韓国、スペインと、チップの必要のない国への出張が続いたため、アメリカでの初日、ついチップを置き忘れてしまいました。
朝食はレストランでビュッフェ形式。あらかじめクーポンをもらっていて、それを渡すだけ、現金は払わなかったので、チップを置き忘れたのです。
さらに、その日、部屋を出るとき、やはりベッドメイキングのチップを忘れた。それでかどうかわかりませんが、夕方部屋に戻ったとき、バスルームに髪の毛が落ちたままになっていて、掃除が手抜きでした。二日目以降、枕元にちゃんと1ドル置いたからでしょうか、そういうことはありませんでした。
レストランのほうでは、二日目の朝、席に着いたときに確かにクーポンをウエイターに渡したのに、私が食べ終わるころになって、
「クーポンもらったっけ?」
などと聞いてきた。暗に、(今日は忘れるなよ)と言われているようでした。
で、チップを払うだけのサービスを受けているかというと、席に案内してくれる、飲みものの希望を聞いて、オレンジジュースとかコーヒーを運んできてくれる。ただそれだけです。
スペインのホテルでの朝食ビュッフェは確かにすべてセルフサービスでしたが、それで充分ですね。
ビュッフェには、卵コーナーがあって、頼めば卵焼きやスクランブルエッグを作ってくれます。初日、私は「サニーサイドアップ」(片面焼き)で卵焼きを頼みました。
「ハウメニー?」
「ワン、プリーズ」
「ワン!?」
「…」
最近、人間ドックでコレステロール値がよくないので、卵は控えろと言われています。それで、「一つ」と頼んだのですが、「一つなんてありえない」というような顔をされました。
それで、二日目以降は、「トゥー」と言ったのですが、その同じおばさんは、「そうだろう、そうだろう、卵は二つ食べなくちゃ」というような顔をしていました。
子どものころ、私の家では、卵を焼いたものを「目玉焼き」と称していました。当然、卵は一つです。
ところがあるクイズ番組で、「目玉焼きに使う卵はいくつ?」という問題が出て、答えは二つ。一つの場合は「片目焼き」というんだそうです。そのとき、なんだか恥ずかしいような気がしたのを覚えています。
チップをもらう職業は、正規の給料が低いらしいので、私のようなうっかり者がいると、困るんでしょうね。アメリカのレストランで、話しかけてくるウエイター、ウエイトレスが多いのは、チップをもらいたいためのサービスなんでしょうか。
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