日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

2011年5月8日 第64回都民体育祭春季大会陸上競技大会の記

2011-05-08 19:18:11 | マスターズ陸上(オス)
意気込んでました、今日の大会。はい。
4月末からかなり練習できたこと。
そして、今期初試合ということ。
そして、昨年が秋以降、記録が低調でその復活をかけていたこと。

そんな理由がありまして、はい。
終わってみれば、目標記録も9センチ下回り、
反省することしきりというわけであります。

ここ3年毎年春の緒戦として参加しているこの大会は、
各区の代表メンバーが出てきます。
幅跳びの場合、他の地区の選手はほとんど大学生が教員です。
なので、正直、順位は望めないので、自分の跳躍に集中できるという
好条件があり、調子を測るにはもってこいということができます。

試合前の歩数あわせの練習が何回か認められています。
普段めったに砂場や踏み切り板を使えない私にとっては
とても貴重な”本練習”です。
こうしたときしか、全力疾走で幅20センチの踏み切り板に足を乗っける
距離を正確に出すことはできません。
練習一回目は30m20cm。
先日旅先の鳴門大塚パークでぴたりとあった距離です。
軽く走って、うまく合いました。
よしよし、短めの助走だけれど年初めとしてはいいところだろう。
どれどれ、もう一回念のため。
と、同じ30m20cmで、一歩目を少し勢いをつけて走り始めたのです。
これが大誤算。
走り始め、踏み切り板が視界の中に入ってきたところ、
これは絶対、効き足の右足では踏み切れないタイミング。
といって、左なら合うという距離でもありません。
こういうときは混乱します。
どうして、どうして・・・
練習なら走り抜ければいいのです。
何度も何度も距離を調整して走れば。

だけど今日は、思い切りの跳躍もする試合です。
あまり助走を一生懸命やると、本番で踏み切る力がなくなります。
といって、戸惑いの気持ちのまま本番にはいるのもつらく、
3回目の練習をすることにしました。
思い切って34m。これは昨年最後の試合での助走距離です。
この距離で、勢い良く走り出します。
・・・ジャストではないけれど、逆足にはなりません。
練習量としてはこれが限界、ええいままよ、何とかなるさという
気分で本番を待つことにしました。


こんな紆余曲折があると、本番は推して知るべし。
一回目5m48cm
二回目5m51cm
三回目5m20cm

歩数調整に最後まで手間取り、
本当は一番体得しておきたかった、素早い踏み切りまで
神経を整えることができませんでした。
これは踏み切り板に足が乗ることが前提だからです。
板に乗った右足をまっすぐ下に押して、決して前には押さない。
そして、左の引き上げ足は両肩とともに強く素早く引き上げる。
そうすればふわりと浮きあがって、空中姿勢をとり、
着地に向けて足を投げ出していく余裕がでてきます。

そのようなわけで、一歩一歩進むため、
今日は助走距離を34m(一歩目右足のつま先位置)に
決めることができた、というのが収穫。
来週の東京マスターズ混成5種競技会は、朝9時30分の
第一競技が幅跳びです。
くー、悔しいけど、順位を争うマスターズ競技の前に、
ひとつでも不安材料がなくなっていて良かったですね。

それと今日の収穫がもうひとつありました。
練習のし過ぎで痛めたハムストリングは、パワーも低下し、
その持久力も落ちてしまいます。
今日の三回目試技は、もう助走距離云々以前で、
まったく走りに力が入りませんでしたから。

というわけで、酷使した両脚をケアすべく、夕方の代々木公園へ
ふさおまき(めす)とかるくJOGにでかけて、
ふわふわ走る彼女を見ながら、反省と来週への収穫を考えたのでした。