12月22日は、東京女子流の日本武道館コンサートに行ってきました。日本武道館に来たのはAKBのコンサート以来でしょうか。
◆思ったこと、あれこれ…
色々と思ったことを、思いつくまま書いてみます。
●会場に入ってまず思ったのは「あれ?武道館って、こんなに狭かったっけ?」ということ。AKBのコンサートの時は、それなりに広く感じたのですが、今日のコンサートでは、えらく「こじんまり」した感じに見えました。
こう感じた理由の一つは、最近私が足を運んだコンサートが、“西武ドーム”“さいたまスーパーアリーナ”“東京ドーム”などの、大きな会場ばかりだったからでしょう(ちなみに全てAKB)。
もう一つの理由は、「実際に会場を狭く使っている」からだと思います。天井を見て確認した所、今回のコンサートで使用していたのは、ちょうど会場の半分だけでした。武道館は通常は8000人ぐらい入場することが出来るはずですが、おそらく今日は4000人ぐらいの入りだと思います(※1)。
●オープニングムービーは今までに行なってきたライブの会場を各メンバーが訪れ、最後に日本武道館に5人が集うという内容。AKBが東京ドームコンサートの時に流したムービーと似ていて、ちょっとウケた(笑)。
●AKBのコンサートもそうなのですが、ライブ中のバックのスクリーンの映像は、結構タイムラグがありますね。昔はそれほどでも無かったと思うのですが、最近はデジタル化しているので、画像処理に時間が掛かるからでしょうか。
●来年発売のアルバムに収録される「月とサヨウナラ」は、椅子を使ったセクシーな感じのパフォーマンス。個人的にはSDN48の「誘惑のガーター」にしか見えませんでした(笑)。
●衣装替えの間に、デビュー前(三年前)の映像が流れる。みんな幼い。
●本編終了前の挨拶で、小西彩乃が少し神妙な面持ちで話し始めたので、思わず悪い発表を予想してしまいましたが、実際にはファンに感謝を述べた、普通の挨拶でした。
●アンコールでの今後の活動についての告知も、ツアーの発表のみで、特に悪い発表は無し。
●「大きめのコンサートでは、大抵悪い発表がある」というのは、AKBの悪しき慣習ですが(パク)、私もそれに幾らかは毒されているんだな、と感じました(笑)。
●ちなみに、上記のアンコールでの告知で、メンバーの年齢がついに解禁されました。と言っても、ファンはみんな知っていたんですが(笑)。今回年齢を解禁したのは、「武道館単独公演の女性グループ最年少記録達成(長い)」を大々的に喧伝するにあたって、さすがに各メンバーの年齢も公表しないと説得力が無いと思ったからでしょう(笑)。
●年齢発表のとき、後ろのヲタがわざとらしく「えー、知らなかったー!」と叫んでいましたが、彼らは開演前、「今年メンバーのうち3人が高校受験だけど、大丈夫なのかな?」などと話していました(パク)。
◆全体的な感想
日本武道館のステージで歌って踊る東京女子流を見ていて、ちょっと不思議な感覚になりました。「あまりメディアにも出ないのに、よくここまで来たなあ」と感慨深かったです。EARTH、Folder5、SweetSらが辿り着けなかった場所に彼女たちは辿り着いたわけですから…。
なぜ彼女たちは達成できて、SweetSらは出来なかったんだろうと考えた場合、色々と理由はあると思いますが、その内の一つの理由として、「現場に足を運ぶ人の数」が、ここ数年で劇的に増えたのかもしれない、と思いました。それはAKB、引いてはアイドル戦国時代の(数少ない)功績かも知れません。
※1…客席自体はほぼ埋まっていました。一階センターの関係者席だけ空いている感じ。ちなみに公式発表では、入場者は6500人とのこと。