 
ただ、真面目に書けば書くほど、それは、新聞の特集コーナーで書かれていることの焼き直しになる。 
特定秘密の指定について恣意的な運用が可能であること、
行政府の権限を無限に拡大する恐れがあること、
情報開示の方法と原則について明確な規定を持っていないこと、
第三者のチェックが周到に排除されていること、
条文の中に共謀罪とほぼ同等の規定がこっそり書き込まれていること、
「適性検査」という信じがたい人権侵害規定が含まれていること、
想定されている同盟国(米国)に対して無力なこと、
罰則規定が重すぎることなどなど、書こうと思えば書くべきことはいくらでもある。

ただ、そういうことは、私が書いても仕方がないと思ったのだ。
専門家の解説をかみくだいて解説する仕事は、新聞のようなメディアがやれば良いことで、
実際に彼らは、この一カ月ほどの間に、その種の記事をかなり熱心に配信してくれていた。 
でも、手遅れだった。
新聞は、この種の政治課題については、稟議を通してから鳴らす津波警報みたいに、
手遅れになったタイミングではじめて騒ぎはじめるケースが多い。
その方が読者の胸を打つと思っているのだろうか。
それとも、記者というのは、後知恵だけが選択的に発達するべく訓練されるものなのだろうか。
 
特定秘密保護法案についての記事を書く気持ちになれなかったもうひとつの理由は、
「活動家」みたいな仕事をしたくないと考えたからだ。
言い換えれば、現時点で自分がこの話題について原稿を書くと、
反対運動を展開している活動家が書くみたいな文章になる気がして、
その文章の色気の無さ(というのか、硬直した文体)に、わがことながら、
あらかじめうんざりしてしまったわけだ。
 
もちろん、法案に反対する気持ちはいまでも持っている。
ただ、反対の気持ちは気持ちとして、私の心のより深い部分には、
反対しても無駄だというあきらめの気持ちが広がっている。
一方であきらめの気持ちを抱きながら、
反対の気持ちだけをまっすぐにぶつけることを繰り返していると、
その文章は活動家のアジ演説みたいなものになる。
私は、それがいやだったのだ。
 
さかのぼって言えば、私は、参院選がああいう結果に終わった時点で、
既に、色々なことを投げ出す気持ちになっていたのだと思う。
このことを、
「政治的な怠慢だ」
と、なじる人々がいることはわかっている。
事実、怠慢ではあるのだろう。
どんな事態に陥っても、倦まずたゆまず、
まっすぐに顔を上げて前進するのが正しき市民の選ぶべき態度であるのかもしれない。

が、政治的な勤勉さは、なにより選挙の時に発揮しなければならないはずのものだ。
選挙の時点で、与党にあれだけの圧倒的な議席を与えてしまった以上、
結果が出た後に選挙民としてできることは非常に限られている。
デモ?
まるで無駄だとは言わないが、私は乗れない。無力感で一歩も前に進むことができない。
「でもと言う前にやるべきことをやっておきなさい」
 と、マザーテレサも言っている。
 いや、これはウソだ。
 マザーテレサが言ったことにすれば、
たいていのことはもっともらしく聞こえるということを例示してみただけ。はい。ウソです。
「デモを打つ前に、デモを打たなくても良い政権を選んでおきなさい」
 と、私は、そう思っている。
 
次回こそは正しい選択をしなければならない。
私がいまさら法案に反対する言葉を口にしたくないと思ってしまうのは、
メディアに対して不信感を抱いているからでもある。
特に地上波のテレビに対しては、 「いまさら反対みたいな顔をしないでくれ」 という気持ちを持っている。 
彼らは、参院選を控えた時点の様々な番組で「『ねじれ解消』を果たせるのかどうかが、
この参院選の課題です」みたいな言い方を繰り返していた。
このことはつまり、与党が衆参両院で過半数を確保している現今の状況を、
新聞テレビをはじめとしたマスメディアが、参院選前の時点で、
半ば待望していたことを意味しているわけで、であるとすれば、彼らは、
いまさら自民党が数の力で成し遂げようとしていることを批判する資格を持っていないはずなのだ。
 
衆参両院の与党が「ねじれ」状態を呈していた2007年以降、政局は常に混迷の中にあった。
多くの法案の議決に、不必要とも思える時間と手間がかかり、
審議や決断の過程が非効率このうえない形で進行しているようにも見えた。
だからこそ「決められる政治」というキャッチフレーズが生まれ、
それをマスコミが後押しする機運が盛り上がっていたのだと思う。
この点について、議論の余地は無い。
そして、有権者が本当に「ねじれ」の解消を望んだのであれば、
彼らは、そのことの結果を受け容れなければならないはずなのだ。 
仮に「ねじれ」が解消して、「決められる政治」が実現したら、
与党が大胆な政治手法を採用してくるであろうことは、
当然といえば当然の、十分に予想できたはずのなりゆきだ。 
少なくともマスメディアの中にいる人々は、自民党の圧勝が予想されていた参院選を控えて、
「ねじれ解消」というフレーズを自分たちが合唱していた時点で、
今日あることを予期していなければならなかったはずだ。
 
自民党が選挙民を裏切ったと言うことはたやすい。
実際、彼らは、選挙前の時点で、
日本版NSCや特定秘密保護法の成立を公約として挙げていたわけではないし、
集団的自衛権を容認するべく国家の大方針を転換することもアピールしていなかった。
それどころか、TPPに関しては、多くの選挙区の議員が反対する旨を訴えて議席を獲得していた。
 
以上の点を蒸し返してものを言うなら、
自民党ならびに公明党が有権者をだまし討ちにかけたのだと言って言えないことはない。
でも、「ねじれ」が解消される状況が実現されれば、
自民党が、長年あたためていた懸案を一気に上程しにかかることは、
一人前のアタマを持った市民なら、本当はわかっていなければいけないことだった。
私は、わかっていた。
強行採決は、暴挙だし、品のないやりざまだし、背信行為でさえある。
とはいえ、それでも、最低限、違法ではない。 
というよりも、強行採決が可能な議席数を与えてしまった時点で、
われわれは、与党を罵ることはできても、彼らの考えを改めさせることはできないのである。
どんな暴挙であれ、ルールの枠内にある限りにおいて、実効性を持っている。
ボクサーに向かって
「殴るなんてひどい」
と言ったところで、何の意味もない。
 
私にできることは次の選挙の時まで、今日起きたことをよく覚えておくことだ。
私は、いま「私たち」という主語を使わなかった。
ひとりひとりの「私」が、個人としてふるまうほかにどうしようもないと考えたからだ。
もう少し率直に言うと、私は、「私たち」という設定にうんざりしているということだ。
しばらく一人にしておいてくれ。
読者のみなさんにも、一人で考えることをおすすめしておく。
(文・イラスト/小田嶋 隆)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「安倍首相:日本国内での人気(?)とのあまりの差異」 2013年12月9日(日)No.817

2013-12-09 21:23:33 | その他情報
ホントは支持率もそんなにまで高くないのかも知れない。
メディア情報は何もかも胡散臭い。
それでも、安倍首相は選挙で国民の支持を得たから現に首相をやっている。
TPP参加・原発再稼働・秘密保護法・集団的自衛権のどれをとっても、
国民のためにならないことばかりしているというか、
国民を崖から突き落とすようなことをしているにもかかわらず、
メディアによると、まだ支持者がいるらしい。
すごいな日本人。

フォーブス誌の「2013年世界で最もパワフルな人物」ランキングでの
安倍首相は別の意味ですごい。

1位:プーチン大統領(ロシア)
2位:オバマ大統領(アメリカ合衆国)
3位:習近平国家主席(中国)
4位:フランシス・ローマ法王
5位:メルケル首相(ドイツ)
――――
8位:アブドラ国王(サウジアラビア)
――――
11位:キャメロン首相(イギリス)
ーーー
14位:李克強首相(中国)
――――
18位:オランド大統領(フランス)
―――
20位:ルセフ大統領(ブラジル)
21位:ガンディー国民会議総裁(インド)
――――
23位:ハメネイ最高指導者(イラン)
―――
26位:ネタニヤフ首相(イスラエル)
――――
28位:シン首相(インド)
――――
32位:潘基文国連事務総長
――――
34位:ナヒヤーン大統領(アラブ首長国連邦)
――――
46位:金正恩第一書記(朝鮮民主主義人民共和国)
――――
52位:朴槿恵大統領(韓国)
――――
57位:安倍首相(日本)


「2013's Most Powerful People」は
毎年のフォーブス恒例の首脳・投資家・慈善家・企業家ランキングで、
その人の影響力および資金力に基いているとのこと。
72人がランク入りしている。
上に名前を挙げたのは政治関係者だけだが、
日本関係では他に黒田日銀総裁が39位、孫正義ソフトバンク社長が45位に挙げられている。
安倍さん、57位でも入れてもらえてヨカッタ…かな?

フォーブス誌は世界における日本の安倍首相の影響力をこのように判断している。
日本国内のムードとは相容れないかも知れないが、
世界のムードを如実に表した数字だと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「エライぞ、京都大学学生有志のみんな!」2013年11月21日(木)No.802

2013-11-21 22:42:34 | その他情報
ああ、大阪に居たら万難を排して行くのに。
去年、今年と夏に2度京大に行ったが、2回とも反原発の立て看板がきっちりあった。
さすが、京大だ!

「熊取六人衆」は関西で伝説の反原発学者たちだ。
小出裕章さん、今中哲二さんにはこれからもどこかできっとお会いできると思うが、
他の人にも会いたいワ~(これが私の人生を貫き支えるミーハー性である
以下、「薔薇または陽だまりの猫」さんブログより転載。


熊取六人衆講演会 in 京都大学 
22日10時~京大北部キャンパス農学部総合館W100教室



熊取六人衆京大講演実行委員会のブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/kyodai_nonukes

京都大学で熊取六人衆の講演会開催を目指す学生有志が、実行委員会を立ち上げました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
国策としての原発推進とその研究の中にあって、
反原発を唱え続けた6人の学者たちがいる。
大阪府泉南郡熊取町にある京都大学原子炉実験所に所属する(した)彼らは、
反骨の学者「熊取六人衆」と呼ばれる。

福島第一原発の事故以前から原発の安全性を問題にし、
研究者として警鐘を鳴らし続けてきた「熊取六人衆」。
事故後は特にその言説が注目され、講演依頼が殺到しているという。

しかし、意外にも彼らが京都大学で講演をする機会はほとんどなかった。
「熊取六人衆」のうち3人が退官、1人が他界された。
残った小出さん、今中さんも近々退官を迎える。
熊取の学者たちが歩んだ道を、
今、京都大学その場所で振り返り、未来につなげていきたい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 原発推進政策の中で、彼らはなぜ反原発の道を歩んだのか。
科学者として、何を考えどのように行動し、結果どのような待遇を受けてきたのか。
長きにわたり原子力と向き合い研究を続けてこられた「熊取六人衆」に、
研究生活を振り返りそれぞれの思いを語っていただきたいと思います。

日時:2013年11月22日(金曜日)

場所:京都大学北部キャンパス農学部総合館W100教室

[当日スケジュール]
    9:30 開場
   10:00 講演会1 講師・川野眞治さん
   11:20 講演会2 講師・海老澤徹さん
   13:35 講演会3 講師・小林圭二さん
   14:55 講演会4 講師・今中哲二さん
   16:30 終了
 各講演の間に、質疑応答、休憩時間を取る予定です。

入場料:カンパ制(ご協力をよろしくお願いいたします。)

 このたび、京大の学問のあり方や原発問題に問題意識をもつ学生有志が集まって、
熊取六人衆京大講演実行委員会を立ち上げる運びとなりました。
皆さんの参加をうったえます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「国際男女平等ランキングで中国69位、日本105位」2013年10月28日 No.784

2013-10-28 20:46:07 | その他情報

世界経済フォーラムは10月25日、国際男女格差レポート2013を発表した。
調査対象国136か国中、日本は前回よりも順位を4つ下げ、
105位となったことが明らかになった。

136カ国中105位。
女子トイレの数が異常に少ない中国でも、
日本に比べたらまだマシ、というのは肌で分かる。
なんて言うかさ、日本は政治家からして、
女性差別発言する人がいっぱいいるもんねえ。
差別発言代表例は「日本維新の会」代表の二人。
石原慎太郎(81歳)
「生理がなくなった女性は存在が罪である」

橋下徹(44歳)
「あれだけ銃弾が雨・嵐のごとく飛び交う中で、
命を懸けて走っていく時に、猛者集団、精神的に高ぶっている集団を
どこかで休息させてあげようと思ったら、
慰安婦制度というものが必要なのは誰だって分かる。」

「(沖縄県宜野湾市の)米軍普天間飛行場に行った時、
司令官にもっと風俗業を活用してほしいと言った。
司令官は凍り付いたように苦笑いになってしまって。
性的なエネルギーを合法的に解消できる場所は日本にはあるわけだから。」


こういう発言をする者に多くの女性たちが支持票を投ずる日本。
橋下徹大阪市長は確か数年前、
お金を払って女性にフライト・アテンダントの格好をさせ、
性的行為をしたことでも有名である。
その女性が男性の性的欲望の処理をする仕事をしていたのに、
顧客情報をメディアにばらすのはプロ精神に欠けると、
批判していた女性がいた。
もう、何がなんだか・・・・・・。

しかし、橋本市長が風俗の仕事も
職業選択の自由で(女性が自主的に)なったことであり、
法律上問題はないと発言したとき、
女性の誰が、職業選択の自由で
フーゾクを選ぶだろう、とヒジョーに腹が立った。
選択肢がいろいろある中で
「ワタシ、フーゾクの仕事が好きだからこれにする」
といって選んだと、橋下徹は言うのだ。
世の多くの男性もどこかでこう思っているのだろうか。
こうなると、そういう男性をゴミ箱に捨てたい気がしてたまらない。
少なくとも、そういうヤツとは喋りたくないし、存在を感じたくない。
・・・・・・・・・
キヨシローじゃないけど
「これが~日本だ~ ワタシの国だ~あ~  あ~あ」







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ジュゴンなんかどうなってもいい」2013年10月17日(木)No.774

2013-10-17 16:15:38 | その他情報
「今の日米同盟の継続が第一。アメリカが辺野古がいいと言うんだから
沖縄県民がどんなに反対しようが押し切るだけだ。
ジュゴン、そ~んなもんどうだっていい!
私じゃない。日本政府がそう思っている。

何を証拠にそう言うわけ?と問うあなたのために下の記事を。
(太字:ブルーはーと責)



「私たちの宝、ジュゴンの生きる辺野古の海の埋め立てを承認しないでください」 
 写真著作権 Julien Willem

発信者: 北限のジュゴン // The Northernmost Dugong
Henoko, Okinawa
日本政府は「世界一危険」と言われる普天間基地の代替として、
辺野古の海を埋め立てて「新基地」を造り、米軍に提供しようと、
沖縄県知事をはじめ県民の同意のないままに、
環境影響評価(アセスメント)を行いました。

この環境影響評価に対し仲井眞知事は、570項目の不適切な事項を指摘し、
「この事業には重大な問題があり、
評価書に示された措置では環境保全は不可能」
との意見を出しました。

それを受けて補正評価書が作成され、その中で
「基地建設を進めてもジュゴンは現場から遠く離れているので、
それほどの悪影響はない

と結論付けられ、今年3月、沖縄防衛局は辺野古海域の埋立申請を提出しました。

しかし、補正評価書の作成期間中の昨年4~6月に、
辺野古の埋立予定地をジュゴンが何度も訪れていたことが、
海草(うみくさ)を食べた跡によって確認され、
また隣の大浦湾を泳ぐ姿も空から目視されていたにもかかわらず、
沖縄防衛局によりこれらの事実が隠ぺいされていたことが、
9月22日の共同通信の報道で明らか
になりました。

基地建設にとって「不都合な真実」は闇に葬られ、
「悪影響はない」という評価がなされていたわけです。

この隠ぺいの事実が明らかになっても、
沖縄防衛局は頑なに不正を正そうとしません。
もしこのまま、ジュゴンの海が埋め立てられ基地建設が始まってしまえば、
ジュゴンが絶滅に追い込まれる可能性はかなり高くなるでしょう。

この不正な埋め立て申請を認めることは、
ジュゴンを見殺しにすることにつながるのです。

どうか、日米政府の圧力に屈せずに
「ジュゴンの生きる辺野古の海の埋め立て申請」に対し承認をなさいませんよう、
知事の英知あるご決断を心よりお願い致します。

「北限のジュゴン」-- 鈴木雅子、浦島悦子、弥永健一


ここんとこ、
‘福島の子供の甲状腺がん’といい、
‘安倍首相の放射能汚染水完全コントロール発言‘といい、
日本は「不都合な真実」だらけになってきた。
その場しのぎのウソ・デタラメで永久に命が消えていく。
ジュゴンと福島、否、日本全土の子ども達の姿が重なって見える。


[Change.orgでキャンペーン開始
Mailing Address: Change.org • 216 W 104th St.,
#130 • New York, NY 10025]

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする