「マヌケでアホな上にシミッタレ、薄情。
岸田文雄さん、キミは総理のうつわじゃないよ」
X(旧ツイッター)でこの憤激の呟きを見て、どういうことかと
元記事のSmartFlashを読んでみた。
岸田首相、地震の被災者に「最大20万円貸します」であふれる憤激「こんなひどい政府聞いたことない」 | Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌] (smart-flash.jp)
もともと、庶民の苦しい生活に無関心、冷淡な首相だと知ってはいたが、
「最大たったの20万円」しかも給付じゃなくて「貸します」には脱力した。
緊急かつ一時的に生計の維持が困難になった人に生活費を貸し付ける「緊急小口資金」の対象に
被災者をも含めるというものだ。この貸付は一回限りで、毎月20万円ではない。
もちろん、それでもないよりはましだろう。
しかし、メインの金銭援助がこれではいくら何でも酷いじゃないか。
いの一番は「貸付」じゃなく、「援助金無償給付」だ。
外国に出かけて巨額のお金をばらまくくらいだから、
基礎基本の国内の緊急事態にも、当然備えがあるんだろう。
写真では内閣の面々が、みんな真顔で無意味に防災服を着て座っている。
この人たちが相談して貸付してやると決めたんだな。
みんな永田町のお城のお貴族様なんだ、とつくづく思う。
人的救助もケチり、金銭的援助はスズメの涙未満。
ツイッターには、
《住むところも失い家族も失い20万貸付って岸田政権と厚生労働省は鬼か》
《被災地では仕事も無いし働く事も不可能 借金だなんて悪魔の所業だ》
《こんな酷い政府聞いたことないぞ》
などのコメントが並ぶ。
これが普通の反応だろう。
「貸します」の前にまず、「無償給付します」が当然だ。
みんな、庶民を迫害する政党を選挙で選ぶの、もういい加減止めない?
ちなみに東日本震災の際、厚生労働省は次のような支給をした、とある。
今は当時(13年前)より物価が上昇しており、この金額では不十分だとは思うけど、
それでも当時の政権の方策は、今の岸田よりずっと人間の温かさを感じるわ。
「災害弔慰金:東日本大震災で死亡された方の遺族には、災害弔慰金が支給されます。
支給額は、[1]生計維持者の方が死亡した場合 500万円 [2]その他の方が死亡した場合 250万円です。また、震災により重度の障害を受けた方には、災害障害見舞金が支給されます。
災害弔慰金・災害障害見舞金は、市町村から支給されます。」
「生活復興支援資金貸付:被災された低所得世帯(被災したことにより低所得世帯となった場合を含む)の方は、しばらくの間の生活費や転居費など、生活の再建を支援する生活復興支援資金の貸付が受けられます。
・一時生活支援費(当面の生活費):月20万円以内(貸付期間:6カ月以内、最大120万円)
・生活再建費(住居の移転費、家具などの購入に必要な経費):80万円 ・住宅補修費:250万円以内」(厚生労働省)