さて、NHKホールコンサートのラスト、4月26日夜の部の感想について。
◆大島麻衣の「甘い股関節」
コンサート1曲目は「甘い股関節」。衣装を着たメンバーが中央で後ろ向きになっていた。この時点では、この曲が持ち歌である大堀恵が歌うのだろうと思っていた。ところが、振り返ったメンバーは大島麻衣だった。この演出はベタだったが、面白かった。実際、客席からはどよめきの声が聞こえた。
◆期待させた「Blue rose」
「Blue rose」。メンバーはオリジナルの大堀恵、秋元才加、増田有華、宮澤佐江だったが、全員、コートの前を閉じてあった。以前、AXのライブでは、同じように大堀恵がコートの前を閉じていて、曲の途中に脱ぎ去ったらビキニ姿だったわけですが、今回も同じような演出、それも全員だろうか?と思っていた。
で、中盤、全員がコートの前を開くと…秋元才加のみ、ヒョウ柄のビキニでした。その他のメンバーは通常の衣装。うーん、まあ増田有華ちゃんや宮澤佐江ちゃんがビキニ姿になんかなるわけ無いか(パク)。
◆佐伯美香、「てもでもの涙」に登場
膝のケガで療養中の美香ちぃが出演。椅子に座ってのパフォーマンス。今回は出ないのか?と思っていたが、出番があって良かった。
◆グダグダな卒業セレモニー
今回は、大島麻衣、川崎希、早野薫の卒業セレモニーがあったのですが、Kメン、時間取りすぎ。いや、面白かったんだけど、もう少し後のことも考えようよ(-∀-`;)。
長くなるので、詳細は他のレポ系サイトを見て頂くとして←、取り敢えず、野呂さんが「私が14女(チームKの中で年齢順で14番目)だと思います(泣くマネをしながら)」とオチを付けたのはさすがだと思った、ということで(笑)。
時間が無くなってしまったので、ノゾフィス(川崎希)のセレモニーが省略されてしまったのはどうなんでしょう。気の毒過ぎ。なんか、最初からこういうネタ(卒業イベ省略)のために呼ばれたのでは?と思ってしまったぐらい。まあ、最後にゆかりんから手紙が読まれたり、一応セレモニーはあったんですけどね。
◆かつてのチーム研究生での「BINGO!」
今回のコンサートで一番印象に残ったのが、「昨年夏に行われていた研究生公演」のメンバーによる「BINGO!」でした(※1)。もちろん、卒業してしまった研究生もいるので、当時のメンバー全員では無いのですが、当時のメンバーのうち、現在もAKBやSKEに所属しているメンバーは全員入っていたのが嬉しかったですね。
彼女たち自身も嬉しかったらしく、モバメや公演のMCで「今回のコンサートで一番嬉しかったのは、研究生公演のメンバーで歌った『BINGO!』でした」と言っているメンバーが何人もいました。
今はもうバラバラになってしまっているんですよね、当時のメンバーは。Aに昇格した子、Kに昇格した子、Bに昇格した子、SKEに移籍した子、未だに研究生のままの子…。もう、あの頃のメンバーが一同に会して歌うことも無くなってしまいました。
だからこそ、今回の「BINGO!」が印象に残ったわけですが…。もう一点、良かったことは、この曲が何の説明もなく、さり気なく行われたこと。派手な演出も飾りも無く、「分かる人だけが分かってくれればいい」みたいな演出だったからこそ、逆に印象深かったように思います。
※1…正確には、研究生公演のメンバー + 佐藤亜美菜、成瀬理沙です。