5月10日の公演は、チームB。夜公演を観覧しました。この公演では、この日に誕生日を迎えた片山陽加の生誕祭が行われたのですが、その他にも、印象に残る出来事がありました。
◆『初日』が『涙サプライズ!』のカップリングに
この日は生誕祭が行われるので、その他のサプライズや、何らかの発表は無いだろうと思っていました。ところが…公演終盤に、“CinDy(浦野一美)”から、AXのライブで1位に選ばれた『初日』が、次回シングル『涙サプライズ!』のカップリングに決まったことが発表されました。
これには、驚きました。というのも、今までAKBのシングルのカップリングは、基本的にはチームAの曲ばかりだったからです(※1)。例外は『制服が邪魔をする』のカップリングが、チームKの「Virgin love」だったことぐらい。
いくらAXで1位になったからといって、ここまでこの曲が推されるというのは、ちょっと意外でした。まあ、もしかしたら以前、チームKの曲を1回採用したことがあるので、「チームBの曲も、1回は採用しとこうか」という意図なのかもしれませんが…。
◆Bメンと共に歌う、“菊地あやか”
上記の発表後、“カップリング決定”の記念に、『初日』を披露することに。ここで、客席はさらに盛り上がる。そこに、上手袖から“菊地あやか”がステージに走り込んできました。
客席からはどよめきと歓声が起きました。他のお客さんも、まさかここで彼女が加わるとは思わなかったのでしょう。私も思っていませんでした。
今年1月のAXでのライブ。1位の『初日』が歌われていたとき、“きくじ(菊地あやか)”は、下手のひな壇で、泣きながら見ているだけで、歌うことは出来ませんでした。せっかく元メンバーがその場にいるのに、歌わせてあげないのか、と驚いたのを覚えています。恐らくスタッフは「歌わせるのは、まだ早い」と判断していたのでしょう。
それが、この日はこの曲に敢えて参加させた…。それも、カップリングに決まった、という記念の日に…。これは、スタッフが「もう、ペナルティの期間は終わった」と判断したのでしょうか。
各地のブログを見ると、この時“きくじ”が加わったことについて、不快感を示している人もいるようですが、私はやっぱり嬉しかったですね。この曲を最初に見たときは、もちろん“きくじ”はいたわけで。その頃のことを思い出して、懐かしかったです。
ただ…、少し気になっていることがあって、それは以下です。
1.この日は生誕祭もあり、時間的に厳しいのに、カップリングの発表を行い、『初日』の披露もした。
2.PV撮影のため、選抜メン4人(柏木、指原、仁藤、渡辺)がいない時に発表した。
特に気になっているのが、2。中心メンバーが4人もいない中で、敢えて発表したのは、やはり、『初日』に“きくじ”を加えるためだったんでしょうかね。もし、その場に指原がいたとしたら、“きくじ”を出演させることは出来なかったでしょうから…(※2)。
そう考えると、この日の『初日』は、「“きくじ”昇格 or 本格復帰」への布石だったのかなあ、と思ってみたり…。
※1…個人的には、“チームAを優遇しすぎ”な感じがして、この傾向は嫌いでした。
※2…指原莉乃は、“きくじ”と同じポジションを担当している。