今日の織田は、午前中、渋谷ジュニアランナーズ(SJR)の練習会で貸切です。
知り合いに誘われて、スタッフ顔してこんにちは。
SAQ指導員のトレーニングを体験します。
SAQはこれまでもネットなどで耳にはしていましたが、調和を大切にした
体作りや動き作りを学びました。
開始は午前9時15分。
終了は昼12時過ぎ。
そしてこの間、ホーム外レートのスタート地点から30m付近のコースだけで
練習は繰り広げられました。外にも出なければ、フィールドも使いません。
本当に、幅8コース×30m=300㎡ほどの面積で、40人からのレッスンをするのです。
効率がよいというか、基礎を叩き込むというか。
2人ほど子供がじれてしまったのもやむをえないと思うのではありますが、
同時にみっちり、方向性を明らかにした動き作りをするので、
まるでゲームを楽しむように、局面をクリアーしていく子供が多いのにも驚かされました。
最初の一時間30分は、ほとんどダンスのステップ基礎のようでした。
線をはさんで前後にジャンプ、15秒で何回往復できるか。
グー・パー・グー・パーと足じゃんけんの動きをくりかえしたり。
早く動くためには、必ず母子球に乗らなければ力が正確に方向付けられないことを、
様々な動きをとおして体にたたきこみます。
次の1時間は、ラダーやミニハードルをつかった、素早く前進する動きの中で
着地をどうすれば、すぐに体を次に展開できるのかを確かめていきます。
最後に少し、ダッシュも。これは実力テストといったところでしょうか。
それにしても、ジュニアたちの覚えは早い。
普段からトラックでの走りに慣れている上、からだがまっすぐしている彼らは、
あるポイントを抑えると、すぐに全身が供応するようなのです。
男の子も女の子も。
しかも、みんな真剣で集中力があるので、見る見るうちに走る動きが変わっていきます。
もちろん、講師が一流ということもあります。
と同時に、こうした”素直に聞いて それを反映させれば速くなる”ことを
普段から身に着けている、渋谷ジュニアランナーズの指導スタッフに敬服するばかりでした。
SAQ終了後、私はSJRのスタッフで、マスターズ仲間でもあるHさんと
リレーのバトン練習を行いました。
二人ともすでに体は逝っているので、ほとんどバトンを実感するだけで終わったような気もしましたが、
やはりリレーは楽しいものです。