東京駅で14時発のひかり号で新大阪に向かうお母さんと、笑顔のお別れ。
快晴だから、富士山が見えるといいね。お母さん、ちゃんと北側窓側の席に座っていたし、
などと彼女と話しながら、八重洲口へ。
ついつい、どこへ行こう?スキーグッズを神保町に探しに行こうか、と遊ぶことばかり考えて歩く目に
入ってきたのは、師走の町の人の少なさ。
クリスマス、だけど師走。
あと一週間でお正月。
毎年のことながら、この転換がなかなかうまくできません。
特に今年は、クリスマスの後の日曜日がないから、じゃあ、今年の仕上げ仕事はクリスマス後の
休日に、というわけにはまいりません。
我に返る、ふさおまき二人。
我が家へと通じる千代田線の駅に向きを変え、代々木公園方面に向かうのでした。
しかし帰宅したのは16時近く。冬の日はもう冷たい。
でも、狭いマンションとはいえ、外向きの大きなガラスは一年分の都会の泥を付けて、
拭いてくれよと涙しています。
こういうことだけはしっかりしている私が、昨日買っておいた洗剤をバケツに水とともに注ぎ、
えい、と脚立とともにベランダへでます。
服はこれ以上汚れることもないだろう、今朝砂場で汚したトレーニングウェアに着替えて、
水をじゃぶじゃぶ言わせながら、窓の汚れを落とし、網戸の目に入った土を
専用ワイパーでこそげていきます。
さすがに一年分の垢は、薄い洗剤入りの水をぶっかけるようにふくだけでも効果抜群。
どんどん汚れは落ち、ついでにタイルも水掛ふきで汚れ落とし、
ついでについでとベランダの床にはブラシをかけて、日が落ちる前には
綺麗な外見になったのでした。
といいつつ、翌朝の光を浴びるとガラスに水汚れの線がたらーり。
起き抜けに、もう一度雑巾を握ったのでした。