織田フィールドが貸し切り日の土曜は、練習場所に困ります。
しかしSコーチは迷うことなく、代々木公園西門近く、しかも70m程の上り坂だけを使って、
1時間30分の練習を編み出しました。
走る筋肉のパワーをつけるトレーニングの数々で、
これを書いている練習10時間後は、内転筋がパンパンに張っております。
さて、どういう理由というわけではないのでしょうが、体操の後にJOGが入りません。
すぐにうつぶせになって、レッグカール。トレーニングと言うよりは怪我の回復度チェックだそうです。
コーチの感覚によると、もう筋力自体は左右変わらないけれど、最大筋力が出るまでの時間が違う。
怪我した足は、うーんしょっと、とパワーが上がるのに時間がかかっているという表現です。
これは自覚と一致するので、こわごわ左足を使っているという証拠でしょう。
じゃあ、もう大丈夫、とすぐに走練習に入ります。大丈夫かいな?と正直思うので、
流しでの75m登りは、まず30%感覚スピードから。10%ずつ上げていって4本ですが、
なぜか最後は、現状のMAXくらいにはなってしまいます。坂を短距離スタイルで上がるためには、
それほど細かくゲージを刻むことはできません。せいぜい3段変速です。
次はドリル系。
両足ジャンプ登り、左右ケンケン登り、S字カーブケンケンを3本ずつ。
さらに、ジャンプの仕方も、連続スピードを速めたり、高さを意識したりとバリエージョンを
持たせました。
そしてレンジを左右入れ替えながら10カウント×5回
効きました。筋肉がふるえます。
ここまでで一時間かかっています。
セット間にストレッチや、筋肉の状態確認を入れて、一つ一つの運動が正確になるように
するためです。
どうにか動きは安定していたので、左足の肉離れも、ほとんど治ってきた実感があります。
そして、今日のメイン。
50m坂ダッシュ2本×4セット
最後の一本は、公園4周のランニングを終えた彼女にも見守られながら
根性入りで100%の力みようでした。
いけたいけた!坂をプッシュする範囲内なら、ハムも十分伸びてくれました。
最後は、仰向けになってもも裏全体のストレッチをしてもらって終了です。
メニュー内容からすると、ほぼ3月の基礎練習時期に戻ってきました。
遅ればせながら、怪我前の状態に戻ってきたと言うことにしましょう。
7月中旬の渋谷区陸上競技会 in 味の素スタジアムを初戦にできるように、
トレーニングを進めます。