キラキラ

毎日の生活を写真と共に綴っていきます。

夜桜の金つば

2013-08-03 13:19:26 | Weblog
友だちが貸してくれた文庫本です。

8月2日(金)に読了。

著者は『牧 秀彦』さんです。










(牧さんはこの他にも何冊も時代小説を書いておられます。)








牧 秀彦さんのHPより

1969年東京都生まれ。

早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。

サラリーマンを6年間経験後、

剣と創作の道を突き詰める時代作家業に挑み現在に至る。

作家業と並行して居合道・剣道修行中。

全日本剣道連盟居合道(夢想神伝流)現在五段。

地域在住の作家として江東区の歴史・文化振興に取り組む。

日本児童文学者協会会員。

江東区立八名川小学校のご依頼により、6年生の授業

「江戸・深川の歴史を調べ、この町を知ろう」(2010年10月14日実施)を担当。

同年12月7日の学習発表会にご招待いただき、生徒の皆さんのグループ研究の

成果を拝見して参りました。この授業は引き続き担当させていただいております




とありました。








(もっと年配の方だとイメージしていましたが・・・。)









シリーズで


甘味屋十兵衛子守り剣 (幻冬舎時代小説文庫)

甘味屋十兵衛子守り剣2 殿のどら焼き

甘味屋十兵衛子守り剣3 桜夜の金つば

の3冊が出版されていて、私は3作目を読みました。



副題に『将軍の婚礼を祝う 究極の菓子対決』

《訳あり母娘を守る用心棒、せつなくも痛快な傑作時代小説》

と書かれています。










(中田屋さんのきんつばで~す。)







ストーリーは


家茂公と和宮の婚礼が近づき、笑福堂の十兵衛は菓子の

試作に余念がない。常連客の岩井から献上品を頼まれたのだ。

将軍家を満足させることができれば店の評判も上がり、妻子と

偽る御国御前の遙香と娘・智音が国許から命を狙われることも

なくなる。だが予定の菓子が和泉屋と同じだと判明、

しかも相手の品は完璧で・・・。




という内容でどんどん物語が展開していきます。








(きんつばは、長い間食べていませんねぇ~。
 近いうち食べてみようかな!!)







献上する方の過去の出来事や嗜好に思いを馳せ、工夫を重ねて

菓子作りをする場面が読みどころでしょうか・・・。



たかが菓子、されど菓子の世界でしょうか???

  

「仮面の告白」や「金閣寺」と違い、読み易く

スイスイ読み進みました。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする