犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

人間も犬もワクチン

2022-04-24 23:31:06 | 犬のいる生活
 今日、コロナの三回目のワクチン接種をしてきました。

 接種券が届いてから、受けようかどうしようか迷っている間に、ファイザーはずいぶん先まで予約が埋まってしまったので、1回目、2回目と異なるモデルナを打ちました。

 4人の娘のうち2人は自分の考えで打たない選択をし、1人は2回目の副反応がけっこう重かったので3回目は考え中。

 もう1人は2回の接種を受けた後にコロナに感染。さらに最近、2回目の感染で自宅隔離中です。

 ワクチンは感染を防ぐものではなく、感染したときに重症化を防ぐためだと言われていますけど、2回接種したのに2回もかかるなんて。

 娘の1回目の感染は高熱が1日、2回目の感染は無症状(息子が保育園で感染したのでいっしょに検査を受けたら陽性だった)ということですから、重症化防止効果はあったのかもしれません。

 私自身は、1回目の接種も2回目もたいした副反応はありませんでした。

 まあ、これが有料だったら受けなかったかもしれませんが、無料なので受けました。

 妻と一緒に自宅から徒歩10分の接種会場で済ませた後、今度は犬のワクチン接種に行きました。

 もちろんコロナではなく、狂犬病とフィラリアとそのほかのワクチンだそうです。犬の世話は基本的に妻任せなので、くわしいことはわからず、動物病院まで車で行きました。

 すると駐車場は一杯。そして待合室に入りきれない犬たちが病院の外で待っています。

 ハイジ(犬の名前)は病院が嫌いで、1時間半の間、ブルブル震えていました。

 ハイジは16歳の老犬です。

 目は見えないようで、最近は足腰も弱り、おぼつかない足取りになってきました。排便でしゃがもうとしてバランスをくずして後ろにひっくり返る姿は、見ていても痛々しい。

 食べて、出して、寝て、の繰り返しで一日が終わります。

 心臓に不整脈が出ているとのことで、心臓の薬を処方されています。あと1年生きられるかどうかわかりません。

「どうだった?」

「16歳なのに歩けるのはすごいって。目は、光を感じるぐらいらしい。目が見えないと不安で飼い主に噛みつく子も多いのに、ハイジは性格がいいんだろうってほめられた」

「ふーん。で、いくら?」


「3万8750円」

(!!!)


 狂犬病は3550円、フィラリア・ノミ・ダニ予防が2万4000円!

 老い先短いのに、こんなにお金をかけるべきなんだろうか?

 狂犬病は日本では50年以上、発生していないのに…。

「開業医は、春のこれで成り立っているからね~」

とは、獣医学科を卒業した(けど獣医にならなかった)長女の弁。

 病院でたくさん待っていたワンちゃんたちも、ワクチン接種にきていたのでしょう。

 病院から帰った後の、遅めの昼食は節約してインスタントラーメンで済ませました。

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