本日、TDCホールで開催された「AKB紅白歌合戦」にて、河西智美がAKB48を卒業することが発表されました。
うーん、今回の卒業は何とも言えない感じですね。ソロデビューが決まって前向きな卒業と捉える向きありますが、その一方で、どうしてもテレビの企画「1万円生活」を途中でリタイアしたことが頭をよぎります。秋元康氏ですら、コラムで彼女に対して苦言を呈していましたし、「(実際はどうあれ)そのことに対するペナルティ or 責任を取った」という風に思えるフシもあります。
彼女については、加入当初、14歳だったにも関わらず、どこか大人びた色気を感じる所がありました。一方でアニメ声だったり、歌が結構上手かったり…と、ギャップのある所も魅力でした。
ただ、AKBの主な活動が握手会にシフトしてきたあたりから、少し歯車が狂いだしたような気はします。体力的な問題だったのか、精神的な問題だったのかは分かりませんが、過酷な握手会をこなさなければならないAKBとは、合わない面があったのかもしれません。
それにしても、ここ最近、増田有華、佐藤夏希、河西智美と、卒業を発表したのは2期生(旧チームK)ばかりですね。まあ、そういう時期なのかも知れませんが…。あと、何人もの人が指摘していますが、チームKの歌で「16人姉妹の歌」というのがありますが、歌詞に登場するメンバーを書き出してみると、以下のようになります。
1.長女 大堀恵 ×
2.次女 野呂佳代 ×
3.三女 秋元才加 ○
4.四女 大島優子 ○
5.五女 梅田彩佳 ○
6.六女 倉持明日香 ○
7.七女 松原夏海 ○
8.八女 佐藤夏希 ×
9.九女 宮澤佐江 △(SNH)
10.十女 小林香菜 ○
11.11女 増田有華 ×
12.12女 河西智美 ×
13.13女 早野薫 ×
14.14女 成瀬理沙 ×
15.15女 小野恵令奈 ×
16.16女 奥真奈美 ×
大堀と野呂はSDNに強制移籍後にSDNが解散したので、少し特殊ですが、それ以外を見ると、見事なまでに「年下から辞めていっている」状態です。通常予想されるのとは逆ですよね。でもこれが今のAKBという組織なんでしょうね…。