妻が退院し、入院中にお見舞いをいただいた方々に快気祝いのお返しを送りました。
選んだのは今治タオル。
「今治りました」という語呂合わせで選んだものです。
発送して数日後、NHKの番組で、ベトナム人技能実習生の悲惨な現実を取り上げた番組を見ました。
ざっと内容をまとめると…
高度な技術や知識を伝える技能実習生制度により、約30万人の外国人が日本で働いている。今治で、「タオルを縫う仕事をしている」というベトナム出身の4名の女性たちから告発があった。休みもほとんどなく、毎日長時間にわたってタオルを縫い続ける過酷さを訴えたもの。もともと子ども服や婦人服を作るという話だったのに、させられるのは単純なタオル縫いの仕事。不満を言うと「強制帰国」をちらつかされ、待遇改善はなされない。彼女たちは、技能実習生になるために借金をしており、それを返済するためには帰国するわけにはいかない。
「日本に来たら、勉強も仕事も家族への援助もできて、人生がバラ色になると思っていた」
会社側からは「どんな仕事をしているかと聞かれたら、『婦人服や子ども服を作っている』と答えるように」と言われていた。毎日厳しいノルマが課され、休みは月に2日だけ。狭い住居に大人数が詰め込まれ、人間らしい生活すら出来なくなっていた。彼女たちがとっていた記録では、1か月の残業時間は180時間に達しており、これは「過労死認定基準」の倍近い。さらに140時間の残業代が未払いになっていた。その後、会社には役所の調査が入り、調べが続いている。
妻と一緒に番組を見た後、暗い気分になりました
「こんな工場で作られたタオルじゃないだろうね」
「知っていたら選ばなかったかもね」
こうした悪質な工場は少数であるとを願うばかりです。
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