1月23日(水)に産経ウェーブさん主催の
『歴史と社交の街 北新地めぐり』 に参加しました。
11時30分 堂島アバンザ前に集合。
(堂島アバンザの中で待機です。寒かったからで~す。コーヒーを飲む時間も
あって・・・。)
堂島アバンザへは、四つ橋線で西梅田ま出て、3分くらい
歩いて着きました。
(どう見ても、お堂には見えませんネ。 ~笑い~ 意味分かるかな?)
(でも、薬師堂と書いた石柱も)
まず、近代建築物を思わせるようなモダンな 『薬師堂』 に
参拝です。
この薬師堂は、ミラーガラス127枚を組み合わせた直径7メートルの
球状で、球体は無限に広がる宇宙や天体、如来像の永久性をイメージ
しています。
(お参りも忘れずに。)
593年に聖徳太子が難波の守護として建立しました。
1999年(平成11年)に堂島アバンザが完成時に薬師堂も現在の
ような近代的な建物になりました。
因みに 『堂島』 という名称は、堂がある島と言われて
いたことから付いた名のようです。
1684年~85年(江戸時代)、豪商・河村瑞賢が曾根崎川
( 別名 蜆(しじみ)川・梅田川・福島川とも) を改修、堂島の
新地開発が本格化。
1688年 10ヶ所に町割りされた 『堂島新地』 が誕生。大名屋敷をはじめ
茶屋・風呂屋・芝居小屋などが許可され、新地開発が本格化。
1697年 米市場が淀屋橋南詰から堂島へ移転。繁栄へ。
1703年 近松門左衛門作の人形浄瑠璃 『曾根崎心中』 初演。
(堂島新地 天満屋の女郎 『はつ』 と 醤油商 平野屋の手代
『徳兵衛』 (25歳) の心中事件を題材にした作品。ヒロイン名は
『お初』 (21歳)
(分電盤上に文化名鑑の 『わが北新地』 が。)
1720年 近松門左衛門作の人形浄瑠璃 『心中天網島』 初演。
紙屋 『治兵衛』 と 遊女 『小春』 の心中事件を脚色。作品に
出てくる茶屋名は 『河庄(かわしょう)』。
(人形浄瑠璃 『心中天網島』 の舞台になった
茶屋 『河庄』 の跡)
1909年(明治42年) 東天満から出火した火にあおられ、北新地は壊滅。
焼け落ちたがれきが曾根崎川に捨てられ、上流部が埋め立てられた。
1918年 復興が進み、北新地は芸妓置屋 11軒、貸席(待合=料亭) 153軒
芸妓 825人に。
2003年(平成15年) 文化名鑑 『わが北新地』 を分電盤上に設置。
北新地では、チェーン店の出店は認めないとか・・・。
そう言えば、チェーン店は何処にも見当たりませんでした。
(老舗風のお店が多いです。)
少し北新地の街並みを見て、ANAクラウンプラザホテルに到着。
『たん熊』 さんで 昼食となりました。
(梅田の街よりは、落ち着いた感じかな?)
落ち着いた雰囲気の中でおしゃべりしながらいただきました。
綺麗に盛り付けられていていいお味でした。
昼食後は、北新地の街をめぐり、小満(SHOW MAN)さんへ。
小満さんは、ラウンジです。
そのママさんから、かつてサントリーの社長だった人のお話や
関西の財界の方のお話を。
(ラウンジ SHOW MAN (小満) のママ。)
ママさんは新潟出身の方で、お話も分かり易く面白かったです。
次は、歌手の登場!!
(歌手歴は長い方でした。)
その名は、『柾木祐二さん』 申し訳ないですが、全然知りません。
でも、オリコンチャートで 『夫婦追分』 が18位で
絶賛発売中の新曲 『人生舟』 が オリコン演歌部門で52位
有線で47位だそうです。
(演歌でしたが、ソフトなお声でしたねぇ~。)
ただ今大阪在住だそうですが、4~5日すれば東京の方へ引っこして
そちらでがんばるとおっしゃっていました。)
(手売りなので、友だちと 「買おうか?」 と言ってCDを買ちゃいました。)
柾木さんの歌を何曲か聞かせていただいて 『ふるさと』 も
一緒に合唱してお開きとなりました。
ちょっと趣の変わったなかなか楽しいイベントでした。
(高校の時以来の入館で。)
解散の後 中之島中央図書館に入ったり、歴史を感じさせる
中央公会堂の写真も撮って帰ってきました。
(大阪市役所、立派な建物です。今話題の方が城主で~す。)
(中之島図書館の内部)
(手摺りなどにも彫刻が。)
(特別に大阪の資料の部屋もあって・・・。)
(天井はアーチ形になっていて、中世のヨーロッパを思わせるような。)
(近くを流れている堂島川)
(川岸は公園になっています。)
(公園の中には、こんなオブジェも)
(中之島中央公会堂、いいですねぇ~。)
(京阪電車 『なにわ橋駅』 です。まだ新しい佇まいでした。)
(寒風の大都会の中でネコちゃんが一ぴき寂しそう・・・。)
(一度行ってみたいと思っている 『大阪市立東洋陶磁美術館』。)
実りある一日の完了となりました。
☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ
このブログは、三日かけて仕上げました。
このごろ、私用が多くてネ。