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西武池袋線の秋津駅は、所沢から池袋方面へ一つ目の駅。
急行の止まらない、地味な駅ですけれども、これまた地味な武蔵野線の新秋津駅への乗換駅になっていて、私も何回か利用したことがあります。
秋津駅で特筆すべきは、この駅が東京都と埼玉県の境界線上にあるということです。それだけではなく、東京都東村山市と東京都清瀬市の境界線でもあって、所沢市、東村山市、清瀬市の三市が、この駅の線路上の1点で交わっているという、「境界マニア」にとってはたまらない駅なのです。
で、この街で先日、飲み会がありました。
メンバーは、私の住む飯能の喫茶店(リンク)で知り合った韓国出身の女性、その喫茶店のマスター、私のソウル時代からの友人のK氏、そしてやはり韓国つながりの知り合いである韓国語教師の日本人女性の計5人です。
実は、韓国語教師の女性のパートナーが「境界マニア」なのですが、この日は残念ながら都合が合いませんでした。
なぜ秋津かというと、5人の家のちょうど中間地点だったからです。
秋津の飲み屋はよく知らないので、1週間ほど前に、下見をしておきました。
秋津は庶民的な店が多く、「センベロ」の立ち飲みとか、カウンターだけの店が並んでいます。
予約したのは、比較的広くて日本酒の種類が豊富な居酒屋、そして二次会の可能性も考えて、カクテルの多い洋風居酒屋も探しておきました。
今回のメンバーは、韓国関係の人が多いので、話題はおのずから韓国の話になります。喫茶店のマスターは、韓国語は「アンニョンハセヨ」と「サランヘヨ」ぐらいしか知らないのですが、歴史全般に詳しく、韓国現代史もよく知っている。元数学教師なのに、意外です。
居酒屋は和風ですが、なぜかチャプチェとか豚キムチとか、韓国風の料理もありました。日本酒は、けっこういいお酒が安く提供されている。しかし日本酒は私しか頼まず、ちょっと残念。
1時間半ほどで切り上げて、下見しておいた2軒目になだれ込みます。行ってみると、広い店がほぼ満席。最初は5人が横並びでカウンターに座りましたが、15分ほどでテーブル席が空きました。
「秋津にこんなおしゃれが店があるなんて知らなかったなあ」
実は、飯能の喫茶店のマスターは、家が浦和で、毎日のように秋津駅で乗り換えているのです。
メニューに「フィッシュアンドチップス」があり、「本場ロンドンの味」と謳ってありました。
最初にこれを読んだとき、嫌な予感がしました。私がロンドンで食べた フィッシュアンドチップス はあまりおいしくなかったからです(リンク)。
けれども、下見に行ったときに注文し、本場とは違ってけっこうおいしかったことを確認済みでしたので、この日も頼みました。
クラフトビールや、ワインの種類も豊富で、それぞれ好みの酒を頼みます。私はチャンポンで、酔いが回ってしまい、何を話したのか記憶があいまいですが、大いに盛り上がって、楽しかったことだけは覚えています。
「またこのメンバーで飲みましょう!」
お開きにしたのは10時過ぎでした。
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