二日目はイタリアン。
前日の夜に、ホテルのレストランでまずいペンネを大量に食べていたので、パスタは避け、肉料理にしたのが失敗。牛肉の薄切りに小麦粉をつけて、カツレツ風に揚げたものでしたが、キャベツの水切りの悪いトンカツのように衣が水を含んで白濁していました。ただし、前菜のキノコのスープはおいしかった。
三日目は、ハドソン河に面したフランス料理。
このときは、主菜のアンガス牛のステーキが絶品でした。本来なら、夜に来て、赤ワインといっしょに食べたいところでしたが、ランチなのでコーラで我慢。
四日目は、前日に続いてやはりハドソン河畔のシーフードレストラン。
天気もよく、ハドソン河越しにみえるマンハッタンの摩天楼群は絶景でした。そこへ運ばれてきたのが、さの店自慢のシーフードの前菜。三段重ねのツリーに盛られていたのは、いちばん上がロブスター、二段目がタラバガニ(とおぼしき巨大なカニ)、最下段は生ガキと生の二枚貝(種類不明)。
いちばん年長だったこともあり、勧められるがままにいちばん大きなロブスターの胴体部分、タラバガニの爪、カキをいただきました。
これがウィークデーのお昼とは思えない、優雅なランチです。まあ、これはお客さん用の接待であって、アメリカの職員が毎日こんなリッチな食事をしているはずがありませんが、日本のしょぼいビジネスランチを思い浮かべると、うらやましいかぎりです。
主菜は、ちょっと奇をてらってタルタルステーキ(牛肉ミンチの生ステーキ)を頼んだのが少し失敗でした。味はまあまあなのですが、なにしろ巨大。半分まで食べ進む前に、すでに飽きました。
最後の昼食は、事務所からいちばん近いジューイッシュレストラン。
日本にユダヤ料理というのがあるのかどうか。少なくとも私は初めてです。
何が特徴なのかよくわかりませんが、旧約聖書に則った食材に料理法なのだそうです。私はローストビーフ、同僚は七面鳥を頼みましたが、見たところ、ソースは同じものがかかっていました。あまり誠実な仕事をしていないように思いました。
どの店も車で15分以上かかったうえに、のんびりと注文、のんびりと運んできて、のんびりと食べるものだから、行って帰ってくるまで2時間から2時間半ぐらいかかります。
予定していた日程が消化できない日もあり、仕事面での支障はありましたが、食生活は充実していました。
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