5月14日(月)は、職場を1時間早く出て
『わが母の記』 の映画鑑賞に。
(16:30~19:30の上映時間に)
(記念に買い求めたパンフレット)
鳳アリオのTOHOシネマは、わが家から自転車で2分。
5分あれば4階のスクリーンに到着です。
画面がとれもきれいでいたねぇ~。
特に、風景で癒されました。
わさび田や伊豆の海岸・森林・川に架かるつり橋など、ナド。
(それぞれに今、旬の俳優さんです)
きれいな景色によって心がホッとする場面も多かったです。
昭和の文豪・井上靖が自身の人生、家族との実話を綴った
小説を元に、原田監督がメガホンを。
(孫や娘に見守られてのわが母の晩年)
ストーリーは幼少期、兄弟の中で自分一人だけが
親と離れて育てられたことから、母に捨てられたとの
思いを抱きながら生きて主人公が父の死により
母と向き合うことになる。
(書斎の雰囲気とは、逆に厳しさが感じられる役所さんの名演技かな?)
その過程で、母への思いや誤解が解けていく
日常が感動的に描かれています。
(上流階級の匂いもプンプンして、ちょっと・・・。)
『第35回モントリオール世界映画祭・審査員特別グランプリ受賞』
『第16回釜山国際映画祭・クロージング作品』
とパンフレットに書かれていましたが・・・。
(感動的な場面です。希林さんの顔が最高!!!)
映画の中では、作家井上氏が生活していた邸をそのまま使用し、
万年筆なども氏が使っていたものを役所広司さんが使ったようです。
随所に昭和の匂いが感じられて、何となくうれしかったです。
激しくはないけれど、胸にジワッと残る作品でした。