キラキラ

毎日の生活を写真と共に綴っていきます。

堺文化大学・第一回目へ

2024-06-07 07:21:59 | Weblog
6月2日(日)は堺文化大学へ。

第一回目の講師は、映画字幕翻訳者の戸田奈津子さん。

会場は、フェニーチェ堺で。






(現在は東京で御一人でお住まいのよう。)





戸田さんは、ただ今88歳で7月には89歳になられるそうです。

背筋をピンと伸ばし颯爽と登壇されたお姿は年齢を感じさせない

そして、存在感もバッチリ!!





(舞台の袖のお花は、抽選で4人の方がお持ち帰りになるそう。

 ヘェ~、そうなの! いいアイディアだな。)



終戦後に日本に入ってきた洋画に魅了されてしまって

映画大好きの生活を長年送ってこられました。



映画から英語を勉強する気になって、字幕翻訳家として

活躍したのは、40歳代からです。と話されていました。






(フェニーチェ堺は、一条通りのバス停から5分のところに。)




「失敗は、成功の元、と言うけれど、この仕事も半分は失敗すると

 覚悟を決めていました。」と。

(20年間、そのことを意識していました。そうでないと、
 
 失敗だった時、立ち直れない と思ったからと。)






(おまけのファイル、結構丈夫です。)



私は、映画という好きなものを見つけることができて

ラッキーでした。好きなことを見つけてください

と、いつも講演などでは話しています と。






(大ホールでありました。参加者は1300人ほどもいたそう。)




自分の好きなことを生きる・楽しいことを見つける

→ 生きがいになる、心の満足が得られる。

 (早い時期に見つけると尚良い。)



また、悲しみは万国共通です。(子どもを亡くす。親を亡くす。

失恋するなど。)でも、ユーモア感覚は翻訳できないと。

ユーモアの感じ方は、その国によって大きく違います。

そして、字幕翻訳の最重要課題は、いかに短くするかということ。

1秒間に3文字は入れることができて、例えば

「ジャクリーヌは、サンフランシスコで生まれた」

という字幕翻訳は

「彼女は、この町で生まれた」

という短いセリフに置き換えるそうです。

なかなか骨太な、実り多い講演でした!!!







今日のオマケ

木挽町のあだ討ち  永井沙耶子 著




ミステリー時代小説かな。読んでいて面白かったぁ~。

最後はそう来るのぉ~、と思って。

仇討ちにも色々ルールがあって、御国を出るために免状を取って、

仇討ちを果たすまでは、御国に帰れない!!だって、初めて知りました。

前の本より気楽に読めて3日間で読了。







コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 久しぶりに道頓堀へ | トップ | 新歌舞伎座へ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿