本ブログのコメンテーターの一人,某留学生さんが一時帰国していたので,新大久保で飲みました。
新大久保はエスニックタウン。道を歩いていると,すれちがう人々の言語は,日本語ではない確率のほうが高いくらいです。韓国語,中国語,よくわからない○○語…。
まず腹ごしらえで入ったのが駅のすぐ近くの路地を入ったところにある小さなタイ料理屋さん。古くからあるらしく,常連客の多い店です。女主人はとても気さくでおしゃべり好き。勧められるがまま,カイヤーン(焼き鳥)でビールを飲みました。酒は珍しいラオスのビール。次はラープ(肉のサラダ)。牛肉を切らしているということで,こちらもラープカイ(鶏のラープ)。
ただこの日の目的は韓国バー飲み歩きだったので,長居はせず,二軒目の「ブルー」に向かいます。行ってみるとジャズのライブをやっていました。ライブ目当てのお客さんもおり,しばらくすると奥のほうで10人規模のミニパーティーも始まる。カウンター内にいるアガシは忙しそうに立ち働いていて,あまり話相手をしてくれません。
頃合いを見て職安通りに向かいます。大久保通りから職安通りに至る道はラブホテル街。ところどころ国籍不明の「立ちんぼ」がいます。
サムチャ(三次)は「ワバー」。
留「韓国のワバーと関係あるんですか」
犬「ないみたいだよ」
ブルー同様,ワバーにもダーツがあります。
留「空(韓国にあったダーツバー)を思い出しますね」
犬「やろうか」
店のアジョシとアガシもやりたそうでしたが,前回,負けてギネスをおごらされたのを思い出し,敬して遠ざけました。留学生さんは久しぶりと言いながら,いきなりブルを出すなど好調。結局,負けてしまいました。
アガシ「どちらが勝ったの?」
留「カンシンニ・チェガ・イギョッソヨ」
ア「おめでとう。そういえば,カンシンニって日本語で何て言うんだっけ」
留「ぎりぎりで,かな」
犬「やっとのことで,かな」
留「ああ,かろうじてだ」
ア「かろうじて…。聞いたことあるけれど,使えないわ」
アガシは,メモをとる。勉強熱心です。ここからひとしきり韓国語に関する話題になる。
留「カナンハダが漢字語だって,知っていましたか。艱難から来てるんですよ」
犬「カンシンニも漢字語っぽいね」
留「そうですね」
(帰宅後調べたところ「艱辛」でした。「辛うじて」と通じています)
留「チグム(今)は只今」
ア「へぇ~」
犬「オチャッピ(どうせ)もたしか漢字語だったな」
(これも帰宅後の調べで「於此彼」と判明。此ちらに於いても彼ちらにおいても,どちらにしろ)
最初に注文したビールがなくなったところで,「黒豆マッコルリ」なるものを頼みました。マッコルリといえばやはりチヂミ。
留「マッコルリとチヂミはグンハプ(=宮合,相性)がいいんだよね」
犬「『幻想の宮合』という言葉に初めてお目にかかったのは,トンカツスンドゥブ鍋だった」
ア「何それ? まずそう!」
マッコルリがなくなったところでサーチャ(四次会)へ。しかし,韓国バー「アイ」での記憶はおぼろです。われわれより先客の常連さんが,80年代の韓国を知っている東北出身の方だったような気がします。
このパターンで,これまでに二回,終電を乗り過ごし,思わぬ散財しているので,終電の時間より早め(乗り越しても戻ってこられるように)に店を出ます。さいわい,某留学生さんと帰り道が同じで,話しながら帰ったので,今回は寝過ごすことはありませんでした。
新大久保はエスニックタウン。道を歩いていると,すれちがう人々の言語は,日本語ではない確率のほうが高いくらいです。韓国語,中国語,よくわからない○○語…。
まず腹ごしらえで入ったのが駅のすぐ近くの路地を入ったところにある小さなタイ料理屋さん。古くからあるらしく,常連客の多い店です。女主人はとても気さくでおしゃべり好き。勧められるがまま,カイヤーン(焼き鳥)でビールを飲みました。酒は珍しいラオスのビール。次はラープ(肉のサラダ)。牛肉を切らしているということで,こちらもラープカイ(鶏のラープ)。
ただこの日の目的は韓国バー飲み歩きだったので,長居はせず,二軒目の「ブルー」に向かいます。行ってみるとジャズのライブをやっていました。ライブ目当てのお客さんもおり,しばらくすると奥のほうで10人規模のミニパーティーも始まる。カウンター内にいるアガシは忙しそうに立ち働いていて,あまり話相手をしてくれません。
頃合いを見て職安通りに向かいます。大久保通りから職安通りに至る道はラブホテル街。ところどころ国籍不明の「立ちんぼ」がいます。
サムチャ(三次)は「ワバー」。
留「韓国のワバーと関係あるんですか」
犬「ないみたいだよ」
ブルー同様,ワバーにもダーツがあります。
留「空(韓国にあったダーツバー)を思い出しますね」
犬「やろうか」
店のアジョシとアガシもやりたそうでしたが,前回,負けてギネスをおごらされたのを思い出し,敬して遠ざけました。留学生さんは久しぶりと言いながら,いきなりブルを出すなど好調。結局,負けてしまいました。
アガシ「どちらが勝ったの?」
留「カンシンニ・チェガ・イギョッソヨ」
ア「おめでとう。そういえば,カンシンニって日本語で何て言うんだっけ」
留「ぎりぎりで,かな」
犬「やっとのことで,かな」
留「ああ,かろうじてだ」
ア「かろうじて…。聞いたことあるけれど,使えないわ」
アガシは,メモをとる。勉強熱心です。ここからひとしきり韓国語に関する話題になる。
留「カナンハダが漢字語だって,知っていましたか。艱難から来てるんですよ」
犬「カンシンニも漢字語っぽいね」
留「そうですね」
(帰宅後調べたところ「艱辛」でした。「辛うじて」と通じています)
留「チグム(今)は只今」
ア「へぇ~」
犬「オチャッピ(どうせ)もたしか漢字語だったな」
(これも帰宅後の調べで「於此彼」と判明。此ちらに於いても彼ちらにおいても,どちらにしろ)
最初に注文したビールがなくなったところで,「黒豆マッコルリ」なるものを頼みました。マッコルリといえばやはりチヂミ。
留「マッコルリとチヂミはグンハプ(=宮合,相性)がいいんだよね」
犬「『幻想の宮合』という言葉に初めてお目にかかったのは,トンカツスンドゥブ鍋だった」
ア「何それ? まずそう!」
マッコルリがなくなったところでサーチャ(四次会)へ。しかし,韓国バー「アイ」での記憶はおぼろです。われわれより先客の常連さんが,80年代の韓国を知っている東北出身の方だったような気がします。
このパターンで,これまでに二回,終電を乗り過ごし,思わぬ散財しているので,終電の時間より早め(乗り越しても戻ってこられるように)に店を出ます。さいわい,某留学生さんと帰り道が同じで,話しながら帰ったので,今回は寝過ごすことはありませんでした。
四次会での先客の常連さんと後日、メールのやり取りをしたのですが、その常連さん、なんと、われわれが席を立った後、隣の白人と意気投合して朝の4時まで飲んでたそうです。ママといいお客といい、気楽ないい店でしたね。
気楽かつ廉価なので,気に入ってます。