日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

ハワイ旅行5日目(8月16日)帰国します

2012-08-17 05:49:35 | 旅行記

朝は7時前に目覚めました。

彼女と一緒にカッピオラニパークへジョギングです。

先日のランニングイベントで出会ったF沢さんともすれ違いご挨拶。

まだまだ滞在する彼女がうらやましくも、今度出場されるという

富士マラソン(河口湖マラソンが改称したそうです、知らなかった)に

エールを送ってお別れしました。

公園の周りは今日もランナーが行きかいます。

タンクトップで真剣なまなざし、目標あってのランニングという

ハワイランナーの気質は確かでしょう。

背を伸ばして走り、ダイヤモンドヘッドともさようなら。

 

出発の11時まで、ウェイトトレーニング、朝食、そしてビーチでの

読書までちょこちょことやって、10時53分に荷詰めが終わり、

今からチェックアウトします。

楽しかったなあ。


ハワイ旅行4日目(8月15日)オアフ島縦断ドライブ

2012-08-16 16:28:41 | 旅行記

旅の命題は何だろう?

海から吹く風を受けて、自らの心に問いかける。

私はどこから来て、どこへ行くのだろう。

・・・の、はずだった。

しかし向かう先は、オアフ島の北部と決められていた。

なぜなら私には全知の彼女がいるからに他ならない!

 

つまり、彼女の立てた予定通り、丸一日をハワイで過ごせる最終日が

始まりました。

朝ごはんを部屋で、LOCALの札がかかったパイナップルとパパイアを食べました。

ナイフもスーパーで買って、お皿は無いので新聞紙を下に敷いて、さらに

立ったまま食べたりすると、少し地元感が高まり、自己演出にも満足します。

腹は6分目で車に乗り込み、まずは第一の目的地、ドールプランテーションへ参ります。

ワイキキを出て高速道路を使って、東西の山に挟まれた谷筋を北へ走らせること

45分、赤い土がちょうど北海道の美瑛のように波打つ大地が見えてきます。

目立つほどの看板も無く、次々に車が右折して駐車場に入っていくのが、

目指す一大農業事業の成功者・ドール氏が1901年に設立した会社の

テーマパークです。

開拓の歴史や、パイナップルのさまざまな種類を見たりしてお勉強。

本当はパイナップルソフトクリームなども食べたかったのですが、そこは

弱い胃を呪いつつ我慢してパイナップルジャムをお土産に買うだけにして、

さらに北へ向かいます。

 

15分ほどすると、いわゆるNORTH SHOREに達します。

オールドタウン・ハレイワ、そして貿易風を受けて伝説の波が来るという

海岸。

振り返れば火山が風雨に削られた鋭い谷筋を見せる、ただ雨ゆえに

緑も濃い山々。

いいとこだな、ハワイ。いろんな顔をしてるじゃないか。

海と買い物のイメージしか持ってなくてごめんな、とえらそうに語ったりも

できるようになります。

道路沿いに急に沢山の車が止まっているとおもったら、亀渋滞なんてのにも

会いました。

すぐ横の砂浜を覗くと、人が集まっています。

看板が立っています。法律で、6フィート以内に近づくな。

アオウミガメが年中、甲羅干しに上がってくる砂浜だそうです。

法律は守られているのでしょう、亀たちも悠然としたもの、

説明によるとその周辺の海には亀の好きな海藻が生えていて、

いつも集まってくるのだとか。いや、お目にかかれてなによりでした。

 

今日の午後はゆっくりしようと、それだけは心に決めていたので、

しばらくはあんまり写真もありません。

ただ、近くのFOOD LANDでパストラミのサンドイッチを買って

ピクニックにしたところまでは撮影しました。

 

あとはゆっくりと、ビーチで肌を焦がしながら寝て、

素敵な原色の水着の女の子がワイルドな男の子と砂浜で手を握り合うのを眺め、

せっかく持ってきたシュノーケルをつけて、シャークベイという大きな潮溜まりのある

海岸に入ろうとしたら実はマスクしかなくて息継ぎの筒が無くて、

あごを上げながら魚を探していたり、

少しは「移行化石の発見」などの読書もして、

幅跳びの着地練習も砂があれば欠かせませんし・・・

気づけば16時を過ぎました。

まだ日が落ちるまでに行かなければならないところがあります。

 

来るときにはバイパスでやり過ごした、オールドタウン・ハレイワです。

かつて小さなプランテーションしかなかった町に、

ある紳士が、素敵なホテルを建てました。

調度が整い、デザインは一つとして同じものが無く、

部屋に電話もあるという当時では信じられないような

居心地の良いホテルだったといいます。

そんな村上春樹のイルカホテルをイメージするような

今は無き、海辺のホテルが伝説として残る町は、

アートな趣が、一軒一軒に敷衍しているのです。

歩いていても10歩ごとにシャッターチャンスが来る感じでした。

 

いや、離れがたい。またいつか来たい、今度は泊まれるといいな。

 

惜しむ気持ちを抱きつつ、車を南へ走らせます。

4日間、あっちこっちを回ることができたのも、

車に日本語ナビがついていたからです。

やるなGARMIN。しかも、ところどころで旅のガイドが自動的に始まります。

「ワイキキに近づきました。

今日皆さんがお休みになるワイキキは、もともとハワイの言葉で

水が涌く場所を意味していました。しかし一時先住民が減り、

蚊が大発生するなど衛生状態が悪くなったこともありました。」

などとお話が始まり、うっかり聞いていると道を間違えそうになるほどでした。

ナビにも感謝。

 

さて、最後の夕食。

神の伝説が多いハワイで、私は鶏の神様に会いました。

場所はKiss My Gritsという南部アメリカ料理を標榜する店。

フライドチキン3本がディープに揚がっています。

でも全然脂っこくない。

鶏肉はムネとモモとドラム。

ナイフとフォークでいくつにも切り分けられるほど、たっぷりお肉がついています。

かみしめる程に旨味が増し、といって厄介に思うほどの固さではなく、

ちょうど良いところでほぐれていきます。

筋繊維の密度が高いのだと思われます。

 

鶏の神様、私はこれまで各地に旅行しては沢山鶏をいただいてきました。

ひとえに鶏のうまさを私こそが良く知り、愛するものと信じていたからです。

でも、まだまだ浅はかであることを今日は思い知りました。

大きく育った鶏に独特の臭みがあると信じきっていました。

肉に含まれる脂がうまいと思い込んでいました。

しかし、こんなフライドチキンもあったのですね。

あごをたっぷり鍛錬して、旨味を味わいきれるように鍛錬しておきます。

鶏の神様、すばらしい啓示を旅の最後にありがとうございました。

 

ご馳走様でした。

 

 

 

 

 


ハワイ旅行3日目(8月14日)ちょろちょろし過ぎ!

2012-08-15 17:17:45 | 旅行記

今日はフサオマキらしいサルの一日でした。

朝は寝坊というのがいただけませんが、疲れていたからぐっすり眠る、

まあ生き物の基本ですね。

ホテルの通りを一歩出て、「ホノルルコーヒーカンパニー」の

ハワイアンラテを彼女がオーダー。どうやらハニーシロップ入りのようです。

そしてバナナケーキを二人で一個、朝のフルーツはエネルギーアップに欠かせません。

砂浜にでて太陽を浴びるのは、眠気を晴らし体温を上げる、モンキー独特の行動ですし。

でも、隣から聞こえてくる、30代とおぼしき行けた顔した男の方が、

20代の女性二人組に、軽く声をかけて、食べ物話からスポーツ話へと

とにかく話題を切らせず話し続ける、見事なナンパ術に耳ダンボ、

ここはハワイだと実感して、好奇心で目が覚めます。

 

しかし昼が近いほどの寝坊ぶりです。

次は高いところに行かなくては!

ホノルルの町からでかける高い場所はもちろんダイヤモンドヘッド。

火山丘です。

わずか200メートルと少しの高さですが、さえぎるものも無ければ

緑も少ない視界を最大限に発揮できるシチュエーションですから

登ったもの勝ち。

押すな押すなの大賑わいで、みんな高いところが好きなのがよっく分かります。

「めざせー」

「楽チンの、火山岩道は、小走りに」

「もうすぐ頂上」

 

99段の階段。

「さらに、火山の岩に囲まれた洞窟」

「光が欲しい」

「さらに螺旋階段・・・どこへ行くのか」

「出たのはトーチカの中でした。かつての軍事関係施設を

観光用に使っているのでありました」

「世界各国の人たちとともにブースかも見た!あれがホノルルの栄達だ。」

 

あれ、さあさん、どこへ行ったのかと思ったら、

もうマノアですかい。ダイヤモンドヘッドから車で15分。

朝にバナナケーキの5分の1しか食べなかった彼女は、

アボガドのサンドイッチをオーダー。半分でこのサイズ、

アルファルファとツナ、そしてアボガドクリームがぎっしり詰まっています。

 

食べたあとに、フサオマキは何をするのかと問えば、

買い物と答えます。

待望のアラモアナ・ショッピングセンターへまたまた移動です。

どこの店に行ったかも良く覚えていないほどうろちょろ。

まあ、多くの人たちが同じようにあっちこっちの店を覗いてますし、

だからこそ巨大なショッピングモールと2つのデパートが合わさった

アラモアナの大商業施設となるのでしょうね。

たいした繁栄のハワイ。

ちなみに私も、OLD NAVYで、パッションカラーのクジラTシャツをどうしても

欲しくなって買ってしまいました。ちなみにちなみに、男性用のデザインは面白くなくて、

女性のLサイズがちょうど良かったのでありました。

 

非日常を楽しむ旅ではありますが、日々積み上げたことも大事に継続しなければ

なりません。そう、マスターズ陸上の一員である自分であります。

おあつらえ向きに、ショッピングセンターのすぐ裏は芝生の運動場になっていました。

サッカーをやったりラクロスをやったり。

鉄棒にぶら下がっているおじいさんや、ヨガマットで天に向けて念を飛ばすような

スタイルをしているおじさんもいます。

だから私も恥ずかしげも無く、やってしまいました。

芝生上。アップシューズ。

流し120m×3本

ペース走 200m×3本

芝生は着地をうまくしないと滑ってしまいます。ポイントがシビアで、

はずすと足の筋肉が悲鳴をあげます。

それでも、スピードを上げておいたので、少しは体の継続性も保たれたでしょうか。

 

そして今日はその後も、体を使うイベントが待っていました。

アラモアナのRUNNERS ROUTEさんが毎週火曜日の17時30分~

走ろう会を開催してくれていると、彼女がネットで情報を仕入れてきました。

マスターズランニングの後は、ホノルルラン。

長距離走は久し振りです。

時間ぎりぎりに店に着くと、20人近く集まっています。

基本的には日本人が多いのですが、ほとんどの方が在住で仕事をしたり

中にはマッサージの資格(日本の法律ではありません。悪しからず)をとるために

勉強している人もいると聞きました。

走る前から皆さん話に花が咲き、私たちももう一人の初参加といいう

横浜から旅行できているF沢さんとご挨拶。

どんなイベントになるのかと待っていたら、いきなり先頭が走り出しました。

どこへ向かうのか、どれくらいの時間、どのくらいの距離を走るのかもわかりません。

といって、走り出した人たちについていかないわけにも行かないので、

準備運動もせぬまま・・・というのはさっきダッシュした私には当てはまりませんが・・・

ついていきます。

まずは先ほどの運動場沿いを走って、海が見える道にでます。

その後は西へ西へと沿岸を走るのですが、これが驚くほどペースが速い。

これまでに日本で何度かランニングイベントや走友会の会合で走りましたが、

最初からすっ飛ばすのは初めてでした。

彼女も腹を決めたようで、笑い顔を見せながらも必死についていきます。

こういうとき、実に嬉しそうにしているのがふさおまき・メスの最大の美点でしょう。

ごちゃごちゃも言わず、良く走るもんだと感心してしまいました。

多分、彼女にとってはほぼレースペースですから。

 

陽も翳ってくると、風がさらに心地よく吹いてきました。

赤くなる空を西に見ながら、30分ほどでターン、ダウンタウンに

入ります。下町というよりは、ビジネス街でしょうか、ホノルル・ワイキキの

ホテルと小売店が並ぶ見せ場的な様相とは違って、堅牢で実務的で、

そうですね、金にまつわる雰囲気が漂っていました。

外資系は立派なビル建ててますし。そのすぐ裏にちょっと荒れた道があったり。

人が日々の糧を得るために仕事をしていると言うことでしょう。

なんてことも感じながら、次に現れるのはカメハメハ大王の銅像だとか、

ハワイ王朝の宮殿が残された歴史地区。「プリンセス カイウラニ」の映画で

見た場所だとはしゃいだりしながら、その端正な作りに、すでにヨーロッパの文化を

受け入れ、変わりいく時代を生きていた末代のハワイ王族は

どんな未来を海洋島に見ていたのかと思考を飛ばしたりしていました。

 

そんなこんなで、見るものも新しい60分のランニングは終了。

店の前では先に到着していた人たちとがハイタッチで迎えてくれたりして

なかなか最後まで楽しませてくれます。笑顔でさよなら、

シャツを着替えてさあ、夕ご飯ですね。

はい、こちらはアラモアナ・ショッピングセンターのフードコートです。

着替え終わったフサオマキ夫婦が嬉しそうに店を覗いて回っています。

イタリアン、メキシカン、中華、和食も寿司にうどんにラーメンにとバラエティいっぱい。

大充実のフードコートです。

足を止めたのは、まずチキンコーナー。ローストチキンやフライドチキンを

好きな大きさに切り分けてくれて、ご飯とともにサーブしてくれています。

鶏好きのオスが決めるか・・・踵を返しました。

肉といえば牛でしょう、と聴く耳を持たないメスは、ステーキが一番希望のようです。

決まりです。

 

225グラムが標準サイズなので、夜も二人でシェアしています。

グレービーソースとマッシュポテトがねっとりと絡んで、

脂肪の少ないリブアイステーキのコクを増しています。

短距離も長距離もこなした人たちです、これくらい食べないと

かえって体によくないですよね。

ですよね、きっと?

 

食べ終わって、もう少し買い物をして21時。

それにしても、落ち着きの無いフサオマキザルらしい一日でした。

 

 

 

 

 

 

 


ハワイ旅行2日目(8月13日)岬めぐりと海 風になる一日

2012-08-14 18:08:40 | 旅行記

 

朝のジョギングと朝食をいただいた後は、

ドライブに行きます。ホノルルから東へ向かい

サンゴが美しいハナウマベイが目的地・・・しかし

なんと駐車場が満杯で、ガードマンは中に入れてもくれません。

海がめに会うはずが・・・計画変更です。

シーニックポイントとかかれた所に一つ一つとまって、

海風を受けながら、太平洋に浮かぶ孤島に人が住む不思議に

思いをはせます。

火山が作ったこの島に、最初はどんな生き物もいなかったはず。

そしておそらく、この島を大地に立って見つけることができる人もいなかった

はず。どのような冒険心がここへ最初の一人を呼び寄せたのでしょうね。

海を見渡しながら固い約束を誓って、鍵を残していく人々と

孤島・ハワイの険しさは良く似合うのでした。

 

さて、このシーニックポイントは”飛び出した目”女神伝説の一つだそうですが、

この地は海を見渡すのに使い勝手が良かったのでしょう。

第二次世界大戦前には、岬の上に立ち上がる山頂に、

こん建物がいくつも作られ、海を通る敵に警戒を払っていたそうです。

強い風を受ける岬は、サボテンなど限られた緑が少し生えるだけで、

他は根を下ろそうにも、強い風や雨がすぐに大地を削ってしまい

生きていくことができないようです。

トレッキングは登りに1時間ほどかかりましたが、それこそ強い風が

常に肌をなめ、汗もほとんどかきませんでした。

 

しかし、お腹はへります。

向かったのはカイルアの街。小さく整った、緑のトンネルが目抜きを覆う

様子が気分のよいところです。

 

店の名はMOKE’S BRED&BREAKFAST「・・・朝食が評判だとクレアにありました。

クレアにあるからには、くるわくるわの日本人。

私たちが入ったときには4組が日本人の家族でした。

でも、評判は裏切りませんでした。

彼女が頼んだバナナパンケーキ(7.5$)は半径20センチ近い

大ぶりのホットケーキにとろとろに温められたバナナがクリームになっています。

柔らかくて弾力のある生地も、口に楽しさを運んでくれました。

 

腹はこしらえた。

戦闘体勢よし。

向かうはカイルアのビーチ。北向きの海岸は貿易風で高い波が押し寄せ、

真っ白な決め細やかな砂を積み上げてくれています。

彼女は一人海へ。

私は荷物番・・・運転疲れですぐにぐっすりです。

あとで肌も真っ赤です。

波と戯れる彼女は、そのうちシュノーケリングも持ち出して、

動く岩を見つけ、実は海がめだった!と言う報告で私を起こしてくれました。

ちょっとうらやましい海の出会い。

では、私も負けられないので、気合をいれました。

ていっ!

海の飛び込む人はいても、砂に飛び込む人は他にはいませんでした。

なかなか足が前にホオリ出せず、膝が曲がってしまいます。

落ちるのが怖いからです。

それでも少しずつ慣れてくると、伸ばした足先に目をやることができて、

そうすると接地の直前まで足の動きをつかむことができて、

なんとか足を伸ばしたまま着地ができるようになって来ました。

終わってみると足首が痛むほどに幅跳びの練習をしておりました。

本当にもう、ふたりとも好きなことばかり。

こまったもんです。

もう17時だよ、との声がしました。

 

砂を払い落として、再びカイルアの街へ。

ボディソープやオイルを売っている店ラナカイ・バス・アンド・ボディに入り、

お買い物をしたあと、

渇いた喉をスムージーで癒します。

ラナカイジュースさん。

パイナップルとバナナ、他にも何種類かのフルーツが入った爽やかな

砕いた氷がとろみを出すジュースは、こんなに大きいカップで

レギュラー、4ドルと少しでした。

 

日の影も長くなってきました。

18時。それなのに、実はもう一箇所見たいところがあると

彼女が言います。

そこはまた、朝のポイントとは違う崖の上の名所。

風がオアフ島ではもっとも強いと言われる場所で、

かつてカメハメハ大王がハワイ諸島統一の戦いを繰り広げ、

ここに難敵を追い詰めたという史話がありました。

かなり悲劇の場所です。

強い風は上昇気流を起こすのでしょう、やや霧がかかります。

しかも陽が傾けば、強い風は冷たさをまといます。

松の仲間は幹を地面に沿わせて伸びます。

私たちも含め、この展望台の強風にあおられると、自然に気分が高揚します。

大声を上げる奥様のいるファミリー、

女の子の髪が天に舞う様子にはしゃぐ若者たち、

うちの彼女は展望台や崖の端を走り回っています。

ここで冷静なのは猫だけでした。

シャッター切る直前まで悠然と地面の虫を食べていて、

広角17ミリレンズのためぎりぎり30センチの距離になるまで

気がつかなかったほどでした。

 

激しい風との戦いを終えて、車のライトをつけて峠道を降り

ワイキキに戻りました。

シャワーで潮を落として、夕飯へ。

大通はどこも人であふれかえりますが、

ひときわ長い行列が”丸亀製麺”のうどん屋さんに並んでいるのを見たり、

大学生のころから気になっていた、高田馬場「えぞ菊 ワイキキ店」を

見つけたりして驚きながら、私たちは中華料理に足を運んだのでした。

チャイナガーデンさん、中国語では寶城海鮮酒家と書きます。

偉大なる中華料理も、地域によって少しずつ違うのが面白いところ。

まず、これのどこが一番違うでしょう。

炒飯ですね。それはわかりますよね。

醤油くさくない、うん確かに白っぽいままのご飯の味付けは、

鳥のスープ系でしょうか。

でもそれより何より、ご飯が違います。

米が長粒米なのです。水分が少ない米と言うだけで、

パラッと仕上がり、口に含んでも弾んでくれます。

 

もう一品はこちら。

エビマヨにくるみのキャラメリーゼ、これは思いつきませんでした。

海老もぷりっぷり、その揚げた衣と、キャラメルのカリット感が歯ざわりに

面白みを膨らませてくれていました。

 

それにしても良く食べる二人だなあ。

鳥のから揚げ半身も嬉しそうにしゃぶってましたから。

最後は、ユキダクマの現地報告でした。

 


夜から朝も 楽しいワイキキわいわい

2012-08-14 03:56:35 | 旅行記

昨晩、たらふくのチーズバーガーでごろごろしていたら、

やる気モードの彼女が「ワークアウト行くよ」の一言。

シェラトンは24時間オープンのジムがあるのです。

23時近いにも関わらず、少年が3人筋肉自慢でマシンに取り組んでいます。

私も負けじと、腹筋背筋、レッグプラスにレッグカール・・2セットずつ30分の

鍛錬をして、ぐっすり眠る体モードにしました。

にもかかわらず、

戻った部屋の外はまだまだ大賑わい。

夜遅くでもストリートパフォーマンスをやっているのか、アンプから流れる音が

この22階まジャンじゃかと飛び込んでくるのです。

高い階だからまだ眠れないほどではありませんが。

 

お風呂に入って、これもシェラトン自慢のヘブンリーベッドの

ふわふわ布団と4つの枕に身を委ねると気持ちいいことこの上なし。

さっさと眠って朝7時のジョギングに向かったのでした。

 

ダイヤモンドヘッド遥拝を済ませて、

空いたお腹に待っていたのは、フルーツバーの朝食でした。

私はハワイ特産パイナップルを4切れ、といっても縦20センチにきってある

大振りの一切れですから!

彼女はマンゴーを高さ20センチ積みあがるくらいに食べていました。

朝からフルーツはふさおまきたちの野生を目覚めさせてくれました。

 

さあ、今からハワイ二日目の遊びにでかけましょう。

目指すはハナウマ湾。

サンゴの海でどんなお魚さんと戯れることができるでしょうか。

 

 


夏休み ハワイ旅行初日(8月12日)まずは熱帯林から

2012-08-13 15:42:28 | 旅行記

あろは!大韓航空でご機嫌のフライトを終えて、

ホノルル空港はJTBのツアー客でにぎわいます。

私たちはレンタカープランなので、係員から「ダラーレンタカーは

あっちでシャトルバスに乗ってね」と放りだされます。

山ほどある注意事項の半分も読めないまま、電子サインをして

受け取った鍵で、駐車場の”DUCH”コンパクトカーに乗って、

ありがたい日本語ナビbyGARMINの設定にも苦しみつつ、

青空の街へと走り出しました。

午前10時過ぎ、ホテルのチェックインにも5時間余裕があるので、

まずは腹ごしらえ。

光も美しく、開放的な作りの店内はよく風がとおって思いのほか涼しい

モーニンググラスさんへ。

彼女がクレアの雑誌で見つけてくくれた、コーヒーがおいしい

週末だけのオムレツが魅力のCAFEであります。

ちょっとアンジェラアキに似た外見の明るい笑顔をした

スタッフにサービスを受けて、

 

これ大正解。鉄鍋に濃い味の卵を使ったオムレツがふわふわ。シメジ入り。

コーヒーも、たっぷりしたアメリカンだけど、とてもしっかりした味が出ています。

聞くところによると、オーナーがスターバックッスの創業に関わった人だとか。

 

二人で一皿のオムレツでことのほか幸せになって、

熱帯の島に来たしるしに熱帯雨林へと向かいます。

マノア フォールズトレッキングです。

滝へ向かう緑のルートは、トレイル自体が湿潤で、すぐに足が滑ります。

私たちだけでなく、みんなキャーキャー言って、時にはホントに滑って転び、

泥だらけ。そりゃあもう、みんながみんな田植えを終えたばかりといった

足元です。

ランの仲間をはじめ多くの可憐な花を見つけ、竹林の緑に驚いたりしながら、

1時間弱。

切り立った崖に沿って流れ落ちる細い筋。

それでも当たりは水蒸気が漂って、シャワー気分で

歩いてきた汗をすっと冷やしてくれます。

本当は滝つぼ付近、立ち入り禁止なのですが

皆さん我慢ができないようです。

あ、私たちは法令遵守。

滝を巻いてもう少しトレッキングを楽しんだ後、

すべる道にも慣れたと思ったところで、足がずるっと行ってしまいました。

せっかくのトレッキングパンツは、火山灰性の粘る土が張り付いて

どろどろ。ホテルにチェックインして最初の仕事が洗濯になってしまいました。

車でワイキキに入り、今日のお宿「シェラトン プリンセス カイウラニ」へ。

ハワイ王朝最後の皇女がかつて暮らしていた場所だそうで、

ロビーにはその姿を映した写真が沢山貼ってありました。

 

洗濯と荷物広げを済ませると、海まで5分。

ついにThis is HAWAIIに来ました。

貝のかけらがちりばめられた白砂の向こうに、ビルの数々と

ダイヤモンドヘッド。

浜辺を埋めるのは、年齢も体つきも肌の色も、あまりにバラェティに富んだ

多くの人々。一目で、世界が愛するリゾートと納得する風景でした。

まだ水着に着替えていない私たちは、寄せる波に足を冷やし、

砂をつかむ足首に力を入れて少しはトレーニングに役立てようとしたりも

していました。

 

陽も落ちてきました。

風が強くなります。

涼しいくらい。

これが初日の夕飯のヒントです。

ケチャップがテーブルにボンと並ぶ店。

はいこちら、「チーズバーガー イン パラダイス」

いやもう、自分のほっぺたと同じ大きさのバンズが迫力でした。

レタスもたっぷり、もちろんチーズもこんもり。

私の頼んだワイキキスペシャル(のような名前)は、パイナップルに照り焼きソースが

甘く舌から食欲を倍増させてくれます。

さすがに全部は食べ切れませんでしたが、100人以上入る店は

ずっと満席状態で、人気のほどがうかがわれます。

陽気に声に包まれる、迫力バーガーで、気持ちが高ぶり

眠い筈の目もさえてきました。

 

食後はもうすこしショッピングをしたりして歩きまわりましたが、

どうやら初日は

運動量<食べる量になったのでありました。

 

 

 

 

 


成田空港あれ?

2012-08-12 18:39:07 | ふさおまき(オス)日記
お盆休みの出国ラッシュと聞いていたのに、18時の空港は空いてました。
大韓航空のチェックインも10分待たずに終了しました。
大韓航空名物、美しきスタッフはグラウンドから始まりました。皆さんそれぞれに髪留めを工夫しているのです、。
私たちの受付をしてくれた女性は銀色のかんざし風を二本クロスさせて、キリリと素敵。
さあ、あと二時間何しようかな?