さて、例によって最近気になったことをいくつか…。
◆研究生公演の新演目はパジャマドライブ!
3月20日より、研究生公演の演目が新しくなりましたが、その新しいセットリストはB3rd「パジャマドライブ」公演でした。
うーん、「パジャマ~」は確かに“神公演”と言われるぐらい、ファンからの評価も高く、人気のある公演ではあるんですが、それだけに、ちょっとベタというか、安易な気はします。人気のあるセットリストを行う場合、仮にその公演の評価が高かったとしても、セットリスト自体の評価が多分に含まれていたりして、いわば「セットリストに助けられている」という状態にしばしば陥る事があるので…。
個人的には、13期生が以前に一度だけやったことのある、A5th「恋愛禁止条例」公演か、久しく行われていないA4th「ただいま恋愛中」公演あたりを見てみたかった気はします。と言いつつ、「パジャマドライブ」公演も良いセットリストであることは確かなので、見てみたいことは見てみたいのですが(なんだそりゃ)。
以下、ロビー観覧とオンデマンドで見てみた感想を…。
●(ターンが多く、ダンスの難易度が高い)純情主義のセンターは相笠萌しかいないだろう、と思っていたら、やっぱりそうだった。
●岩立沙穂と篠崎彩奈の年長組を「天使のしっぽ」に投入したのは意外。ちょっと勿体ない起用方法かなあ。
●“14期生三銃士”と言われている、小嶋真子、西野未姫、岡田奈々は、それぞれ多田ポジ、渡辺ポジ、柏木ポジ、と良いポジションを与えられています。研究生の“推され”は14期生にシフトしたっぽいことが、ここからも分かる。
●ロビ観終了後、帰っていく人たちが口々に言っていたのが「やっぱりちゃんとしたセットリストやった方がいいよな」でした。「(現在AKBの各チームが行なっている)ウェイティング公演も、それはそれで楽しいんだけど、イマイチ各曲がバラバラでまとまりが無いんだよなあ」とも。「ウェイティング公演」は各セットリストからの寄せ集めですから、やっぱりそういう印象になりますよね。
◆HKT48のデビューシングル、初日の売り上げは?
HKT48のデビューシングル「スキ!スキ!スキップ!」の初日売り上げが発表されました。20万5千枚だそうで…。個人的な予想よりは少し多かったですね。初日15万枚、週間で20万枚弱ぐらいかなあ、と思っていたので。
写メ会を開催したのが大きかったですかね。写メ会は「現時点で最強のドーピング」と言われているぐらい(パク)、確実に売上増が見込めますからね(※1)。
発売記念イベントで、指原莉乃と田島芽瑠が号泣していたとか。二人とも、それぞれ事情は違えど、プレッシャーを感じていたんでしょう。
◆「スキ!スキ!スキップ!」の歌詞が…。
さて、その「スキ!スキ!スキップ!」ですが、この曲は、ざっくり言うと、「恋して浮かれている男の子の様子」を歌った歌です。しかし、改めてこの曲の歌詞を見てみると、随分と奇妙な印象を受けます。例えば以下の歌詞。
「もし君が他の男の子と 楽しげに話してても しょうがない
ジェラシー感じるより そっと見て見ぬふり 君が君らしく しあわせそうなら」
こういう、普通なら落ち込むであろう場面に出くわした後も、この曲の主人公の男の子は全く気にしません。その直後の歌詞は、以下の様な感じ。
「スキップしたくなる それからジャンプ(ジャンプ)
そう僕の気持ちだけが どんどん昇って行く
天まで届くようなテンション(テンション)」
何か、おかしなク○リでもやってるのか?と心配になるぐらいです(パク)。そして、次の一節もちょっと変です。
「片想いは傷つかない 明日も行くぜ! スキ!スキ!スキップ!」
特に“片想いは傷つかない”の部分。なぜ傷つかないのかよく分かりません。ただ、この手の歌詞はAKBの他の曲にも出てきます。以下は、「脳内パラダイス」の一節。
「片思いはいいよね 振られることは ないからね」
作詞した秋元氏の中では、「片思い」というのは、どうやら“告白しないことが前提。だから振られることも無いので、傷つかない”ということのようです。でも、ちょっと不思議な印象は受けます。
※1…全く知名度の無い2期生まで、あっという間に完売しましたから…。