◆佐藤夏希、突然の卒業発表
2期生の佐藤夏希が、11月30日付けでAKB48を「卒業した」ことが発表されました。そう、「卒業する」ではなく、「卒業した」という発表、つまり事後報告でした。
うーん、これは一体どういうことなのか、意味が分かりません。後で書きますが、週刊誌に記事が掲載されたことについての「けじめを付けるため」辞退した増田有華は、12月17日のAKB紅白歌合戦までAKBに所属する予定です。それに対し(表向きは)何も不祥事を起こしていない佐藤夏希は、ブログでの報告のみ。この待遇の違いは何でしょうかね。
佐藤夏希は、体調不良を理由に、最近は全く公の場に姿を見せていませんでした。新チームAの公演も、初日のメンバーからはずれていましたし、「近いうちに卒業発表があるかも…」とは思っていましたが、こんなに突然の発表になるとは思ってもいませんでした。
彼女について印象深いのは、以前このブログにも書きましたが、「自力で“干され”から“CD選抜”まで這い上がった、数少ないメンバーの一人」ということです。その頃(K2ndの終わりからK3rdにかけて)の彼女は、勢いがありましたし、何よりイキイキとしていました。でも、ひまわり組になって野呂佳代と「なちのん」というお笑いのコンビを結成させられた(敢えて“させられた”と書きます)頃から、何か歯車が狂いだした感じがします。その頃から元気がなくなり、表情も曇りがちになりました。
卒業を報告するブログの記事によると、芸能界は引退し学業に専念するようです。元々多才だった彼女。今後は別の分野で活躍してくれることを願います。
◆増田有華からファンへの挨拶&AKBとしての最終ステージ
12月1日はAKB48の劇場盤握手会が幕張メッセで行われ、私も少しだけ参加してきたのですが、その握手会の会場で、増田有華からファンへの謝罪および挨拶がありました。
その挨拶で疑問に思ったのが、当初「最近になって卒業を考えていた(から、ちょうど良かった)」的なニュアンスだったのが、この日の挨拶では「もっとAKBとして頑張りたかった」というニュアンスに変わっていたこと。
なんだか、発言するたびにどんどんニュアンスが変わっていってる印象です(パク)。おそらくはスタッフからの指示なのでしょう。「AKBに未練はない、辞められて清々した」みたいな感じだとAKBというグループの印象が悪くなるためでしょうか。何となく大人の事情が垣間見られて、嫌な印象を受けます。
で、上記の挨拶と合わせて、増田有華のAKBとしての最後の活動も発表されました。12月17日に行われる、「AKB紅白歌合戦」というイベントが最後とのこと。これについても、ちょっと違和感がありました。不祥事で辞めるのに、最後の花道は用意されるという…。
佐藤夏希の件もそうですが、もう少しすっきりと納得のいく形で、辞めさせてあげられないものでしょうかねえ…。