「この世の春」 という本の題名が気になって
読んでみることに。
いつものように西図書館で予約しました。
しばらくすると、メールで
「予約されていた資料の用意ができました。」
と連絡をいただき、行ってみると「上巻・下巻」 とも用意されていて
2週間で、2冊とも読めるかと少し不安になり帰宅。
私は、あまり時代ものを読むことがないので、最初は取っつき難い
勘があったのですが、すぐに夢中に。
(下巻は、2日間で読了。ご飯作りは、手抜きで ~笑~ )
読み始めでは、人物の関係などがなかなか掴めなくて、
表紙裏の人物相関図を何度も見直して、理解できることも。
古い時代では、主君押込というものがあったことを
初めて知って。
主君押込というのは・・・家臣による主君の強制隠居。
藩安泰のため、主君という個人を廃する仕儀。
なかなか奥の深い物語でもありました。
あのような時代に精神的な病をしっかり診断できる
医師を登場させるという作者の見識の豊かさにも
驚かされました。
そして、小説の運びの上手さにも感心!!
(宮部みゆきさんとは、こういう方と初めて知って。)
作者の宮部みゆき氏は「小説教室に通っていたこともあり、小説教室で
勉強すれば、"だったら私も作家になれる" と誤解させる罪作りな作家だ」
と、インタビューで言われたこともあるよう。
これを読んで、プッと笑ってしまった。
推理作家であるためか、この小説にも
推理小説の要素が多いにあり、終わりまでハラハラしながら
読み進みました。
最後に、昔の藩のしきたりや身分関係・住居の環境・
病気のことなどもしっかり調べて書き上げたのだろうなぁ~。と
面白かったで~す!!!
読んでみることに。
いつものように西図書館で予約しました。
しばらくすると、メールで
「予約されていた資料の用意ができました。」
と連絡をいただき、行ってみると「上巻・下巻」 とも用意されていて
2週間で、2冊とも読めるかと少し不安になり帰宅。
私は、あまり時代ものを読むことがないので、最初は取っつき難い
勘があったのですが、すぐに夢中に。
(下巻は、2日間で読了。ご飯作りは、手抜きで ~笑~ )
読み始めでは、人物の関係などがなかなか掴めなくて、
表紙裏の人物相関図を何度も見直して、理解できることも。
古い時代では、主君押込というものがあったことを
初めて知って。
主君押込というのは・・・家臣による主君の強制隠居。
藩安泰のため、主君という個人を廃する仕儀。
なかなか奥の深い物語でもありました。
あのような時代に精神的な病をしっかり診断できる
医師を登場させるという作者の見識の豊かさにも
驚かされました。
そして、小説の運びの上手さにも感心!!
(宮部みゆきさんとは、こういう方と初めて知って。)
作者の宮部みゆき氏は「小説教室に通っていたこともあり、小説教室で
勉強すれば、"だったら私も作家になれる" と誤解させる罪作りな作家だ」
と、インタビューで言われたこともあるよう。
これを読んで、プッと笑ってしまった。
推理作家であるためか、この小説にも
推理小説の要素が多いにあり、終わりまでハラハラしながら
読み進みました。
最後に、昔の藩のしきたりや身分関係・住居の環境・
病気のことなどもしっかり調べて書き上げたのだろうなぁ~。と
面白かったで~す!!!
自分も「この世の春」読みましたよ。
面白いですよね。
金一の素朴で人懐っこい感じが良かったです。
そのうえラストを素晴らしいと思いましたよ!
とても読みごたえがあって、面白かったです!!
時代ものは、苦手な読み物なんですが、引き込まれて
しまいました。