バンコクの初日は夕方着。
といっても現地時間の4時は日本時間で6時ですから、少し早めに、ホテル近くの屋外型レストランで夕食を取りました。
いつもなら、そのあとタイ式マッサージに行くのですが、腰の治療で通った医者に聞いたら「自殺行為だ」と言われたので、今回はやめて、そのまま就寝。
二日目の夜は、現地駐在員を交えて会食。
駐在員は少し遅れるというので、東京からのわれわれ2人と大阪からの出張者2人、現地社員1人で、予約したレストランに先に行きました。
タイはいま雨季。
この日も、オフィスを出る直前に、激しい雷とともにバケツをひっくり返したような大雨が降りました。そのため、道は冠水、道路は大渋滞。歩いて5分ぐらいの距離なのに30分ぐらいかかりました。
ところが、着いてみるとその一画は真っ暗です。
「停電だ!」
暗くなった店内には、テーブルごとに蝋燭の光がまたたいています。後から来るはずの駐在員に連絡すると、まもなく着くとのこと。それを待って、停電していないブロックまで徒歩で移動します。
「たしか、あの角に中華料理屋がありましたよ」
以前の出張時、一人で入ったことのある店を思い出したのです。
入ってみると、その店の公用語は中国語でした。お店の人も客もほとんどが中国人。
幸い、同行者の中に中国人(日本に帰化済)がいたので、中国語で注文しました。
「タイ人は私だけみたい」
と現地職員。でも、さすがに店員にはタイ語が通じるようです。
「青島ビールがあるね」
「じゃそれにしましょう。タイのビールは薄いから」
中国の東北地方(満洲)の料理で、味は本格的。麻婆豆腐、水餃子、名前のわからない魚の蒸したやつ(たぶん深海魚)などをつつきながら、どんどんビールを空けました。
会計は6人で3000バーツ(1万円とちょっと)。
そのときに気づいたのですが、青島ビール(大瓶)は一本150バーツでタイのビールに比べるとかなり高い。それを10本空けていたので、食事代の半分はビール代でした。
それでも日本と比べればリーズナブルな夕食です。
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ベトナム戦争などの戦乱でベトナムのフランスレストランはバンコクに逃避したともいわれますし、ヨーロッパからの旅行客も多く、フレンチ、イタリアンレストランの水準は結構高いです。
海外でも人気のタイ料理はもちろん、中国料理も本格的です。潮州からの移民が多いタイでは、広東系の潮州料理が格安で食べられます。
昨今では日本でもタイ料理は気軽に食べられますが、潮州料理店というのは珍しいです。
一度チャイナタウン(ヤワラート)を散策してみてはどうでしょう。
タイで食べる昼食としては高めなのと、タイに来てわざわざベトナム料理でもないか、ということで、あまり行かなくなりましたが、味はまあまあだったと思います。
>潮州料理
今度探してみます。