★★★★★ホテルからロイホのアンガス→皇居

10キロレースで腰が痛く、５時過ぎに目が覚めました。それはそれで面倒ですが、風邪はレースの内部燃焼で消え去ったようです。
本を読んで夜明けを待ち、起きてきた彼女と、昨日中華街で買ったマーラーカオをこれまた中華街で見つけた蒸し器で温め、ほくほくの朝ごはん。

ランニングウェアに着替えBunkamuraへ映画を見に出かけます。『5つ星ホテルから』でイタリア人の人生航路を世界の高級ホテル覆面調査員の 戸惑いと苦悩の中に描く、商業主義と芸術派の違いなども感じさせる秀作を観賞。
道玄坂に向かい、ここ数日の新聞企画で連載されている、ファミレス『ロイヤルホスト』で昼御飯にします。かつての私の数少ない内定先であったこの福岡に本拠を構える、日本型調理の根性入りレストランは、この十年ほど競合店と価格競争を繰り広げる中で、肝心の料理やサービスまで、他のチェーン店とどっこいどっこいになってしまい、今、原点を見つめて立ち直ろうとしている、と言います。その目玉商品であるのが、こちら。



ドライエイジドビーフ『アンガス牛230グラムステーキ』を二人で分けました。なかなかいい具合に熟成が効いて味は旨味が増しています。赤身の牛肉から血気盛んな部分を抜き取った、脂身も少ない噛むほどな味わいを感じるお肉なので、お腹にももたれません。

そこでそのまま半蔵門線に乗って皇居に向かい、今日も10キロ走ることにしました。一つは、せっかくランニングに慣れてきた彼女の資質を広げるため、要の大部分は慣れですから。
もう一つは、先週の健康診断で、保健師さんから『去年の秋より体重が二キロも増えているのは何故？』と聞かれたのが悔しくて。体脂肪率は変わっていないので、冬トレは筋肉も脂肪も等しく行き渡せてくれているのですが、走っていて体を重く感じるのはやはり体重増加が原因なのは当然です。つまり、ウェイトコントロールがしたいので、私も長距離練習が必要だったと言うわけ。

体はあちこちギクシャクしますが、
今日も昨日と同じ1時間08分をかけて、ニコニコ走り切った私たちでありました。