中華街の散策諦めて、
渋谷でお茶にします。
東急本店のダロワイヨへ。
やっぱりマカロンです。ん?
かのじょは来週の今ごろはイギリスでミュージカルを見るって。
おフランス気分じゃ無かったんだ。
本格的な商業用スタンドにみおろされると、選手気分でアドレナリンが上がります。
久々にスパイクダッシュもして、復活75%か!
表参道は、246号からスパイラルホール横を少し入った路地。
ナプレさんは、入り口からイタリアン。ナポリに来た!という感じです。
実は今日の来訪は、後輩たちからのご招待。
一回り以上私より年が若い人たちが選んだ店は、驚くべき名店でした。
良くぞこれほどおいしく、しかも居住まいが楽しいレストランを知っているものだと
感心します。さすが、舌の肥えた世代というべきでしょう。
店先から見える大きな釜のなかでは、薪が炎を上げています。
小麦もイタリアから輸入した、「モリーノ・サンフェリーチェ社の良質の軟質小麦」を生地にして、
モチモチとした、噛めばかむほど滋味をあふれ出させてくれています。
焦げ目の香りは、燻製ともまた違った、薪火ならではの酸味をもっていて食欲をいざなってくれます。
怒涛の風味が、シンプルなバジルやトマトの具材を浮身にして口に流れ込む驚きといったらありません!
そんな口福を感じながら、ワインに舌も滑らかに動き、後輩たちの活躍ぶりをうらやみ、
少し自分の自慢話まで聞かせたりしてしまっていました。
マスターズ陸上で走っていること、交通事故に巻き込まれた一瞬のこと、
たどってきた仕事の浮沈・・・脈絡無く話しても、うなづいて聞いてくれる8つの耳。
こんな大名気分を味わうと、つくづく自分が”部下”と呼ぶ人たちに、実は支えられ持ち上げられているに
過ぎないことを実感します。しかも、それも悪くないな、年取るのもいいじゃない、という気分でです。
持つべきものはよき後輩!間違いありません。
じょぐとたいそうストレッチは手を抜かず、
まずは120m流しを三本。
ドリルと腕振りに足の早い動かし運動で神経を目覚めさせ
スパイクを足に就けて200mを3本、体幹を意識して走りました。
まだ左足が宙に浮いたままのような走りですが、なんとか循環器は耐えました。
先週末に「ファミリーツリー」を見ました。
ハワイが舞台で、家族の物語。
この二つで、見たいと思いました。
ホノカアボーイに足を運んだのと同じでしょう。
あの映画には蒼井 優ちゃんが出演している3ポイント目もありました。
しかし、この映画は良い意味で私のポイントをはずしたところで印象に残りました。
私にとってこの映画の主人公は、ジョージ・クルーニー演じる夫にして父親でもなく、
オアフの実家を出てハワイ島の高校で寄宿舎生活を送る姉娘でもなく、
母の病をもてあます妹でもありません。
満面の笑顔がワンシーン、その後はずっと延命装置につながれ、少しだけ口をあけて
瞳は閉じたままでいる母であり妻である女性です。
意志も感情もなくなって、しかし肉体は生きている無表情の有意は、
少し開いた口から雄弁に語られていくのです。
事故の経緯を探り、浮気相手を探し、その気持ちに達しようとするジョージクルーニーの
とろうとも思えるやり場のない旅への共感は、その生じるところの妻への想像力を
かき立てるのでした。
この彫刻によって平面から浮かび上がる影で語らせようという手法は、
見ている私の心に転写されました。
ストーリーよりも役者よりも、語り口によってはまりこまさる監督の手腕に、
ひときわ創造力の可能性を考え直す映画だったのです。
上映後、映画館を出いていく観客の口が重かったのは、
ストーリーのあり方とともに、こんな内面へ向かせるたびに誘った手口に
多くの人々がマジックをかけられたからだと確信するのでした。
代々木公園でエコライフフェアーが開催されていました。
此がけっこうな盛況で、わりに普通な人が歩いていました。エコが当たり前になっているのを実感します。
ブースが何とも多種多様です。
環境省や国立環境研究所、東京ガスやjaf、NPOもあれば大学のサークルに高校生有志もいました。
それぞれにイベント性を高める工夫をしていて、45分くらいでこれだけのパンフレットやノベルティーが集まりました。
説明する人も懇切丁寧で、気象キャスターネットワークでは手回し発電機で竜巻実験を見せてくれたと思ったら、次はインドネシアの楽器で雨音を再現してくれたりして、わかってもらおうと言う姿勢がどこでも見られるのです。
もちろん、お金のありそうな企業ブースでは、キャンペーンガールのお姉さんがニコニコ大きな目をクリクリさせて教えてくれたりしますしね。
20年前、肩に力が入って声高に批判することでしか存在をアピールできなかった環境運動が、ECOの言葉を身につけて、ひどく日常性を持ってくれたと、妙にしみじみする高度成長期その後世代の私でした。
昨晩寝る前には「府中陸上競技場で今年初の砂場トレーニング」
と思っていましたが、朝起きてみるととても動ける状態ではありません。
ケンケンやレンジが効いたのでしょう、内ももが腫れ上がっている感覚です。
その上久しぶりに腰が重いし張っています。
起きあがるためにまずは幼虫のように体全体を丸めてからでないと、布団の外に
出られないほどです。
これでは、二日ハードなトレーニングを続けると裏目に出そうです。
3月頃までトレーニングレベルが戻ってきたとはいえ、まだベースはもろいのを実感します。
そのようなわけで、今日はリカバリーを目指しました。
彼女と一緒に代々木公園です。
①体操
②外周を1周ウォーキング
③2周ジョグ 13分20秒+12分30秒
③内周をテンポ走 300m+(300rest)+500m
「腕がお嬢ちゃん振りだねえ」と彼女に笑われつつも、
ぶっちぎりでランナーを抜かすのは、やはり短距離走者の面目躍如、
といいますか自己満足。
気分良くたっぷり汗をかき、程よく足の筋肉も使うことができたので、
楽しく午後を遊べそうです。
織田フィールドが貸し切り日の土曜は、練習場所に困ります。
しかしSコーチは迷うことなく、代々木公園西門近く、しかも70m程の上り坂だけを使って、
1時間30分の練習を編み出しました。
走る筋肉のパワーをつけるトレーニングの数々で、
これを書いている練習10時間後は、内転筋がパンパンに張っております。
さて、どういう理由というわけではないのでしょうが、体操の後にJOGが入りません。
すぐにうつぶせになって、レッグカール。トレーニングと言うよりは怪我の回復度チェックだそうです。
コーチの感覚によると、もう筋力自体は左右変わらないけれど、最大筋力が出るまでの時間が違う。
怪我した足は、うーんしょっと、とパワーが上がるのに時間がかかっているという表現です。
これは自覚と一致するので、こわごわ左足を使っているという証拠でしょう。
じゃあ、もう大丈夫、とすぐに走練習に入ります。大丈夫かいな?と正直思うので、
流しでの75m登りは、まず30%感覚スピードから。10%ずつ上げていって4本ですが、
なぜか最後は、現状のMAXくらいにはなってしまいます。坂を短距離スタイルで上がるためには、
それほど細かくゲージを刻むことはできません。せいぜい3段変速です。
次はドリル系。
両足ジャンプ登り、左右ケンケン登り、S字カーブケンケンを3本ずつ。
さらに、ジャンプの仕方も、連続スピードを速めたり、高さを意識したりとバリエージョンを
持たせました。
そしてレンジを左右入れ替えながら10カウント×5回
効きました。筋肉がふるえます。
ここまでで一時間かかっています。
セット間にストレッチや、筋肉の状態確認を入れて、一つ一つの運動が正確になるように
するためです。
どうにか動きは安定していたので、左足の肉離れも、ほとんど治ってきた実感があります。
そして、今日のメイン。
50m坂ダッシュ2本×4セット
最後の一本は、公園4周のランニングを終えた彼女にも見守られながら
根性入りで100%の力みようでした。
いけたいけた!坂をプッシュする範囲内なら、ハムも十分伸びてくれました。
最後は、仰向けになってもも裏全体のストレッチをしてもらって終了です。
メニュー内容からすると、ほぼ3月の基礎練習時期に戻ってきました。
遅ればせながら、怪我前の状態に戻ってきたと言うことにしましょう。
7月中旬の渋谷区陸上競技会 in 味の素スタジアムを初戦にできるように、
トレーニングを進めます。