9日(土)に十三の第七芸術劇場まで
『黄金花』の映画鑑賞に行ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/f8/772ada2b71e0fc38de866915fd429ebc.jpg)
(映画のポスターが貼られていました。)
【91才の映画監督木村威夫さん】 ということに
ひかれてわざわざ阪急の十三まで行ってしまいました。
高齢の映画監督が『どんな映画を創り上げるのか?』に
興味がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/85/d82564ca20864bc8af195c73423415c0.jpg)
(記念に買い求めたパンフレット)
副題に『秘すれば花、死すれば蝶』と書かれていました。
どうも世阿弥の言葉らしいのですが、今の私には 言葉の解釈に
難しいものがありました。
能シテも登場します。シテというのは、【主人公】と
いう意味です。
面(おもて)をつけて、扇を持って舞う姿が何回か映画の
中に登場しますが、そのあたりの解釈が、今いち私には、分かり
にくいものが、ありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/be/1fed760acf55e24c516332764b8a31a0.jpg)
(能の面とビニールの布がたくさん使われた画面)
老人ホーム『洛陽荘』に生活する、個性的な人々が織り成す
お話でした。
原田芳雄さんが主人公の植物学者で、発話障害を持った介護士長が
松坂慶子さんで、その他、長門裕之さんや川津裕介さん、三篠美紀さん
松原智惠子さんなど、錚々たるメンバーが出演されていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/93/fb94dc358f912d7b78aeaa0f16772b2b.jpg)
(主人公=原田芳雄さん 介護士長の松坂慶子さん、
松原智惠子さんの顔も)
(私には)理解に手間取るストーリーなのですが、なかなかユニークで
面白い映画でした。パンフレットに監督さんの【ないしょの内緒】という
ページがあって、そこに
永い年月、私は老妻に迷惑のかけ通しだった。
その老妻がついにボケてしまった。仕方なく老人ホームに
入ってもらった。3日おきに訪問する私に
「早く家に帰りたい。」と言う。
「こうしていれば、入浴もさせてくれるし、三度の食事は勿論のこと、
おいしい三時のお茶の時間もあるし、部屋の隅には車椅子で入れる
トイレもあるし・・・」
と、なぐさめるのが精いっぱいであった。
こういう老夫婦の有様をドキュメンタリータッチで映像に収めれば
間違いのないものが出来上がるが、どうもその気になれない。
という文を読んだ時、監督の意図するものが、少し見えてきたような
気持ちになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/dd/1d60332a3c1479fd54f242a720e3b153.jpg)
(木村威夫監督の舞台挨拶)
最後に、【在来の映画文法を少々壊してみて、どうにかフォルム主体の
作品となったようである。】
とありましたが、91才にて 在来のものを壊すって『すごいなぁ~。』
て思いました。
ビニールの布がいっぱい出てきたりなど、ちょっと今までに観たもの
とは違った印象を持ちました。
そして、観てよかったなぁ~。と意識を変えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/a8/dac041911919817493abdec5c723166f.jpg)
(近くに JUSO の商店街も)
『黄金花』の映画鑑賞に行ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/f8/772ada2b71e0fc38de866915fd429ebc.jpg)
(映画のポスターが貼られていました。)
【91才の映画監督木村威夫さん】 ということに
ひかれてわざわざ阪急の十三まで行ってしまいました。
高齢の映画監督が『どんな映画を創り上げるのか?』に
興味がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/85/d82564ca20864bc8af195c73423415c0.jpg)
(記念に買い求めたパンフレット)
副題に『秘すれば花、死すれば蝶』と書かれていました。
どうも世阿弥の言葉らしいのですが、今の私には 言葉の解釈に
難しいものがありました。
能シテも登場します。シテというのは、【主人公】と
いう意味です。
面(おもて)をつけて、扇を持って舞う姿が何回か映画の
中に登場しますが、そのあたりの解釈が、今いち私には、分かり
にくいものが、ありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/be/1fed760acf55e24c516332764b8a31a0.jpg)
(能の面とビニールの布がたくさん使われた画面)
老人ホーム『洛陽荘』に生活する、個性的な人々が織り成す
お話でした。
原田芳雄さんが主人公の植物学者で、発話障害を持った介護士長が
松坂慶子さんで、その他、長門裕之さんや川津裕介さん、三篠美紀さん
松原智惠子さんなど、錚々たるメンバーが出演されていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/93/fb94dc358f912d7b78aeaa0f16772b2b.jpg)
(主人公=原田芳雄さん 介護士長の松坂慶子さん、
松原智惠子さんの顔も)
(私には)理解に手間取るストーリーなのですが、なかなかユニークで
面白い映画でした。パンフレットに監督さんの【ないしょの内緒】という
ページがあって、そこに
永い年月、私は老妻に迷惑のかけ通しだった。
その老妻がついにボケてしまった。仕方なく老人ホームに
入ってもらった。3日おきに訪問する私に
「早く家に帰りたい。」と言う。
「こうしていれば、入浴もさせてくれるし、三度の食事は勿論のこと、
おいしい三時のお茶の時間もあるし、部屋の隅には車椅子で入れる
トイレもあるし・・・」
と、なぐさめるのが精いっぱいであった。
こういう老夫婦の有様をドキュメンタリータッチで映像に収めれば
間違いのないものが出来上がるが、どうもその気になれない。
という文を読んだ時、監督の意図するものが、少し見えてきたような
気持ちになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/dd/1d60332a3c1479fd54f242a720e3b153.jpg)
(木村威夫監督の舞台挨拶)
最後に、【在来の映画文法を少々壊してみて、どうにかフォルム主体の
作品となったようである。】
とありましたが、91才にて 在来のものを壊すって『すごいなぁ~。』
て思いました。
ビニールの布がいっぱい出てきたりなど、ちょっと今までに観たもの
とは違った印象を持ちました。
そして、観てよかったなぁ~。と意識を変えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/a8/dac041911919817493abdec5c723166f.jpg)
(近くに JUSO の商店街も)