日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

都民体育大会の反省と逆上がり

2013-06-17 00:11:59 | ふさおまき(オス)日記

不安があるとなかなか筆が進みません。
昨日の都民体育大会で出場した走り幅跳びについて、
記録と予選落ちのことしか記事にとどめることができなかったのは、
自分のパフォーマンスをどう評価していいか分からなかったからです。

ただ今回は都内の競技会ということで彼女が応援に来て、ビデオを回してくれました。
帰宅後さっそく3回の試技をチェック、少し分かってきました。
まず助走。低い姿勢からしっかり加速しています。
歩幅も大きくとっているし、膝下をたたきつけるような、反発力重視の
短距離走とは違った足さばきにはなっています。
ただ、最後の2歩、タンタターンのところが問題でした。
できてはいるのです、かなり優等生的に。一歩前のかがみまで入って
やや低い姿勢になり、踏み切り板に足をまっすぐ乗っけています。
そうなんです、たたき込んでいない。乗っけている。
白い板が目前に迫って距離を合わせるために、足を前に探るように出しているように見えます。
大減速です。

右足が支えとなって起こし回転を得た上体は浮き上がります。
引き上げた左足も鋭く動いて、空中で下に蹴り
体は思った以上にふわりと上がり、6m跳ぶ人とそれほど遜色はないでしょう。
でもね。
水平方向への加速が少ない放物線が高さを得るとどうなるか。
ストンと落ちます。
足を前に伸ばすものの、下方向に体全体が向いていますから、つま先が砂場に突っ込み、
前のめり。勢い余ってほとんどでんぐり返し気味に全身で転がります。

日本選手権の走り幅跳びでつかんだはずの感覚が全く生かされていません。
空中で反れているかどうかといった姿勢より前に、踏み切りが軽いところに問題がありそうです。

昨晩のうちにそこまで分析したものの、
今朝起きると右足の足首がゆるんで痛いし、
腰も張っています。
トラックで練習する筋肉の状態ではないので、
彼女と近くの公園に行きました。
軽く跳ぶ動作を確認したり、ストレッチをしたりしたあと、
二人で逆上がりをすることにしました。
子供用の低いバーは、身を縮めて地面をけらなければなりません。
ちょこちょこっと足を動かすと、やべー。
左ふくらはぎの筋肉が一瞬ぷくんと膨らんだ気がしました。
なんとか体を腕で寄せて一回転をすることはできましたが、
着地してまたふくらはぎがピクン。
さわってみると固くなっています。
ちょっと無理な姿勢をすると、体が拒否反応を起こすのも
加齢というものなのでしょう。
その後は自重して、彼女の逆上がりを特訓する鬼教師役に徹しておりました。