夕焼けのそばにいて
今日はあの娘にしよう 駅でよく会う娘
遊園地でデートして ソフトクリーム食べようかな
~『脳内パラダイス』より~




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この“メンバー雑感”は、基本的に卒業・脱退したメンバーは「番外編」として書いているのですが、彼女の場合、まだ卒業して間もないこともあり、“研究生編”として書きます。


“チュンチュン or 西中”こと中西優香。彼女を初めて見たときの印象は「ルックスの雰囲気が久松史奈似(※1)」 。


真面目な感じの印象を受ける子です。曲中は常に一生懸命で、非常にキレのあるダンスを披露しています。てっきりダンス経験者だと思っていましたが、AKBに入るまでダンス経験は全く無かったとのこと(驚)。結構突っ込み所の多いメンバーなので、順番に…。


◆体育会系?

 彼女は少し体育会系のノリがあって、例えば先輩のメンバーに対しては、例え6歳年下でも「“らぶたん”さん」と「さん」付けで呼びます(※2)。

 その他にもK 4thの「メロスの道」で、この曲は“戦い”がテーマだということもあり、曲中に、お互いの肩を結構強く小突く振り付けがあるのですが、西中のその箇所の振り付けは「優しく肩に手を載せる」になってしまっています(パク)。露骨過ぎて、ちょっと笑ってしまった。

 “先輩相手にそれ(小突く)は出来ない”ということなのでしょうか^^。彼女って先輩・後輩の関係には厳しそうだな、と思ってみたり。


◆西中会 ~意外といじられキャラ?~

 研究生の中では年上の彼女。いつしか研究生のリーダー的役割も担うようになっていました。しかし、その一方で“いじられキャラ”な一面もありました。

 代表的なのが、“西中会(にしなかい)”。これは、西中の家にみんなで集まり、ただ騒ぐだけの会らしいです(パク)。しかも、この会を主催しているのは、なぜか“指原莉乃”。西中の役割は会場提供だけかよ(笑)。

 その他にも、MCで他の研究生メンバーから「男前」だと言われたり、意外と怖がりな面を暴露されたり。チームBで言うところの、“CinDy(浦野一美)”みたいなポジションでしょうか(笑)。でも、そういうやり取りの中にも、「あ~、慕われているんだろうな~」という部分が垣間見られました。


◆鉄人伝説

 この夏、劇場では連日3公演が続きましたが、彼女はA、K、B、3つのチームのアンダーを務めていることもあり、一時期、8日連続で21公演(※3)に出演したことがありました。ここまでハイぺースで出演したメンバーは前代未聞だと思います。

 しかし、そんな中でも、(私が見た範囲では)彼女は流したり手を抜いたりしているようなそぶりは全く見せませんでした。この夏のMVPは間違いなく彼女でしょうね。


◆スパイ容疑?(パク)

 SKE48について発表されたばかりの頃、劇場に名古屋のTV局メーテレが取材に来ていて、公演のMCで以下のようなやり取りがあったそうです。

 西中「メーテレは名古屋のローカル(局)です。」などと、豆知識を披露。

 他メン「おっ、詳しいね。」

 で、西中が愛知出身だということが分かると…。

 「まさか、スパイか~!」

 「こっちで色々(ノウハウを)盗んで、あっち(SKE)に戻って、あっちゃん(的存在)になるつもりか!」

 などと、西中をスパイ扱い(笑)。

 このときは多分ネタだったのでしょうが、結果的に現実になってしまいましたね。


◆SKEへの移籍

 そして、ご存知のように、日比谷野音ライブにて、彼女のSKE48への移籍が発表されました。移籍することになった経緯は不明ですが、彼女は元々愛知出身で、大学も地元だったようなので、出口陽のように大学に復学する目的もあったのかもしれません。

 そして先日、SKEとして本格的に活動を始めた彼女を見ましたが、劇場で踊っていた頃と変わらぬ一生懸命さだったので、安心しました。


※1…「天使の休息」という曲を歌っていた歌手。
※2…まあ、研究生はみんなそうなのですが。
※3…24公演中、3公演はアンダーではなく、バックダンサーでの出演。



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