朝からメチャクチャ忙しかった。私一人で寂しく過ごさせてはならじと、昼から学生達が大挙して押し寄せる事態になったからだ。何度も言うようだが、私は一人で過ごすことが全く苦にならない、と言うか一人が気楽で好きな人間だ。しかし、学生の気遣いは嬉しい。いつものカレーライス、サンドイッチ、トンカツ、友人が送ってくれたきな粉餅、冷凍餃子、冷凍アンマンというメニューで迎えた。
大阪にいるとき、友人達の家に招かれて行くといつも手の込んだ手料理や手作りテーブル小物でもてなされた。手の込んだ料理は無理であるにしても、自分ができる手料理でもてなすことを常とするのは、友人達から教えられたことである。
中国では、全然そういうことはなく、むしろどこか美味しいレストランに連れて行ってご馳走する方が、もてなしとして上級の感がある、と学生の一人は言っていた。
きっと、この国でもそのうちに、下手でも時間をかけて一生懸命作った自作の料理の地位が上がる日が来ると思う。
結局学生14人+老師1人=15人が来てくれた。当然椅子はなく、立食パーティーになった。
先日、「ドイツのように日本も謝罪してくれたら、両国の関係はもっとよくなる。」という文を書いた陳君も来たが、彼とはその話をするチャンスがなかった。しかし、終始にこやかな話ぶりで、日本国家と日本人は違うと考えているのかな、と思った。陳君は何かにつけて沈着冷静、大人っぽい。
台所の立ち話で、他の学生(範さん、劉さん)に1995年の村山総理の謝罪を知っているか聞いたところ、知らなかった。1972年の田中角栄がちょっとそれに触れたことは知っている、とのこと。あと、日本人が「いろいろご迷惑をお掛けしました。」と言うが、中国語で「迷惑」は謝る言葉としては軽すぎるものだそうだ。(そうなのか~)と思った。辞書で調べると「迷惑(日本語)=麻煩(中国語)」だ。「煩わしい思いをさせて済まないね。」みたいな感じなのかな。
年越しの晩なのに(だから?)、外ではガンガン、カラオケ大会の大音量と時折の花火で賑やかこの上ない。ひっそりと新年を迎えるのは不可能なようだ。聞けば、真夜中から朝まで爆竹を鳴らすかも知れないとのこと。それは春節だけでいいのに…。
中国で生まれ育つと、爆竹の臭いや音が大好きになるようだ。学生は誰一人、爆竹を嫌がる者はいなかった。ああ、静かに寝たい。
大阪にいるとき、友人達の家に招かれて行くといつも手の込んだ手料理や手作りテーブル小物でもてなされた。手の込んだ料理は無理であるにしても、自分ができる手料理でもてなすことを常とするのは、友人達から教えられたことである。
中国では、全然そういうことはなく、むしろどこか美味しいレストランに連れて行ってご馳走する方が、もてなしとして上級の感がある、と学生の一人は言っていた。
きっと、この国でもそのうちに、下手でも時間をかけて一生懸命作った自作の料理の地位が上がる日が来ると思う。
結局学生14人+老師1人=15人が来てくれた。当然椅子はなく、立食パーティーになった。
先日、「ドイツのように日本も謝罪してくれたら、両国の関係はもっとよくなる。」という文を書いた陳君も来たが、彼とはその話をするチャンスがなかった。しかし、終始にこやかな話ぶりで、日本国家と日本人は違うと考えているのかな、と思った。陳君は何かにつけて沈着冷静、大人っぽい。
台所の立ち話で、他の学生(範さん、劉さん)に1995年の村山総理の謝罪を知っているか聞いたところ、知らなかった。1972年の田中角栄がちょっとそれに触れたことは知っている、とのこと。あと、日本人が「いろいろご迷惑をお掛けしました。」と言うが、中国語で「迷惑」は謝る言葉としては軽すぎるものだそうだ。(そうなのか~)と思った。辞書で調べると「迷惑(日本語)=麻煩(中国語)」だ。「煩わしい思いをさせて済まないね。」みたいな感じなのかな。
年越しの晩なのに(だから?)、外ではガンガン、カラオケ大会の大音量と時折の花火で賑やかこの上ない。ひっそりと新年を迎えるのは不可能なようだ。聞けば、真夜中から朝まで爆竹を鳴らすかも知れないとのこと。それは春節だけでいいのに…。
中国で生まれ育つと、爆竹の臭いや音が大好きになるようだ。学生は誰一人、爆竹を嫌がる者はいなかった。ああ、静かに寝たい。